バンガローとコテージの違いとは?両方設置されているキャンプ場もご紹介!

手軽にアウトドアを楽しむことができる、コテージやバンガローなどの宿泊施設を利用したキャンプ。テント設営などの手間もなく初心者でも安心して楽しめることから、最近注目が高まっています。

キャンプ場に宿泊施設として設置されているバンガローやコテージは、一見似たような施設が並んでいて、どのような違いがあるのか分からないことも多いですよね。

今回はコテージとバンガローを比較しながら、その違いを詳しく紹介していきます。

バンガローとコテージの違い

出典:photoAC

本記事は一部にプロモーションを含みます

バンガローとコテージとでは何が異なるか、具体的にその特徴と違いをみていきましょう。
どちらを利用するのか、選ぶ際の参考にしてみてください。

バンガローの特徴

出典:photoAC

バンガローとは、山小屋のような簡易的な設備の宿泊施設のことです。
部屋にはキッチンや家具、家電などの設備はなく、寝泊まりするだけのシンプルな部屋になっています。

寝具についても寝袋を持参する必要があったり、別途レンタルが必要となる場合も多く、事前に確認しておくことが重要。
トイレやお風呂など水回りの備え付けはないため、一般的にはキャンプ場に常設してある施設を、他のキャンパーと共同で使用する必要があります。

テントは張る必要がないものの、キャンプに近い状態でアウトドアを体験できる施設なので、設備が少ない分、手ごろな料金で利用することができるのも魅力の一つです。

コテージの特徴

出典:photoAC

コテージとは、一戸建ての家全体を貸切って利用できる宿泊施設のことです。
キッチン、リビング、寝室、浴室、トイレなど複数の部屋があり、貸別荘のようなイメージで利用することができます。

食器や調理器具、冷蔵庫やテレビ、ベッドや布団など、そのまま生活できる設備が一通り揃っていて、食材さえ持ち込めば自炊することも可能。
設備が整っているため、暑さや寒さなどの対策をしなくても快適な室温を保ちながら、季節を問わず家族や仲間と気軽にアウトドアを楽しめる施設になっています。

ただし、バンガローに比べると費用は少し高めな場合が多いです。

主な違いは設備が充実しているかどうか

出典:photoAC

バンガローとコテージ、外観からははあまり違いがないように思えますが、大きな違いはキッチン・トイレ・浴室などの水回り設備が揃っているかどうかです。

バンガローを利用する際、トイレやお風呂などの水回りは共用の施設を利用して宿泊することになるため、抵抗感のある人はコテージを利用するのがおすすめ。小さな子供が一緒の場合など、より快適さを求める場合にも、しっかりとした設備が整っているコテージの利用がいいかもしれません。

バンガロー・コテージ以外にも似ている施設がある!

宿泊できる施設にはバンガローやコテージ以外にも、「ケビン」「ロッジ」「ヴィラ」「ペンション」など、似たような施設がいくつかあります。
ほかの施設についても、その特徴を紹介していきます。

ケビン(キャビン)

出典:photoAC

ケビンとは、小屋や簡易的な造りの小さな家を意味します。
独立した一軒家のような造りですが、一般的に6畳とよく似ていますが、ケビンにはAC電源がついている場合が多い傾向にあります。

キャンプ場によっては、バンガローと同等の意味でつかわれることもあるため、設備やサービス内容については事前に確認をして利用する準備をしましょう。

ロッジ

出典:photoAC

ロッジとは、丸太で作られた山小屋のような建物で、電気・ガス・水道など必要最小限の設備が整っている施設です。コテージのように1棟を貸切るのではなく、1部屋を借りて利用するタイプで、コテージとバンガローの中間的な施設として使われる場合が多いです。

部屋にキッチンや電源コンセントはついていますが、家電製品などは置いていないため、調理器具を利用したい場合には道具を持ち込む必要があります。
キャンプ場によって設備が異なる場合もあるため、利用する前には事前に確認しておくことをおすすめします。

ヴィラ

出典:photoAC

ヴィラとは別荘や大邸宅などの意味があり、貸別荘のように一棟全体を貸切って過ごせる施設です。コテージは森の中などにある場合が多いですが、ヴィラは主にリゾート地などに建てられています。

キッチン、寝室、トイレなどの他に、プライベートプールやジャグジーバスなどの豪華な設備が備え付けられている場合もあり、コテージよりも豪華で贅沢な設備が揃っている傾向があります。施設によっては子供連れでの利用ができない場所などもあるため、利用する際にはサービス内容も事前に確認しておきましょう。

特別な日など、豪華なプライベート空間で非日常の時間を楽しみたい時におすすめの施設です。

ペンション

出典:photoAC

ペンションとは日本語で民宿という意味で、家族経営による小規模な宿泊施設のことを指します。
外観や内装が西洋風の民宿をペンションと呼び、主にスキー場やリゾート地に建てられていることが多く、観光やレジャー目的の拠点として利用できます。

食事は1泊2食付きプランを提供していることが多く、トイレ、お風呂などは他の宿泊者と共同になりますが、リーズナブルでアットホームな雰囲気のもてなしをしてくれます。家庭的な親しみやすい接客・サービスが魅力的な施設です。

バンガローとコテージの両方があるキャンプ場8選

ここからは、目的や希望に合わせてバンガローとコテージ、いずれかを選んで利用できる施設を紹介します。

奥会津ただみの森・キャンプ場(福島県)

出典:奥会津ただみの森・キャンプ場

奥会津の只見川沿いに位置する、開放感あふれたキャンプ場です。
場内は程良く整備された広大な敷地が広がり、自然を感じながら過ごすことができます。

レンガ造りの本格的な窯で焼く手作りピザや、竹を回して作るバームクーヘン作り、小枝や木の葉を使って自由に制作する木工クラフト体験など、様々な充実した体験メニューが楽しめる施設です。

詳細
営業時間チェックイン
15:00~

チェックアウト
~10:00
電話番号0241-82-2432
アクセス【車】
関越自動車道
小出ICより約90分
      
東北自動車道
西那須野塩原ICより約150分

東北自動車道
郡山ICより約90分
駐車場あり
公式HP奥会津ただみの森・キャンプ場
住所福島県南会津郡
只見町大字只見字向山2832

福島県のアウトドア施設を探す

塩原グリーンビレッジ(栃木県)

出典:塩原グリーンビレッジ

塩原渓谷沿いにある、アウトドアリゾート施設です。
敷地内には日帰り温泉施設が常設されていて、宿泊者は天然温泉に入り放題。自然を感じながらも、快適にゆっくりとアウトドアを楽しめる、初心者にもやさしいキャンプ場です。

コテージもハウスタイプやロフト付きなど、タイプの異なる2種類のコテージやバンガローがあり、人数や希望に合わせてお部屋を選ぶことができます。

詳細
営業時間チェックイン
15:00~

チェックアウト
~10:00
電話番号0287-32-2751
アクセス【車】
東北自動車道
西那須野塩原ICより約20分
      
東北自動車道
黒磯板室ICより約25分
駐車場あり
公式HP塩原グリーンビレッジ
住所栃木県那須塩原市塩原1230

栃木県のアウトドア施設を探す

美濃白川アウトドアリゾート クオーレふれあいの里(岐阜県)

出典:美濃白川アウトドアリゾート クオーレふれあいの里

場内に渓流小公園があり、ニジマス釣りやつかみ取りが体験できる施設です。大きな芝生広場には遊具が設置され、夏は水遊びもできるスポットもあり、子供連れでも楽しめます。

バンガローの周囲はフリースペースになっていて、持ち込んだタープを張ってBBQを楽しむこともできます。最大18名まで利用できるバンガローや、2階建てのバンガローなどもあり、大人数でもゆとりを持って利用できる施設です。

詳細
営業時間チェックイン
15:00~

チェックアウト
~10:00
電話番号0574-72-2462
アクセス【車】
東海環状自動車道
美濃加茂ICより約45分

【電車】
JR高山線
白川口駅
 ↓
路線バス白川東白川線
越原消防センター行
 ↓
クオーレの里バス停下車
 ↓
徒歩1分 
駐車場あり
公式HP美濃白川アウトドアリゾート
クオーレふれあいの里
住所岐阜県加茂郡白川町和泉181-1

岐阜県のアウトドア施設を探す

ならここの里キャンプ場(静岡県)

出典:ならここの里キャンプ場

掛川市にある、清流と緑に囲まれた自然を楽しめるキャンプ場です。
場内には源泉100%の天然温泉や、里山の食事を味わえる食堂があり、アウトドア以外にも充実した施設が揃っています。

コテージには冷暖房などの設備以外にも、ワーケーション用にWi-fi環境が整った部屋もあり、シチュエーションに合わせて部屋を選びながら快適に利用できるスポットです。

詳細
営業時間チェックイン
14:00~

チェックアウト
~10:00
電話番号0537-25-2055
アクセス【車】
東名高速道路
掛川ICより約35分

新東名高速道路
森掛川ICより約15分
      
【電車】
JR東海道線
掛川駅
 ↓
路線バスで約35分
駐車場あり
公式HPならここの里キャンプ場
住所静岡県掛川市居尻179

静岡県のアウトドア施設を探す

小田急山中湖フォレストコテージ(山梨県)

出典:小田急山中湖フォレストコテージ

山中湖のほとりにあり、標高1,000mに位置した、夏でも涼しいキャンプ場です。
湖畔にはプライベート桟橋があり、散歩しながら富士山や綺麗な夕日をゆっくりと堪能できます。湖畔の上から眺める景色は開放的で特別です。

炊事場やトイレなどの共用施設も暖房が完備され、アウトドアに慣れていない場合も快適に安心して利用できます。

特徴の違いを楽しめる、様々な種類のコテージがあり、毎回違う部屋を選んで宿泊するのもおすすめです。

詳細
営業時間チェックイン
14:00~

チェックアウト
~10:00
電話番号0555-62-2171
アクセス【車】
東名高速道路
御殿場ICより約30分

東富士五胡道路
山中湖ICより約15分
駐車場あり
公式HP小田急山中湖
フォレストコテージ
住所山梨県南都留郡
山中湖村平野491

山梨県のアウトドア施設を探す

大淀西海岸ムーンビーチキャンプ場(三重県)

出典:大淀西海岸ムーンビーチキャンプ場

伊勢湾沿いにあり、大淀西海岸まで徒歩1分の海まで歩いていけるキャンプ場です。
場内にはミニバスケットや、夏はスライダー付きのプールなどなど遊べる施設のほか、大浴場も併設されていて子供連れでも飽きることなく楽しめるアクティビティがいっぱいです。

周辺には伊勢神宮や鳥羽水族館など多くの観光スポットがあり、観光の拠点として利用するのもおすすめです。

詳細
営業時間チェックイン
14:00~

チェックアウト
~12:00
電話番号0596-55-3946
アクセス【車】
伊勢自動車道
松阪ICより約35分
駐車場あり
公式HP大淀西海岸
ムーンビーチキャンプ場
住所三重県多気郡
明和町大淀2943-11

三重県のアウトドア施設を探す

関西サイクルスポーツセンター(大阪府)

出典:関西サイクルスポーツセンター

自転車をテーマにしたアトラクションが楽しめる、遊園施設内にあるキャンプ場です。
フリーパスがお得に利用できる宿泊特典もあり、レジャーとアウトドアを一緒に楽しめます。

コテージやバンガローはエアコンが完備されているため、小さな子供連れや初心者でも安心して利用できる施設。場内には屋根付きの大きなBBQ会場も常設されてあり、天候に左右されることなくBBQを楽しむこともできます。

詳細
営業時間チェックイン
15:00~

チェックアウト
~9:30
電話番号0721-54-3101
アクセス【車】
阪和道
岸和田和泉ICより約20分
      
阪和道
堺ICより約25分
      
南阪奈道
羽曳野ICより約30分
      
【電車】
南海高野線/近鉄河内長野線
河内長野駅
 ↓
南海バスで約25分
駐車場あり
公式HP関西サイクルスポーツセンター
住所大阪府河内長野市天野町1304

大阪府のアウトドア施設を探す

サン・ビレッジ曽爾(奈良県)

出典:サン・ビレッジ曽爾

「日本で最も美しい村」連盟にも加盟している、自然豊かな曽爾村にあるキャンプ場です。
国の天然記念物でもある兜岳や鎧岳、曽爾高原などの名勝を堪能しながら過ごすことができます。

場内には野外アスレチックやテニスコートなどの遊び場や、コインランドリーや大浴場もあり、充実した設備が整っています。全てのコテージで無料Wi-Fiが利用でき、自然を感じながらも快適な時間を過ごせる魅力的な施設です。

詳細
営業時間チェックイン
13:00~

チェックアウト
~10:00
電話番号0745-94-2619
アクセス【車】
西名阪・名阪国道
針ICより約45分

東名阪
亀山ICより約90分
駐車場あり
公式HPサン・ビレッジ曽爾
住所奈良県宇陀郡
曽爾村大字今井911-1

奈良県のアウトドア施設を探す

バンガローとコテージの違いを知って自分に合った施設に泊まろう!

出典:photoAC

今回は、バンガローとコテージの違いについて説明してきました。

道具を揃える大変さや、天気の心配をせずにキャンプを楽しむことができる、バンガロー泊やコテージ泊。それぞれ選ぶ施設によって必要な持ち物や準備する道具も異なってきます。

目的に合わせて、無理なくアウトドアを楽しむことができる施設を選んで利用してみて下さい。

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この記事を書いた人 morie

外遊び大好き!食べるの大好き!な2児の母です。家族4人でファミリーキャンプをメインに楽しんでます!

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