熱中症対策で夏のキャンプを快適に!注意したい症状から対策アイテムまでをご紹介!

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投稿日:2019年7月17日 | 最終更新日:2021年8月17日

熱中症が起こりやすい気象条件


画像提供:PIXTA

熱中症が起こりやすいのは、太陽が照りつける暑い日だけではなく、湿度が高い状態でも起こりやすいといわれています。そのため湿気には注意しましょう。さらに熱中症を引き起こしやすい条件としては、前日より急に気温が上昇したときが挙げられます。特に梅雨明け時期は、急に気温が上昇することが多いです。身体がまだ暑さに慣れていないため、うまく発汗することができません。すると体温調節を上手に行えないので、熱中症を引き起こしやすくなるのです。また、アスファルトなど人工的な舗装がされている場所では、照り返しの熱が生じるので気温の上昇が激しいです。そのような場所でも熱中症は引き起こしやすいので要注意です。

熱中症をおこしやすい人の特徴

誰もが熱中症に注意しなければなりませんが、その中でも乳幼児や高齢者は特に気をつける必要があります。何故なら乳幼児は汗腺がまだ発達していなく体温調節がうまくできないからです。高齢者に至っては体内の水分の割合が少なく、身体の機能が低下しています。体の機能低下で感覚が鈍り、厚さを感じにくくなったり、喉が渇きにくくなったりしているので要注意です。また若い人であっても、下痢や発熱を起こして体調不良になっていたり、寝不足など疲労がたまっていたりすると熱中症にかかる危険性は高くなります。そして一度熱中症にかかった人は、繰り返して起こりやすい傾向があるといわれています。

キャンプでできる熱中症対策

夏キャンプを快適かつ安全に行うためには、熱中症対策は欠かせません。夏場に行うキャンプはとにかく暑さが大敵です。何も対策を立てないと、熱中症になる危険性が高まります。また熱中症にまでならなくても、暑さだけが印象に残るだけのキャンプになってしまいます。夏キャンプで大切なことは、とにかく暑さをしのぐ工夫をすることです。そうすることで快適な夏キャンプとなるでしょう。そしてそれは熱中症対策にもなるのです。

涼しいキャンプ場を選ぼう

夏でも涼しいキャンプ場といえば、標高の高い場所にある高原キャンプ場でしょう。一般的に標高が高くなるほど、気温は下がる傾向にあり、100m登ると約0.6℃下がります。平地に比べて500m高い場所ならば約3℃、1,000m高ければ約6℃下がることになります。例えば富士山付近にある標高約1,200mの高原キャンプ場ならば、夏の昼間でも気温が25℃くらいといわれています。このように熱中症対策には、標高の高い涼しい高原キャンプ場を選ぶことも選択肢の1つです。ただし高原キャンプ場は朝晩と日中の気温差が大きく、夏場であっても朝晩は冷え込むことも。そのため、高原キャンプ場に行くならば防寒対策をしておくことをおすすめします。

とにかく日陰を確保すること


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直接強い日差しが当たる夏場のキャンプ場。長時間日差しにあたり過ぎると、体内の温度が上昇して熱中症になる危険性が高まります。そのため夏場のキャンプでは、とにかく日陰を確保することが基本となります。近くに大きな木陰があればそれを利用すると良いですが、なければタープテントを活用しましょう。タープテントには大きく2種類あり、自立型で側面がメッシュになっているスクリーンタープと、ヘキサタープやスクエアタープなどの1枚布タイプがあります。スクリーンタープは虫の侵入を防ぐ効果があり、1枚布タイプは風通しがよいという特徴があります。自分のキャンプスタイルに合わせて、好みのタープテントを選びましょう。


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睡眠をしっかり取る工夫をしよう


画像提供:PIXTA

熱中症の原因の1つに、寝不足などの体調不良が挙げられます。夏キャンプの場合、夜も暑くてなかなか寝付けないという話は良く聞かれます。夏キャンプによる熱中症対策には、睡眠をしっかり取る工夫が必要です。睡眠時に背中が蒸れるとなかなか寝付けないことがありますが、これは背中と地面が接するためです。そこでテント内ではコットやエアーベッドを利用して、背中と地面の間に空間をつくると良いでしょう。また小さなクーラーボックスに氷を入れて蓋をすれば、ちょっとしたクーラー代わりにもなります。


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