憧れの「薪ストーブ」で冬キャンプをもっと快適に!使い方・メリット・注意点をご紹介

投稿日:2022年2月7日 | 最終更新日:2022年2月7日

本記事は一部にプロモーションを含みます

こんにちは、hide.8.atuです。

みなさんは、年間を通してどのシーズンにキャンプによく行かれますか?
「春や秋が涼しくて好きだ。」「夏は軽装で装備も少なめだから良い。」など色々な意見があると思いますが、「キャンプのBESTシーズンは冬だ」と言う人は結構いると思います。

何を隠そう、いや隠しませんが、私も冬キャンプが年間を通して一番好きなんです。
人によっては、冬は寒いから、暖房器具が心配、などなど警戒される方もいますが、冬は虫もいないし、星空がキレイだし、うまく安全に暖房器具等を使用することで快適なキャンプを行うことができます。

そこで今回、私が使用しているtent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)の薪ストーブ、【ウッドストーブサイドヴューM】と共に、薪ストーブを使ったキャンプのやり方を紹介させていただきます。

薪ストーブは、誰もが一度は手にしたい憧れのキャンプギアだと思いますが、どうしても踏み出せずにいる方もたくさんいらっしゃるかと思います。
これを読んでぜひチャレンジしてみようと思っていただけたら幸いです。

薪ストーブ使用にあたっての注意

多くのメーカーがテント内での薪ストーブ使用を推奨していません(専用のテントは除く)。使用する場合は安全対策を万全にし、火の取り扱いには充分注意しながら、あくまで自己責任で行ってください。

ウッドストーブサイドヴューM 商品概要

今回私が購入したのは、tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)×WINNERWELLの「ウッドストーブサイドヴューM(ケース付き)」です。

テンマクデザイン ウッドストーブ サイドヴュー【M】ケース付き2点セット

詳細
素材ステンレス304
収納サイズ
長さ 380mm
幅 228mm
高さ 200mm
組立サイズ
長さ 570mm
幅 526mm
高さ 2,400mm
煙突直径約63mm
重量本体 約9.7kg
収納ケース 約1.08kg
商品ページウッドストーブサイドヴューM

ちなみに、この薪ストーブには、S・M・Lと三つのサイズがあるのですが、私は冬に使用する自身のテントの大きさを踏まえて、Mサイズを選んでいます。
テントサイズや使用用途に応じてサイズが選べるのは、大変ありがたいですね。

付属の専用ケースも黒く生地も厚手でしっかりしています。
両サイドには大きめの収納もついているので、耐熱シートや一酸化炭素チェッカー等、その他の付属品を収納するのに便利です。

追加購入品

もっと快適に、そしてもっと安全に使うために追加購入した品を紹介します。

煙突

上:プロテクター
下:煙突

通常のセットでは、私が持っているテントで使用する際に高さが足りないため、煙突を追加しました。

この煙突はウッドストーブ専用のパーツになり、約365mm、290gあります。
私は2つ追加で購入しましたが、これには訳があります。

煙突の役割は煙をテントの外へ出すためですが、それ以外に上昇気流を発生させるためでもあります。
長い煙突のおかげで、薪ストーブ本体から上昇気流が起こり、強力な火力や安定した熱を発生させることができます。
また、本体だけでなく煙突部分も高熱になるため、幕内にある煙突が長ければ長いほど、それだけ幕内を温めることができるのです。

プロテクター

写真上のプロテクターは、高温になる煙突から大切なテントの生地を守るためのものです。
テントの生地がポリエステル等であれば、間違いなく熱で溶けてしまうでしょう。TC素材でも安心できません。
そんなときこのプロテクターがあれば、煙突とテント生地の間に空気の層を作ることで直接のダメージを軽減することができます。
テントによっては、初めから煙突ポートが付いているものもあるため、ご自身のテントにより必要の可否は変わってくると思いますので参考までに。

ステンレスブラシ

こちらは、ステンレスブラシですが、薪ストーブを使用すると煙突内に煤(すす)がたくさんたまります。
これを掃除するために必要なパーツなのですが、掃除せずにそのまま使用していると、煤がたまり煙突火災等の事故の可能性が高くなってしまいます。
少し面倒とは思いますが、毎回の掃除は忘れないようにしてください。
このステンレスの固いブラシが、煙突の中の煤をこそぎだす様子は気持ちがいいものです。

設営方法(使用方法)

まずは全部を取り出してみました。

煙突プロテクター以外は、付属の専用ケースにすべて収まります。
思った以上にかさばらないので、特別に荷物が増えるといった印象はありません。
ただ、重さはありますので、車を横付けできるオートサイトでなければ、運搬は苦労するかもしれませんね。
しかし、テントだけで20kg以上あるものもありますので、そんなに気にする問題でもないでしょう。

ちなみに煙突は、標準装備分はすべて本体内部に収納可能となっております。
おかげで使用後もケース等が汚れることはありません。
よく考えられていますね。
ちょっとした部分ですが、ユーザーへの配慮が感じられるので、とても嬉しく感じます。

ステンレスのブラシや灰を掻き出す棒も一緒に収納可能です。
それでは組立てていきましょう。

煙突の組み立てがとても重要

こちらは煙突の先の部分ですが、転倒防止のためのガイロープを接続できる部品が付いています。
私はパラコードを直接結びません。
なぜなら、この部分もとても高温になるからです。
パラコードの先にカラビナを付けると、熱でパラコードを痛める心配もなく取り外しも簡単で、準備がはかどります。
少しの工夫で「安心と時短」を手に入れることができますよ。

煙突をセットする際は、テントの生地が当たる部分に煙突プロテクターが来るように細かく場所等を調整します。
これがなかなか難しいのですが、ちょうどよい場所に決まると見た目も良くしっくりきて気持ちがいいです。

実はこの煙突プロテクターは、ウッドストーブの全サイズ(S/M/L)に兼用できますので、あると大変便利です。
大切なテントを守るためには必須。

煙突の外側に置き、煙突の先端はできるだけテントよりも高くなるようにしています。
テントの高さが280cm程なので、煙突を2つ追加してテントより少し高くなるようにしました。
これは、煙突から出た火の粉がテントに落ちて焦げてしまわないようにです。
もちろん、風が強いと隣のサイトへ火の粉や灰が飛んでいくことも考えられますので、薪ストーブを使用する際は、トラブルを避けるためにも周囲のサイトに一声かけて、自分だけでなく周りのキャンパーへの気配りを忘れないようにしましょう。

また、煙突は高いほど不安定になりますので、必ずガイロープを張り安定させてください。
万が一にも、煙突が倒れでもしたら大事故になりかねません。

次のページ:安全のために万全を期す!

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ファミリーキャンプ、ソロキャンプ、グループキャンプを中心に焚き火をこよなく愛し、自然に触れ豊かな心を育成中!

資格 JBS認定ブッシュクラフトアドバイザー

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