投稿日:2020年4月27日 | 最終更新日:2021年8月18日
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近年話題のソロキャンプは、1人でキャンプを楽しむ新しいスタイルです。
少ないアイテムで始められるソロキャンプは、今までアウトドアに関心のなかった初心者でも気軽にチャレンジしやすいスタイルとなっています。
今回は、ソロキャンプに関心を持つ初心者の皆さんに、その魅力や注意点、おすすめグッズなどを徹底解説していきたいと思います。
ソロキャンプの魅力って何?
ソロキャンパーの多くは、ソロキャンプに対して次のような特徴に魅力を感じています。
周りに気を遣わなくていい
会社の同僚や家族などのさまざまな人間関係に疲弊している人にとって、良い意味で自分勝手に過ごせるソロキャンプはとても快適な時間です。
お腹いっぱいご飯を食べて眠くなったら、人目を気にせず真っ昼間からテントの中でゴロゴロできます。
究極の自由を堪能できるソロキャンプは非常に人気が高く、週末、家族サービスで疲れてしまっているお父さんたちの間でも人気です。
キャンプ場を利用する際はルールに従い、周りのキャンパーに迷惑をかけないように配慮しましょう。
好きなものを食べられる
好きなものを好きなだけ食べられるのも、ソロキャンプの大きな魅力です。
自分で好きな食材を買って調理できるソロキャンプなら、家族などから食べすぎや偏食を咎められる、なんてこともありませんね。
「今日は荷物を減らしたい」「料理するのも面倒くさい」といった場合は、スーパーなどで買ったお惣菜だけで終日過ごすことも可能です。
YouTubeの中では、ひたすら肉だけを焼き続けるソロキャンパーの動画などもあります。
静かな空間で自身を見つめ直す機会
学校や会社、家庭といった現実世界だけでなく、インターネットでも誰かと繋がり続けることの多い現代社会では、意外に1人で物事を考える時間が少ないと感じている人が多い傾向にあります。
日々の暮らしに忙殺されて、心が休まらないことの多い現代社会から抜け出し、ソロキャンプで読書などをしながら「ぼーっ」と過ごすことで、今抱えた悩みや問題とじっくり向き合うことができます。
初心者がソロキャンプに行く場合の注意点
アウトドア経験のない初心者がソロキャンプに行くときには、次の点に注意をする必要があります。
まずは設備の整ったキャンプ場から!
想定外の忘れ物やうっかりミスを起こしやすい初心者は、まず次のように設備の整ったキャンプ場でソロキャンプデビューをしてみてください。
・ビジターセンター(案内施設)
・トイレ
・水道(炊事場)
・温泉
・売店
これだけの施設が整っているキャンプ場だと、何か困ったことがあったときに、隣でテントを張っているキャンパーやビジターセンターですぐに相談できる利点があります。
最初から多くのグッズを買い揃えられないときには、寝袋や調理器具などをレンタルできるキャンプ場を選んでみても良いでしょう。
盗難対策を入念におこなう
トイレに行っている最中に荷物を見てくれる人もいないソロキャンプでは、防犯対策も必要です。
トイレや温泉でテントを離れるときには、必ず入り口に南京錠を付けるようにしてください。
泥棒などの被害に遭わないためには、夜間でも就寝までの間は常に明かりを灯し、テントの中に人がいることのアピールをする必要があります。
キャンプ場内で不審者やクマ、イノシシなどに遭遇する可能性を考えると、非常用の防犯ベルやホイッスルなどを携帯し、何かあったときにSOSを発信できる準備も忘れないようにしてくださいね。
常備薬や通信手段を忘れずに!
外気温の影響を受けやすいソロキャンプでは、急なケガや体調不良に備えて常備薬を用意しておく必要があります。
また想像以上の不調で助けを呼ぶ可能性を考えると、SNS断ちを目的にソロキャンプに行くときにも、やはり普段と同じようにモバイルバッテリーなどを持っていく必要はあるでしょう。
山奥のキャンプ場に行くときには、どこまで山を降りれば携帯電話が繋がるかのチェックも必要です。
ソロキャンプに行くことを誰かに伝える
ソロキャンプに1人で行くときには、必ず家族や会社の同僚などに簡単な日程を伝えるようにしてください。
この対策をしておくと、キャンプ中のケガやクマに襲われたなどのトラブルで予定通りに帰宅できないときにも、友人知人の方から探してもらえます。
初心者におすすめのソロキャンプ便利グッズ
初めてのソロキャンプで何から揃えたら良いのかわからない人は、次の便利グッズから購入してみてください。
テント
■Coleman(コールマン) テント ツーリングドームST
1人でも設営しやすいポールポケット式のテントです。
1万円ちょっとで購入できるため、お試し感覚でテントを買うソロキャンパーにおすすめの商品となります。
前室がとても広いこのテントがあれば、タープがなくても開放感のある空間でソロキャンプができることでしょう。
使用時のサイズ:約210×120×100cm
収納時のサイズ:約直径23×54cm
重量:約4.4kg
耐水圧:約1,500mm
定員:1~2人
■Naturehike 一人用キャンプテント
防水性、耐寒性、通気性、安定性、耐久性に優れた、コストパフォーマンスの良いテントです。
二重Y字型の自立型吊り下げ構造になっており、初心者でも簡単に組立てられます。
使用時のサイズ:約210cm×85cm×95cm
収納時のサイズ:直径16×46cm
重量:約1,060g(グランドシートの重量は含みません)
テント本体の耐水圧:2000mm+(テント本体)4000mm+(テントの底) 3000mm+(グランドシート)
寝袋
■mont-bell(モンベル) アルパイン ダウンハガー800#5
416gの軽量性は、バイクでソロキャンプに出掛ける方にも嬉しい仕様となっています。
完全防水ではありませんが、世界最高レベルの撥水性を誇るポルカテクス加工により、中綿を温かくドライに保てます。
生地:表地10デニールバリスティックエアライト
重量:416g(スタフバッグ込重量439g)
収納サイズ:12×12×24cm(2.2L)
温度帯:リミット温度5度、コンフォート温度9度
■Tooge(トーグ) 寝袋 冬用 ダウン シュラフ
こちらはリーズナブルな価格で購入できる寝袋です。2個連結使用してWサイズでの使用可能。丸洗い洗濯可能ですからうれしいですね。
表面生地:210Tリップストップ
重量:1,900g
収納サイズ:25cm×25cm×45cm
温度帯:リミット-10度、コンフォート0℃~10℃
ランタン(照明系)
■solar puff(ソーラーパフ) ウォームライト
ソロキャンパーの間で話題になっている、折りたたみのできる超軽量ランタンです。
8時間でフル充電されるソーラーパネルが搭載されているため、少ない荷物でソロキャンプに出掛けたい人にもおすすめ度の高い照明器具となります。
使用時サイズ:11×11×11cm
収納時サイズ:縦22×横11×厚み1.5cm
重量:75g
明るさ:弱60ルーメン、強90ルーメン
仕様:LED10灯
耐水性:IPX7
点灯時間:強6時間、弱12時間
■Superway(スーパーウエイ) Ledランタン パワーバンク11200mAh
面光源を採用した、とても目に優しいキャンプ用LEDランタンです。
モバイルバッテリー機能も搭載しているため、宿泊中にスマホなどの充電もおこなえます。
サイズ:紙コップとほぼ同じぐらい
重量:約300g
点灯時間:連続点灯510時間(最長)
耐水性:IP65
調理関連
■snow peak(スノーピーク) アルミパーソナルクッカーセット SCS-020
ソロキャンプの食事作りに欠かせない、クッカー(小さな鍋のセット)です。
このシリーズのフライパンは、鍋の蓋として利用でき、底まで浅い作りになっているため食器としても使えます。
セット内容:クッカーL・S、フタL・フタS(メッシュケース付き)
材質:ハンドル/ステンレススチール本体/アルミアルマイト加工
重量:485g
収納サイズ:直径155×100mm
■SakuraZen(サクラゼン) 調理器具セット 9ピース
こちらは、収納性やコンパクト性に優れた調理器具のセットです。
細々としたアイテムが専用ケースに入ったこの商品は、忘れ物をしがちなソロキャンパーにもおすすめとなります。
重量:約960g
収納バッグのサイズ:34cm×21cm×6cm
セット内容:万能オタマ、トング、フライ返し、万能ハサミ、万能包丁、クッキングボード、ヘラしゃもじ、オリジナルクロス、ブランド収納バッグ、クッキングボード
ミニテーブル
■CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) アルミロールテーブル
コンパクト性、安定性、耐荷重といった多くのポイントを満たすベストセラー商品です。
バーナーやクッカーなどを並べても、余裕を持って食事のできるサイズとなっています。
甲板の材質:アルミニウム(表面加工/アルマイト)
脚部の材質:鉄(エポキシ樹脂塗装)
使用時サイズ: 幅40cm×奥行29cm×高さ12cm
収納時サイズ: 幅6cm×奥行40cm×高さ7cm
本体重量:約700g
耐荷重:30kg
■SOTO(ソト) ポップアップソロテーブル ST-630
とにかくコンパクトなテーブルを求める人に、おすすめの商品です。
A4ハーフサイズにまで小さく折りたためますので、ツーリングのソロキャンパーなどからも人気です。
本体サイズ:29.7cm×21cm×7.8cm
収納時サイズ:29.7cm×11cm×1.9cm
本体重量:395g
耐荷重:3kg
材質:天板アルミニウム、スタンドステンレス
緊急時に役立つアイテム
■Kogeegoo(コギーグ) ファーストエイド キット 救急セット
想定外のケガへの対策には、総合通販サイトで販売されている救急キットの購入がおすすめです。
セット内容が充実した商品には、ポイズンリムーバーやゴム製の止血帯なども入っています。
こうしたキットを持っていれば、パニックにならずに今の自分にできる処置をおこなえることでしょう。
セット内容:21種類・126点
(アイテム例:アイスパック、ポイズンリムーバー、ビニール手袋、消毒用アルコールウェットティッシュー、保温アルミシート、包帯、発電可能な懐中電灯など )
■sun’s hill(サンズヒル) ファイヤースターター
火打ち石やホイッスルなどが入った、サバイバルセットです。
ホイッスルは、クマやイノシシなどに襲われたとき、自分の居場所を周囲に発信するのに役立ちます。
セット内容:4種類
(アイテム:ファイヤースターター、火吹き棒、カラビナケース、ホイッスル)
定番アイテム
■VICTORINOX(ビクトリノックス) ハントマン
16種類もの機能の詰まったマルチツールは、ソロキャンプやアウトドアに欠かせない定番アイテムです。
総合力の高いハントマンは、ソロキャンパーなどからも人気の高いシリーズとなっています。
細々とした道具を忘れがちな人でも、全てがひとつにまとまったマルチツールがあれば安心できると思います。
ハンドルの長さ:91mm
重量:85g
機能:ラージブレード(大刃)/スモールブレード(小刃)/プラスドライバー/カン切り/マイナスドライバー(小)/せん抜き/マイナスドライバー(大)/ワイヤーストリッパー/リーマー(穴あけ)/キーリング/ピンセット(毛抜き)/ツースピック/はさみ/マルチフック/のこぎり
■Volador(ボラドール) キャンプ マット
快適な眠りに欠かせない、ハンドポンプ式のエアーマットです。
悪天候時の車中泊でも活躍します。空気入れや廃棄も数分で完了するため、時間を有効に使いたいソロキャンパーにもおすすめです。
使用サイズ:190cm×56cm×5cm
収納サイズ:26cm×16cm×16cm
重さ:550g
ソロキャンプ初心者でも簡単に作れる料理レシピ
初めてのソロキャンプに行ったら、簡単で美味しい次のメニューにチャレンジしてみてくださいね。
焼くだけの料理レシピ
今まであまり包丁も握ったことのない人におすすめしたいのが、次のような食材を豚バラ肉で巻く「肉巻き料理」です。
・太めのアスパラ(ピーラーで皮を剥く)
・きのこ
・ちくわ
・フライドポテト
・餅
塩コショウだけでも十分に美味しく食べられますが、違った味を求めるときには、焼き肉のタレなどを使ってみても良いでしょう。
朝食に最適なキャンプ飯
ソロキャンプの朝食には、食パンに好きなものを挟んで焼くホットサンドがおすすめです。
少しリッチなサンドを求める人は、ハムの代わりにスモークサーモンとスライスチーズ、ほうれん草を入れてみてください。
また、バナナやチョコレート、ゆであずきなどを入れた甘めのホットサンドも朝のコーヒーと相性が良いです。
変わり種のホットサンドの作り方はこちら↓↓↓
缶詰をちょっと贅沢な朝食にアレンジ♪缶詰プレスサンド-そとごはん-
寒いときに温まる簡単スープレシピ
寒い夜にお腹も心も満たされたいときには、冷凍餃子を使った具だくさんスープがおすすめです。
餃子などの冷凍食品には、クーラーボックスに入れておくだけで保冷剤代わりになる利点もあります。
クッカーに鶏ガラスープの素と冷凍餃子、適当な野菜を入れるだけで良いこのスープは、料理が苦手な人でも簡単に作れます。
モヤシなどのコンビニ食材だけで作れるところも、このメニューの大きな魅力です。
スープ系のレシピはこちら↓↓↓
身体ポカポカ!!あんかけ風スープ餃子-そとごはん-
トマトジュースで作る野菜たっぷりミネストローネ-そとごはん-
放置したら完成の煮込みレシピ
日本酒のおつまみになる和食を求める人には、サバの味噌煮缶と水で大根を煮込むメニューがおすすめです。
このレシピのポイントは、火の通りを良くするために大根を薄い銀杏切りにすることです。
ちなみにサバ缶がブームの近頃では、缶詰を使ったアレンジレシピもたくさんネットで公開されていますからチェックしてみてください!
ヘルシーなサバ缶を食べて、健康的なソロキャンプを楽しんでも良いかもしれないですね。
その他のサバ缶のアレンジレシピはこちら↓↓↓
具は切って混ぜるだけ♪お手軽鯖缶冷製パスタ -そとごはん-
まとめ
誰にも気兼ねすることなく自由な時間を過ごせるソロキャンプは、静かな環境で自分を見つめ直したい人にもおすすめです。
初めてのソロキャンプは、施設の整ったキャンプ場を利用するのが理想です。
盗難やケガなどのトラブルにも自分で対処しなければならないので、家族や仲間とのレジャーとは大きく異なる対策も必要となるでしょう。
自分の好きなものを好きなだけ食べられることもソロキャンプの大きな魅力です。
キャンプ飯の中には、料理の苦手な人でも簡単にできるレシピがたくさんありますので、お気に入りの調理器具などを使ってぜひ美味しい食事を作ってみてください。