キャンプに持っていきたいシングルバーナーの選び方&おすすめアイテム

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キャンプでは、コーヒーを飲む時や料理をする時などに気軽に使える道具としてシングルバーナーが使用されています。
シングルバーナーには一体型と分離型の2つの種類があります。一体型と分離型によって特徴が異なるため、特徴を理解した上でバーナー選びをすると、自分に合うアイテムが見つかりやすいです。

今回は、シングルバーナーの選び方とおすすめアイテムをご紹介していきます。キャンプで使用するためのシングルバーナーを探している方、目的に合うシングルバーナーを購入したい方はぜひ参考にしてください。

シングルバーナーの特徴

シングルバーナーの特徴
出典:PIXTA

シングルバーナーには一体型と分離型の2種類があり、種類によってそれぞれの特徴が異なります。使用燃料にも種類があるため、どのように特徴が異なるのかを種類別に詳しく解説していきます。

シングルバーナーの種類

一体型のシングルバーナーはガスのカートリッジ(OD缶やCB缶)に五徳を取り付けて使用します。
備品の数が分離型よりも少ないので、軽くて持ち運びしやすいのが特徴です。燃料消費が少なく済むため、ソロキャンプや少人数キャンプでの使用におすすめです。

一方、分離型のシングルバーナーは五徳とガスのカートリッジが分離しており、ホースでつなげて使用します。
一体型よりも五徳が大きいものが多いため、安定性が高いのが特徴です。大きいフライパンや鍋で調理がしやすく、人数が多い時に使用するのもおすすめです。

使用燃料による違い

使用燃料による違い
出典:PIXTA

使用する燃料の種類は、ガス式とガソリン(灯油)式に分けられています。ガス式は、カセットコンロで使用されている「CB缶」とアウトドアで使用されている「OD缶」の2つがあり、缶の中に液化ガスが封入されています。安定した出力があり、点火スイッチを押すだけで簡単に使えるのがガス式の特徴です。

また、CB缶とOD缶にも違いがあります。まずCB缶はOD缶に比べて安価で手に入りますが、缶のサイズは大きめで荷物がかさばってしまいます。OD缶の場合、コンパクトで火力の微調整もしやすいですが、CB缶よりも値段が高く販売店もアウトドア用品の専門店やホームセンターなどに限られてきます。

ガソリン式は、「ホワイトガソリン」を使うことで気温が低い時期でも安定して火力を出せるのが特徴です。中には、車と同様にレギュラーガソリンが使用できるバーナーも販売されています。灯油式は、ストーブで使用する灯油をバーナーの燃料として使用できるもので、ガソリンと灯油を兼用できるモデルが最近の主流です。

キャンプで活躍するシングルバーナーの選び方

キャンプで活躍するシングルバーナーの選び方
出典:PIXTA

キャンプで活躍するシングルバーナーを選ぶ時は、発熱量やサイズ、燃料、点火・火力調整のしやすさ、その他の機能性に注目しましょう。それぞれのポイントごとに気を付けた方が良い点などをご紹介していきます。

発熱量

発熱量
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一般的なバーナーの発熱量は2,000kcal/hとなっており、発熱量が高いシングルバーナーほど、火力が高くなります。
そのため、料理に力を入れたい人や品数を作りたい人は発熱量が高い3,000kacl/h以上のものを選ぶのがポイントです。
ガス式の燃料にはCB缶とOD缶がありますが、OD缶の方が早く燃焼しやすいのでおすすめです。

持ち運びしやすいサイズ

持ち運びのしやすさを重視するのであれば、一体型のシングルバーナーがおすすめです。なぜなら、分離型よりも一体型の方がコンパクトで持ち運びしやすく、設置する時も省スペースになるからです。ソロキャンプや少人数キャンプで荷物を減らしたい時には、一体型のシングルバーナーを選んでみましょう。

使いやすい燃料

ガス式とガソリン式では、ガス式の方が扱いやすいので初心者はガス式を選ぶのがおすすめです。特に、CB缶はOD缶に比べて入手しやすいというメリットもあります。わざわざアウトドアショップまで足を運ばなくても、コンビニやスーパーなどで手軽に購入することが可能です。

ただし、機能性を重視したいのであれば、OD缶を選びましょう。ガソリン式は火力が強く、気圧・気温の影響を受けにくいです。寒い時期・寒い場所でキャンプをする時には、OD缶を選ぶことをおすすめします。

点火や火力調整のしやすさ

点火や火力調整のしやすさ
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シングルバーナーの中には、点火装置付きのものも販売されています。点火装置付きのシングルバーナーなら、スイッチを押すだけで簡単に点火させられます。点火しやすいバーナーがほしい場合には、「イグナイター」機能が搭載されているかどうかを確認してみてください。

ただし、イグナイター機能が搭載されているものは、気圧・気温の影響を受けやすいため注意が必要です。気圧が低い場所や温度が低い場所では点火できないこともあるので、万が一に備えてマッチやライターを用意しておきましょう。

その他の機能性

その他の機能性
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その他の機能性でおすすめしたいポイントは、風防機能が搭載されているバーナーです。風防付きのシングルバーナーなら、屋外で使用する時に風の影響を受けにくいので便利です。また、耐久性に優れた素材(ステンレスなど)を使ったシングルバーナーも、長くバーナーを使用していきたい方に向いています。

キャンプにおすすめ!シングルバーナー10選

キャンプにおすすめ!シングルバーナー10選
出典:Unsplash

シングルバーナーをキャンプに持っていく際に、上記の選び方を参考にしつつ購入を検討してみてください。ただし、シングルバーナーと言っても多くのメーカーから販売していることから、どれを選べばいいか迷ってしまう方も多いです。そこで、おすすめのシングルバーナーを10個厳選してご紹介します。

FORE WINDS(フォアウィンズ) マイクロキャンプストーブ

[FORE WINDS(フォアウィンズ)] マイクロ キャンプ ストーブ FW-MS01

FORE WINDSのマイクロキャンプストーブは、軽さと持ち運びのしやすさにこだわったアウトドア用のシングルバーナーです。186gと軽いカセットボンベタイプのバーナーで、持ち運びしやすいようにEVAケースが付いています。使用可能な鍋の大きさの目安は18cmまでとなっており、鍋底が16cm以下のものです。

2アクション圧電点火方式で、燃料にはカセットガスを使用します。連続燃焼時間の目安は、約120分です。必要最低限のミニマムなシングルバーナーが欲しい人、持ち運びしやすいシングルバーナーを求めている人におすすめです。

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PRIMUS(プリムス) 153ウルトラバーナー

PRIMUS(プリムス) P-153 ウルトラバーナー

PRIMUSの153ウルトラバーナーは、軽量かつコンパクトながらも高火力なことが特徴のシングルバーナーです。116gと非常に軽量ではありますが、3,600kcal/hものパワーを持っているので、キャンプ・登山・ハイキングなどのアウトドアで重宝します。持ち運びしやすいようにナイロンスタッフバッグが付いているのもポイントです。

ヘッドを4つに区切ったX字五徳を採用することにより防風性が高く、一区画の火が消えてしまったとしても他の区画の火は消えないように設計されています。そのため、風がある日でも安定して使いやすいです。ガスカートリッジが使用燃料となっており、燃焼時間は約55分となっています。

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CAPTAINSTAG(キャプテンスタッグ) マイクロ ガスバーナー コンロ

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CAPTAINSTAGのマイクロ ガスバーナー コンロは、手のひらサイズの非常にコンパクトなアウトドア用のシングルバーナーです。175gの軽さで2,400kcal/hの出力を出せます。収納ケースが付いているので、持ち運びも便利です。

このガスバーナーには電圧点火装置が付いているため、スイッチを押すだけで簡単に点火させることができます。折りたたみ式ワイヤータイプのつまみとなっており、つまみを回して火力の調整を行えます。ソロキャンプでも細かく火力調整がしたい方におすすめです。

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SOTO(ソト) レギュレーターストーブ ST-310

ソト(SOTO) レギュレーターストーブ ST-310

SOTOのレギュレーターストーブ ST-310は、火力が落ちにくく安定して火力が出るレギュレーターストーブです。外気温が25℃~5℃でも安定した2,500kcal/hの出力を発揮し、ドロップダウンによる火力低下がありません。そのため、長時間高火力での調理が可能です。

使用時間は1本1.5時間が目安です。収納ポーチが付いてくるので、使わない時にはしまっておくことができます。朝・晩・早春・晩秋の低温時に強いシングルバーナーが欲しい人におすすめです。

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EPIgas(イーピーアイガス) REVO-3700 STOVE

EPI(イーピーアイ) REVO-3700ストーブ(日本製) S-1028

EPIgasのREVO-3700 STOVEは、EPIgas®の技術が詰め込まれたフラグシップモデルのコンパクトなストーブです。バーナーのヘッドに新素材のS.F.P.Mを使用していることにより炎口密度が高くなっています。高密度の細かい火を出すことで、3,700kcal/hという高火力を維持できます。

また、ガスの噴出を抑えてバーナヘッドを表面燃焼させることにより、耐風性に非常に優れているのも強みです。持ち運びしやすい大きさながらも耐風性・高火力のバーナーが欲しい人におすすめです。

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UNIFLAME(ユニフレーム) セパレートバーナー US-S

ユニフレーム(UNIFLAME) セパレートバーナーUS-S 610077

UNIFLAMEのセパレートバーナー US-Sは、軽量性・コンパクト性・パッキング性の高い分離型のシングルバーナーです。
折りたたむとコンパクトに収まり、付属の収納袋に入れて持ち運びが可能です。最大火力はレギュラーガスで2,400kal/h、プレミアムガスで3,000kal/hとなっており、80分~100分燃焼します。

カセットボンベが取り付けしやすいように、ガス取付部にはワイヤーが使われています。取付部のストッパーにボンベのフチを引っ掛けるか、カセットボンベを押し込んで回すだけで簡単に装着できる作りです。

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Coleman(コールマン) シングルガスストーブ120A

コールマン(Coleman) シングルバーナー シングルガスストーブ120A OD缶専用

Colemanのシングルガスストーブ120Aは、寒冷地や高所でも長時間安定した火力を出すことができるシングルバーナーです。
OD缶専用のバーナーで、ランタンとガス缶を併用できます。2段階で高さを調整でき、耐風性も備わった五徳となっているため、アウトドアシーンで大いに活躍してくれます。

8インチのダッチオーブン調理ができるため、料理の幅が広がるシングルバーナーです。テーブル・地面と場所を選ばずに使用できます。約2,150kal/hの火力で燃焼時間は約3時間です。

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Snow Peak(スノーピーク) ヤエンストーブ ナギ

スノーピーク(snow peak) ヤエン ストーブ ナギ GS-360

スノーピークのヤエンストーブ ナギは、キャンプで使用する時でも安定した使用感が魅力のシングルバーナーです。風防がストーブと一体になっていることで風の影響を受けにくく、さらに風防も兼ねた脚部は設置する際にガタつきが発生しにくい造りになっています。最大出力2,800kal/hで様々な料理を楽しめます。

五徳の高さを2種類から選択でき、使用する鍋やフライパンに合わせて使いやすい形状をセットできます。また、広げてみると安定感のある大きさですが、風防にあるワイヤーを介助することでパネルを折り畳むことができ、コンパクトな収納も実現可能です。

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JETBOIL(ジェットボイル) JETBOILフラッシュ

JETBOIL(ジェットボイル) ジェットボイルフラッシュ ブラック (CARB) 1824393 ブラック (CARB)

JETBOILのフラッシュは、バーナーとクッカーが一体となったアイテムです。容量1Lのクッカーの中にバーナーや小型のガスカートリッジなどをまとめて収納できるため、持ち運びにも便利です。出力は2,269kcal/hで、「ジェットパワー100G」というガス缶を利用すれば、1缶で約10Lもの水を沸騰させることのできるパワフルなバーナーとなっています。

クッカーの底面にはフラックスリングと呼ばれる吸熱フィンが装着されており、表面積を増やしたことでクッカー全体に効率良く熱を伝えていきます。このフラックスリングによって、素早く沸騰させられるのです。もちろん、お湯を沸かせるだけでなく、付属の五徳を取り付ければ鍋やフライパンで調理できます。

MSR(エムエスアール) ポケットロケット2

MSR アウトドア ポケットロケット2 【日本正規品】 36884

MSRのポケットロケット2は、本体重量が約73gしかない軽量のシングルバーナーです。最高出力は2,143kcal/hで、1Lの水なら約3分半もあれば沸騰させられます。ヘッド部分には風防機能が備わったウィンドクリップも付いています。

ただし、MSRは専用ガスカートリッジISOPRO以外の使用はできません。他社のカートリッジを使ってしまうとガスの混合比によって酸素不足に陥り、不完全燃焼で一酸化炭素が発生する恐れもあります。MSRポケットロケット2を使用する時は、専用ガスカートリッジのISOPROも併せて購入しておきましょう。

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キャンプにおすすめのシングルバーナーと選び方まとめ

キャンプにおすすめのシングルバーナーと選び方まとめ
出典:PIXTA

キャンプでシングルバーナーを選ぶ時には、自分の目的に合う燃料とシングルバーナーを選ぶことが大切です。

ソロキャンプや少人数キャンプの場合には、分離型のシングルバーナーが持ち運びしやすいのでおすすめです。
複数人でのキャンプの場合には、安定して調理がしやすいように一体型のシングルバーナーを選んでみてください。

また、寒冷地や寒い時期にキャンプを楽しみたい場合には、ガソリン式のOB缶を選ぶことで、気温や気圧の影響を受けにくくなるのでおすすめです。
この記事で紹介した特徴やポイントを参考にして、自分のキャンプに合うシングルバーナー選びを楽しんでみてください。

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