キャンプ快適宣言!ポータブル電源活用でできる「5つのこと」

ここ2~3年で急激に人気が出てきたポータブル電源。
ポータブル電源には様々な活用法があり、キャンプだけでなく防災の備えとして用意する方もいると思います。

今回は、「ニーズはあるけれど意外と使い方が分からない」と言われがちな、キャンプでのポータブル電源活用法についてTAKIBI編集部が徹底的に詳しく解説していきます。

目次

ポータブル電源ってどんな電化製品が使えるの?

ポータブル電源とガジェット類

キャンプでポータブル電源を活用しようと考えているあなた。

「ポータブル電源って実際にどんな電化製品が動かせるの?」と気になりませんか?
厳密に言うと…ほとんどの電化製品が使用できます。

「厳密」という言葉を付けたのには、大きな理由があります。それは「出力W数」によって使用できる電化製品が変わるからです。

今回使用した『EB55』のように出力が700W(定格出力)のものもあれば、2,000Wという高出力のポータブル電源あります。

出力2,000Wというと、家庭用の食器洗浄機(おおよそ1,200W~1,300W)や衣類乾燥機(1,200W~1,400W)といった大型家電も動かせるほどパワフルです。

ただ、キャンプに行く際に大型家電を持って行くことはないですよね?さらにバッテリー容量のことも考えると…あまり現実的ではありません。

では、キャンプなどの屋外でポータブル電源を使用する場合、どんな電化製品が扱いやすいのでしょうか?

ポータブル電源と相性の良い電化製品

ポータブル電源と相性が良い電化製品を選ぶ上で大事なのは、「バッテリー容量と消費電力のバランスが取れているもの」です。

高出力の電化製品は、ポータブル電源のバッテリーをどんどん消費してしまいます。
例えば、今回の『EB55』で650Wのたこ焼き器を使用したとしましょう。

【650Wのたこ焼き器をポータブル電源で使用した場合】
『EB55』のバッテリー容量(537Wh)÷たこ焼き器の消費電力(650W)×60(時間)=使用時間はおよそ49分以下

今回使用しているポータブル電源『EB55』でタコパを始めると、一時間も持ちません。

このように、消費電力が高い電化製品を使ってしまうと、早々にバッテリー切れを起こしてしまうため、「バッテリー容量と消費電力のバランス」はとても大事なのです。

では、どのような電化製品がポータブル電源と相性が良いのか?
代表的なものを下記にまとめました。

電化製品名消費電力
扇風機(サーキュレーター)10W~40W
電気毛布14W~55W
充電式カイロ5W~10W
PC・スマートフォン
カメラ・LEDランタン(充電式)
5W~50W
ミニ炊飯器(1~2合用)200W~300W
プロジェクター35W~70W
ポータブルテレビ2W~20W
ポータブルゲーム機15W~30W
ポータブル冷蔵冷凍庫40W~60W
※消費電力は平均的な数値を記載しています。

ソロ・デュオキャンプでバッテリー容量300Wh~600Whぐらいのポータブル電源をもっていくのであれば、上記のような消費電力が少ない電化製品がおすすめです。

夏は扇風機・サーキュレーター、冬は電気毛布があれば快適に過ごしやすくなるため、そのためにポータブル電源を用意するだけでも充分意義があります。

キャンプが快適になる「5つ」のポータブル電源活用法とは?

ポータブル電源を持つ男性

キャンプにポータブル電源を持って行く人が増えてきていますが、「実際どうやって使っているのか?」について意外とイメージできていない方も多いのではないでしょうか?

そこで!
今回はTAKIBI編集部のしゅん坊、よねじぃでソログルキャンを実施!

「ポータブル電源って実際のキャンプだと、どんなシーンでどう活用できるのか?」をご紹介していきたいと思います。

活用法①:ガジェット類のバッテリー充電ができる

PCなどのガジェット類を充電するポータブル電源

「火傷の心配もなく、安全に使える」と人気のLEDランタン。
唯一気になるのがバッテリー残量ですよね。

「キャンプ中にバッテリーがなくなってしまった」
「電池容量が少ない」

なんてことになると、キャンプの夜を真っ暗で過ごすことになります…。

そんな時、ポータブル電源があれば充電できるので安心ですよ!

ちなみに僕はテント設営が終わったら、日が明るいうちにLEDランタンやライトをフル充電するようにしています

こうしておけば、夜も心配ありません。

活用法②:暑さ・寒さ対策でも活躍!

キャンプシーンでのポータブル電源

自然環境の中で楽しむキャンプ。季節によっては過ごしにくい時もありますよね。

夏は熱中症に気を付けないといけないですし、冬はしっかり防寒対策をしないとキャンプを快適に過ごすことなんてできません。

そんな時、ポータブル電源があれば以下のような対策ができます。

ポータブル電源を使った夏の暑さ対策

サーキュレーターとポータブル電源

夏のキャンプで「ポータブル電源があると助かるシーン」といえば…そう!サーキュレーターや扇風機が使えること

日中はもちろん、寝苦しい熱帯夜でも快適に過ごしやすくなります。

コンパクトサイズのサーキュレーターや扇風機であれば消費電力は多くても30Wほど。

今回使用したポータブル電源の容量は537Whなので、単純計算で17.9時間も使用できちゃうんです。
一泊であれば充分涼むことができますよ。

冬の寒さ対策でもポータブル電源が活躍!

足元を暖める男性2人
冬でも陽気がポカポカしている時は、テント前に電気毛布を広げて暖をとるのもアリ。

テント内で過ごすことが多くなる冬キャンプ。
地面から冷気が伝わってくるため、足元から冷えてしまうことがあります。

そんな時は電気毛布を敷けば快適に過ごすことができますよ

また、天板が取り外せるアウトドアテーブルであれば…

アウトドアテーブルのフレーム

電気カーペットの上にテーブルのフレーム部分を乗せて…

テーブルにブランケットをかける男性

大判のブランケットをかければ…

電気毛布とアウトドアテーブルを使った簡易コタツ

コタツっぽくも使えます!

天板が動きやすいので、食事するには注意が必要ですが暖かく過ごせます。

寝袋に電気毛布を入れたシーン

また、シュラフに電気毛布を入れておけば、寒さで目が覚めることなく快適に眠れます。

コットの上のシュラフ

当然、コットを使っている方にもおすすめです。

このように、ポータブル電源を季節ごとに合わせて活用すれば、オールシーズン快適に過ごすことができます

活用法③:キャンプ料理で活躍!

ライスクッカーとポータブル電源

キャンプと言えば「キャンプ料理」ですよね。

どんな料理を作ろうか?と、楽しみながら考える方も多いと思います。

焚き火台でカレーを調理
ソロの焚き火台だと、一つの料理しか作れないことが多い。

ただ、そんな楽しい「料理」のシーンで意外と起きやすいのが「火口の数」問題です

特にソロやデュオキャンプだと、「焚き火台がコンパクトだから、クッカーやダッチオーブンが一つしか置けない」なんてことは良くあります。

一品ずつしか料理が作れないと、食べるまでに時間がかかってしまいますよね。

ライスクッカーを使って米を炊く

そんな時、ポータブル電源があれば万事解決。

ライスクッカーをポータブル電源に繋いで米を炊く

「炊飯器をセットして、あとは焚き火台でメイン料理を作る」ということが可能なので、ソロキャンでも効率よく料理を作ることができます。

米が炊きあがったシーン

炊飯器を使えばお米を焦がす心配もなく、美味しいごはんが食べられます。

「ポータブル電源があればこそ」ですね!

活用法④:趣味を楽しむ

カメラを構える男性

ポータブル電源があると、キャンプを快適にするだけでなく、「趣味」にも活用できます

自然の風景を撮影するのが好きな方は、カメラやスマホのバッテリー充電にもピッタリ。

カメラが趣味のしゅん坊は、自分の愛車をはじめ、空や樹々の間から差し込む木漏れ日を黙々と撮影していました。

活用法⑤:ワーケーション

PCを操作する男性

ポータブル電源があればPCの長時間稼働が可能となるため、WiFiのポケットルーターやスマートフォンのテザリング機能などで通信環境を確保すれば、屋外で仕事することもできます。

「PCの仕事がメイン」という方は、ポータブル電源があればワーケーションが実現できますよ。

しゅん坊のように、キャンプをしながら屋外で仕事を楽しんでみませんか?

ちなみに今回使用したポータブル電源の容量だと、およそノートパソコン6回分のフル充電が可能です。

※13インチのノートPC(50Wh)という設定で計算しています。

ポータブル電源選びで一番肝心なのは?

ポータブル電源斜め

ポータブル電源を活用したキャンプの楽しみ方を紹介しましたが、実際に購入を検討するとなると、こんな疑問が出てくるのではないでしょうか?

「ポータブル電源のどこを見て選べばいいの?」

確かに「Wh」とか「A」とか「W」とか単位が色々と出てきて分かりにくいですよね。

でもご安心ください。
ポータブル電源で一番肝心なのは2つのポイントだけです!

①バッテリー容量と出力W数

ポータブル電源正面

ポータブル電源を選ぶうえで一番大事なポイントひとつめは、「バッテリー容量と出力ワット数」です。
一つずつ解説していきましょう。

バッテリー容量とは?

読んで字のごとく、バッテリーの容量です。

ポータブル電源のバッテリー容量は「Wh」「mAh」という単位で表記されることが多いです。

今回使用したBLUETTIの『EB55』のバッテリー容量は「537Wh」となっていますが、どれぐらい持つのでしょうか?

実は、使用したい電化製品の「電力」が分かれば、ポータブル電源での使用時間が把握できてしまう計算式があるんです。

計算式
使用したい電化製品のW(ワット)数×h(時間)=Wh(消費電力量)
ポータブル電源のバッテリー容量(Wh)÷Wh(消費電力量)=ポータブル電源で使用できるおおよその時間

例えば…

Q.537Whのポータブル電源で30Wの電気毛布を使用できる最大時間は?

電気毛布の一時間あたりの消費電力量は?

30W×1h=30Wh

537Whのポータブル電源に30Whの電気毛布を接続すると…

537Wh÷30Wh=およそ17.9時間
※あくまで目安時間になります。

②重さも重要!持ち運びできるか?

男性がポータブル電源を持つシーン真横

ポータブル電源を選ぶポイントで、意外と見落としがちなのが「重さ」

ポータブル電源を持って行く場合、車でキャンプに行く方がほとんどでしょう。

キャンプ場に到着し、いざサイトへキャンプ道具を搬入する際に、ポータブル電源が重すぎると腰を痛めたり、落としてしまう可能性も考えられます。

そうならないためにも、ポータブル電源の重さは確認しておく必要があります。

バッテリー容量が増えればその分重くなる傾向にあるため、実際にポータブル電源を持ってみるのが一番良いのですが…

「通販で購入しようとしている」
「近くにポータブル電源を扱うお店があまりない」

などの理由で、実物を見て触って体感することができない方も多くいるかと思います。

そんな時は、家にある身近なもので自分が扱いやすい重さを試してみましょう

2Lのペットボトルや5キロの米袋などを手提げバッグに入れて持ってみれば、おおよその重さの感覚をつかむことができます。

車からポータブル電源をおろす
荷台から降ろす際は、腰を痛めないようにゆっくりおろしましょう。

ちなみに、今回使用したBLUETTIの『EB55』は重量が7.5kg。

バッテリー容量とのバランスでいうと少し重めですが、男性でも女性でも問題なく持てると思います。

次のページ:「ポータブル電源のここがイイ!」

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この記事を書いた人 よねじぃ

「歩く」「サイクリング」をこよなく愛するシティボーイ。 山に登れば自然とにやける姿は不審者の極み。 キャンプでは料理担当。

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