子連れで自然を満喫するなら「グランピング」がおすすめ!その魅力と注意点を解説

投稿日:2023年1月20日 | 最終更新日:2023年3月22日

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「子どもと一緒に自然と触れ合いたい!でも、キャンプはハードルが高い…」と思うパパ・ママに人気のグランピング。
キャンプは楽しい経験ですが、小さい子どもがいると荷物が多くなったり、子どもたちが安全に遊べるか不安になります。しかし、近年日本でも人気が高まっているグランピングなら、旅行感覚で気軽にアウトドア体験を楽しめるところが多いこともあり、子連れで自然を満喫するなら「グランピング」がおすすめです。
グランピングがなぜ子連れにおすすめなのか、その魅力と注意点についてさらに解説します。

「グランピング」とは?

日本グランピング協会によると、「グランピング」はグラマラス(魅惑的な)とキャンピングを掛け合わせた造語で、テント設営や食事の準備などの煩わしさから旅行者を解放した「良い所取りの自然体験」に与えられた名称です。
一般的なキャンプでは、自分で道具を揃えて、キャンプ場に到着したらテントや道具の設置、料理。翌日は片付け撤収に2~3時間かかることもあります。
一方、グランピングではテント設営などは不要で、設備が整っているためキャンプよりも快適に過ごせます。

子連れにおすすめできるグランピングの魅力

なぜキャンプよりもグランピングの方が子連れにおすすめなのか解説します。

キャンプ用品を持ち込まなくても良い

子連れキャンプでは体温調整のための着替えやタオル、おむつは必須アイテムです。また、油断するとお菓子やお気に入りのおもちゃまでカバンに詰め込まれて荷物が増えがちです。
さらに、テントや寝袋、クーラーボックスなどを持ち込まなくてはならず、かなりの荷物になってしまいます。
これらのキャンプ用品を持ち込む事なく、子どもたちに必要なものと、子どもたちが持っていきたいものを持っていってあげられるのはグランピングならではの魅力と言えます。

テント設営の手間を省ける

テント設営は、安全に実施するためにも2人がかりで進めるのがおすすめです。
しかし、現実的には「片方が設営して、もう片方が子どもにつきっきり」というのはよくある話。
お互い合流したときには疲労困憊です。

また、楽しいキャンプ場で子どもたちはじっとしていてはくれません。
夫婦で設営に気を取られて、ふと顔をあげると子どもたちは遠くにいた、なんてこともあります。

グランピングでは設営されたドームテントやコテージに泊まるため設営の手間がなく、楽しむ余裕を残しつつ子どもたちに向き合えます。
部屋もジャグジーやサウナ付きの部屋などたくさんの種類があります。
なかにはすべり台やボルダリングが設置された部屋もあり、これは子どもたちも大興奮。ファミリー向けの部屋を選ぶのもおすすめです。

年間を通して楽しめる

大自然を肌で感じるキャンプでは、寒くなると高性能な寝袋、ストーブや湯たんぽ、電気カーペットなどの暖房器具の持参が必須です。
グランピングではそれらの設備が整っているので、夏は涼しく、冬は温かい部屋で快適に過ごすことができ、年間を通して楽しめます。

子連れグランピングで準備しておきたい持ち物

出典:Unsplash

子連れグランピングに持って行くと便利な持ち物を紹介します。 もちろん荷物をなるべく増やしたくない人はすべて持っていく必要はありません。
グランピング施設ならある程度設備も揃っているので、各施設の設備やアメニティなどをチェックした上で厳選すると良いでしょう。

帽子や日焼け止め

アウトドアを楽しむためのグランピングなので、直射日光に当たることもあります。お子様や肌の弱い方は防止や日焼け止めの持参がおすすめです。また、水に濡れることも多いため、ウォータープルーフなら塗り直しの手間も少なく済みます。

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虫よけスプレー

虫対策は必須です。子どもを遊ばせていて、気づいたときには何箇所も蚊に刺されていることもあります。

アウトドア用の虫除けスプレーの中には強力なものから、ハーブを使った体に優しいものまであります。また雰囲気を壊さないようにおしゃれなデザインのものも出ていますので、選ぶ楽しさもありますし、キャンプ・グランピングのみならずピクニックや公園遊びでも重宝します。

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ウェットティッシュ

美味しいものを食べたり好奇心に任せて様々なものに触れるのはアウトドアの醍醐味ですが、避けられないのが口元と手の汚れ。テーブルや服も汚れる可能性が大いにあります。
アウトドア体験中は水場が近くにあるとは限らないため、ウェットティッシュがあると便利です。

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常備薬・救急セット

普段と違う環境や経験をする中で、体調が悪くなったり怪我をしてしまうこともあります。常備薬や救急セットを持っていくと、その場で対処できることも増えて安心です。

持ち運び用なので完璧な準備は難しいですが、コンパクトな容器に必要最低限のものを準備しましょう。

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お菓子やミルク、離乳食など

夕食はBBQという場合も多いので、赤ちゃん用の離乳食・ミルクはもちろん、子供用におにぎりやお菓子など食べられるものを用意しておいてあげると安心です。
グランピング施設によっては子ども用の食事が用意されますが、やはり食べ慣れた離乳食を持参するほうがいいでしょう。

食事が来るまでの時間や、アクティビティに疲れたパパママの休憩時間のためにお菓子を持っていくことも重要です。お菓子に夢中になっている間にちょっと休憩しましょう。
施設によっては持ち込みがNGというところもありますので、事前に相談・確認をしておくと安心です。

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子ども用食器

グランピング施設で用意される食器は平皿や重たい皿もあり、子どもが使うのには向いていない場合があります。皿を割らないかヒヤヒヤすることがないように、少し深さがあって小さめの子供用食器と子供用フォークやお箸を用意しておくといいですね。

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タオル

グランピング施設では、宿泊用にバスタオルやフェイスタオルが用意されているところもあります。
しかし、川や海で遊んで濡れてしまったり、何かをこぼしてしまったりと、子連れアウトドアでのタオルの出番は多いです。備え付けのタオルでは足りない場合もあるため、必要な枚数を持参しましょう。

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着替え・おむつ

アウトドア体験を楽しく満喫すればするほど、着替える頻度は増えます。着替えは余裕を持った枚数を準備しましょう。
また、おむつがない場合もあります。これも多めに持っていくことをおすすめします。

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パジャマ

宿泊施設全般に言えることですが、赤ちゃんや子ども用のパジャマまで用意されているところは少ないです。自然の多い場所にあるグランピング施設は夏でも朝晩冷え込む場所もあります。また虫対策にもなるので、長袖のパジャマを用意していくといいです。

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替えの靴

川遊びやトレッキング体験などで靴が汚れることがあります。予備の靴や水遊び用のサンダルなど、準備しておきましょう。特に靴底がしっかりしていて、かかとのある靴がおすすめです。

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雨具

山の天気は変わりやすく、急な雨にみまわれることもあります。カッパやポンチョがあれば、風邪を引く心配も減りますし、雨も楽しめます。

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防寒着

自然に囲まれたグランピング施設では気温の変化も大きいので、ちょっとした防寒着があると安心です。
夜には星空を眺めたり焚き火にあたる時間もあるでしょう。そんなとき、ポンチョにもなるブランケットがあれば、子どもと一緒にくるまって肌寒い夜でもゆっくりした時間を過ごせます。子どものお昼寝用の毛布としても活躍してくれます。

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懐中電灯

一般的にグランピングのテントの中にはトイレが設置されていません。夜、急にトイレに行きたくなっても電灯がついてないこともあります。子どもたちを怖がらせないためにも懐中電灯が必須です。

小さくても明るいLEDライトやおしゃれなランタンを持っていくと夜道も安心ですし、明るい間もおしゃれな雰囲気づくりに一役買います。

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トランプなどのゲーム

豪華な部屋でゆっくり過ごすこともグランピングの魅力ですが、子どもたちには退屈かもしれません。そんなときにはトランプやゲームを持っていっておくと退屈な時間も楽しい思い出に変わります。

キャラクターが載ったトランプやパズルなら、ルールが分からない小さいお子さんも楽しめます。

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三脚

おしゃれなテント、様々なアクティビティ、豪華な夕食や眼下に広がる大自然。それらを楽しむ家族の姿はどれも写真に残したいものです。

手持ちで撮影も臨場感があっていいですが、三脚を持って行くことで自分も含めた家族写真が撮れて便利です。また、三脚にスマホをつけて、沈む夕日や絶景をタイムラプス機能で撮影するのもおすすめです。

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東京近郊で子連れにおすすめのグランピング施設

都心から近くて子連れにおすすめのグランピング施設をご紹介します。

THE FARM(千葉県)

出典:THE FARM

天然温泉が併設やサウナが併設。リバーサイドのテント脇には最大深さ30cmの人工の川が流れていて、小さいお子様が遊ぶのに最適です。滑り台やボルダリングが付いたアスレチックテントや、ファミリーや大人数でのご利用におすすめのファミリースイートがあります。

その他にも開放感のあるクリフスイートやヴィラ、1日一組限定のフォレスト(薪ストーブ付き)など、体験したいグランピングの形に合わせて様々なテントを選べます。

アクティビティも野菜収穫体験、カヌーツーリング、レザークラフトやククサづくりなど多く用意されています

※コンビニやスーパーが近くには無いので、食材や用品を購入されたい方は、到着前の事前購入がおすすめです。

詳細
営業時間チェックイン
14:00~18:00 ※

チェックアウト
8:00~10:00


プランによって
チェックイン時間が
異なります。
14:00~15:00
電話番号0478-79-0666
アクセス大栄ICから
車で約17分

佐原香取ICから
車で約20分

栗源バス停から
無料シャトルバスも運行
駐車場あり
無料
公式HPTHE FARM
住所千葉県香取市西田部1309-29

那須ハミルの森(栃木県)

出典:那須ハミルの森

非日常感を味わえる360度透明の煌びやかなドーム型テント。もちろんカーテンでプライベートも確保できます。解放的な窓から那須の自然を間近に感じることができる居住性抜群のテントです。施設内にはペット用の設備が完備サれており、お子さんだけでなくワンちゃんも思い切り楽しめます。

詳細
営業時間チェックイン
15:00~

チェックアウト
~10:00
電話番号047-701-8050
アクセス友愛の森道の駅から
徒歩約3分

東北自動車道
「那須IC」から
車で約5分
駐車場あり
公式HP那須ハミルの森
住所栃木県那須郡那須町
大字高久甲5310-1

モビリティリゾートもてぎ 森と星空のキャンプヴィレッジ(栃木県)

出典:森と星空のキャンプヴィレッジ

全サイト駐車スペース付きで滞在中は家族だけのプライベート空間を確保できます。またテントに併設された屋根付きダイニングスペースでは、都会の喧騒を離れた森の中で四季折々の自然を感じながらBBQができます。

巨大などんぐりの木のてっぺんを目指す「DOKIDOKI」というアスレチックや、生態系の謎を解きながら進む立体迷路「ITADAKI」など、遊びながら体を動かし学べる施設もあります。

またHondaが母体のアウトドア施設のため、ゴーカートやクルマのワークショップなど車に関するアクティビティが豊富です。車好きで活発なお子さんにとっては最高の体験になり、遊び疲れて早く寝てくれるはず。

詳細
営業時間チェックイン
15:00~

チェックアウト
~10:00
電話番号0285-64-0001
アクセス常磐自動車道
水戸北ICより
車で35分
駐車場あり

1台/1サイト
無料
公式HP森と星空のキャンプ
住所栃木県芳賀郡茂木町桧山120-1

はぎビレッジ(茨城県)

出典:はぎビレッジ

カヌー・サップ・サップヨガなど湖畔のグランピングサイトらしい水上アクティビティを体験できます。

お酒や食材の持ち込みは自由とのことで、好き嫌いが多い年頃のお子様には、いつもの食事も準備しておけます。

またグランピングサイトに隣接して5m×8mのドッグラン隣接したドッグサイトもあります。お子さん、ワンちゃんとともに楽しめるグランピング施設となています。

※はぎビレッジ近辺には買い物施設がありません。高萩インター付近で事前に買い物を済ませてください。

詳細
営業時間チェックイン
15:00~17:00

チェックアウト
~11:00
電話番号080-9175-0217
アクセス常磐自動車道
高萩ICより
車で約20分
駐車場あり
公式HPはぎビレッジ
住所茨城県高萩市横川1533

子連れで自然を満喫するならグランピングを利用しよう!

出典:PIXTA

子連れで自然を満喫できるグランピングについてご紹介しました。
子どもとの外出もアウトドアもハプニングはつきものです。

なるべく手荷物少なく、安全・安心な環境で最高の思い出づくりができることがグランピングの魅力です。

森林に包まれて散策するときや星空の下、焚き火を前にすると、普段は言えないことも言えて家族の仲も深まるはず。

子連れでのアウトドア体験は、まずグランピングから始めてみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人 kudocamp

キャンプ・自転車・アウトドア好きパパキャンパー。2人の娘に振り回されながら、キャンプ・グランピングの魅力をわかりやすくお伝えします。

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