ミニマム・ソロキャンパーにもおすすめの『ツェルト』とは?おすすめアイテムも紹介!

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ツェルトは緊急で野宿(ビバーク)をする際などに用いられるシェルターで、登山で利用されているアイテムです。

しかし、最近では持ち運びしやすいことからソロキャンプなどで活用する方も増えてきました。

そこで今回はツェルトの特徴を解説しながら、おすすめのアイテムについてもご紹介していきます。

ツェルトを選ぶ際のポイントもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

キャンプや登山で使える『ツェルト』とは

キャンプや登山で使える『ツェルト』とは
出典:PIXTA

ツェルトは主に登山で使用するものですが、最近はキャンプでも使用されています。

まずはツェルトがどのような特徴を持っているのかご紹介しつつ、テントとの違いについても解説していきましょう。

ツェルトの特徴

ツェルトの特徴
出典:PIXTA

ツェルトは緊急で野宿(ビバーク)をしなくてはいけなくなった時に使える簡易的なシェルターです。

例えば、登山の際に途中で体調不良や天候の悪化を受け、下山できなくなってしまう場合もあります。

ツェルトはそんな緊急時でも一晩過ごせるように作られています。

ツェルトは持ち運びに苦労しないよう、軽量で収納すると非常にコンパクトになるのが大きな特徴です。

テントとの違いは?

ツェルトは元々緊急時用の装備であり、軽量でコンパクト、さらに簡単に設営できるという特徴があります。

あくまでも緊急時用であるため、居住性や荒天時における対応力はあまり良いものとは言えません。

一方、テントは野外での宿泊を目的にしたアイテムです。
そのため居住性の高さや荒天時でも安心して過ごせる空間を作りやすくなっています。

ただし、一般的なテントはツェルトに比べてポールを使用する分、重量は重く収納サイズもかさばる製品も多いことから、持ち運びしにくい場合もあります。

ツェルトを選ぶ時のポイント

ツェルトを選ぶ時のポイント
出典:PIXTA

ツェルトと言っても様々な種類があり、構造やサイズなど違いも多く見られます。

そこで、ツェルトを選ぶ際に知っておきたいポイントをご紹介していきます。

構造の特徴を理解して選ぶ

ツェルトの構造は大きく分けて「非自立式」「自立式」「ポンチョ式」の3つに分けられます。

それぞれで特徴が異なるため、まずは構造の特徴を理解して自分に合うツェルトを選んでみましょう。

非自立式

ファイントラック(finetrack) FAG0122 ツエルト1 OG

非自立式は多くのツェルトで見られる構造です。

こちらは本体にポールが付属しているわけではなく、トレッキングポールやフィールドの木を利用して設営できます。

非自立式のメリットは軽量で収納時にコンパクトになる点です。

また、展開しても省スペースになるため狭い場所でも設営することが可能です。

ただし空間の狭さから居住性は低く、テントとは異なる設営方法になるため慣れていないと戸惑ってしまうかもしれません。

自立式

アライテント(ARAI TENT) ライズ2

トレッキングポールやフィールドの木に頼らなくても設営できるように、ポールが付属しているタイプのツェルトです。

付属のポールを使えば組み立ても簡単で、なおかつある程度の強度を確保できるのも特徴となっています。

また、非自立式と比べて居住性も高く快適に過ごせるのもポイントです。

ただし、ポールが荷物に含まれてしまうため重量が重くなる傾向にあります。

持ち運びのしやすさは非自立式に劣ってしまいますが、設営のしやすさと居住性から初心者にもおすすめのタイプです。

ポンチョ式

oxtos(オクトス) タフ ツェルトポンチョ

ポンチョ式はこれまでの構造と異なり、設置する必要がありません。

頭からすっぽりと被るだけで防寒性が高まります。テントというよりレインコートに近い存在です。

製品によっては自立式ツェルトとして使えるものもあります。

併用できるタイプなら様々な状況に合わせて利用することも可能です。

人数に合わせて最適なサイズを選ぶ

人数に合わせて最適なサイズを選ぶ
出典:PIXTA

ツェルトを選ぶ際は利用する人数で選ぶのも1つの方法です。

基本的に1人用が多いツェルトですが、場合によっては2~3人用や4~5人にも対応できる大型モデルなどもあります。

複数人で利用したい場合は大型モデルの購入も検討してみましょう。

耐水圧・透湿度が高いものを選ぶ

耐水圧・透湿度が高いものを選ぶ
出典:PIXTA

ツェルト選びでは耐水圧と透湿度も大切な要素の1つです。

耐水圧は水が染み込むのを抑える力であり、数値が高ければ高いほど耐水効果を発揮します。

ただし、耐水圧が高すぎると通気性が悪くなり結露発生の原因となるため、通気性を確保しつつ強めの雨にも対応できる1,500mm~2,000mm目安に選ぶのがおすすめです。

ツェルトを張る手順

初めてツェルトを設営する場合、戸惑ってしまう方も多いです。

そこで素早く設営できるように、あらかじめ設営する際の手順を把握しておきましょう。

今回はトレッキングポールを活用して非自立式ツェルトを設営する手順をご紹介します。

①まずはツェルトの四隅をペグダウンして固定させ、上部にある細引き(ロープ)をトレッキングポールに巻き付けます。

②次にポールを立てて巻き付けた細引きをペグで固定させましょう。


③細引きの長さを調節しながらたるみをなくし、ツェルト底面の真ん中から細引きを真横に出してペグダウンします。

④サイドリフターがあればそちらも横に引っ張って固定させます。これで設営の完了です。

トレッキングポールがない場合は木に巻き付けて設営することも可能です。

また、ペグがない場合も重たい石で代用できますが、その場合はツェルトをしっかりと固定できるように何個も置く必要があります。

ツェルト泊であると便利なアイテム

テントよりも居住性が劣っているものの、他のアイテムも併せて活用すれば居住性を高めることは可能です。

具体的にどのようなアイテムがあると便利なのかご紹介していきます。

グランドシート

グランドシート
出典:PIXTA

グランドシートは本来テントの下に敷くシートで、石や地面の凹凸によってテントの底が傷つくことを防ぐためのアイテムです。

ツェルトはテントのように底面がないため、雨が降ってしまうとツェルトの中も濡れてしまう可能性が高いです。

グランドシートを敷けば濡れるのを防ぐだけでなく、地面からの冷気・湿気も遮断できるため快適性を向上させるのに役立ちます。

シュラフカバー

oxtos(オクトス) 透湿防水 タフシュラフカバー/レギュラー

一般的なテントはダブルウォール構造なのに対し、ツェルトはシングルウォール構造となっています。

そのため、水の染み込みや結露の発生が問題になりやすいです。
「一晩過ごしたらシュラフが濡れていた」という事態も起こり得ます。

シュラフの内部まで濡れてしまうと保温性が低下してしまい、眠れなくなるだけでなく片付けも面倒になります。

そこでシュラフを濡らさないためにもシュラフカバーを活用しましょう。
結露によるシュラフ内部への水の浸入を防いでくれます。

次のページ:見逃し厳禁!おすすめツェルトを紹介!

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