【兵庫県】大野アルプスランド|2年ぶりに営業再開したキャンプ場の現状をご紹介!

投稿日:2021年3月14日 | 最終更新日:2021年12月22日

サイトレビュー

本記事は一部にプロモーションを含みます

実際にキャンプで1泊してみたサイトレビューです。
自然豊かで非常に落ち着いた雰囲気のあるサイトでこの日は5組ほどキャンプされてましたが、ほとんどがソロキャンパーでした。
現在1日20組限定の区画サイトで場所は受付時に選べます。

地面の状態

地面は基本的には写真上のように芝生です。
ただ、区画番号⑥~⑧あたりは最近ブルドーザーで整地したらしく、写真下のように地面の土がむき出しのところに枯れ葉を敷いていました。

傾斜はある?

テントを張るサイト部分は基本的に平らになっていますが、各区画サイトまでの道は歩道というほど整備はされておらず、かなり傾斜があります。
私は奥の方の区画でしたがそこに向かう途中寝袋を落として、キャンプ場の一番下まで転がっていきました。

荷物が多い方は丈夫なキャリアを持っていくことをおススメします。

ペグの刺さり具合

ペグは刺さりやすい印象です。
鍛造ペグなら問題ありませんし、プラスチックやアルミのペグでも刺せると思います。

また、天文台付近は山頂ということもあり風が非常に強いのですが、キャンプ場の方はそこまで風を感じませんでした。

サイトの広さ

サイトの広さは場所によって様々です。
受付をする前に一度どの番号の区画がどれくらいの広さなのかを確認しておくのが無難でしょう。
大型のファミリーテントを張るならキャンプ場入口付近の①、②あたりが広めでした。
中には2人用テントしか張れないぐらいの場所や、地面の凸凹が気になるところもありましたので、自分のキャンプスタイルに合わせて設営場所は決めましょう。

特記事項

大野アルプスランドの特記事項です。
緊急事態宣言の影響で利用時間の時間変更などもありますのでご注意ください!

利用時間の変更

緊急事態宣言中は写真の通り、天文台とキャンプ場の開館時間が19時までとなりますのでご注意ください。
19時以降はスタッフさんもいなくなるので何かあればそれまでに聞いておきましょう。

買い出し

出典:ノセボックス

車で約20分ほどのところに「ノセボックス」というスーパーがあります。
何か必要なものがあれば事前に買い出しを済ませておきましょう。
キャンプ場までの道はかなり山道なので、買い出しで後から向かうのは少し苦労します。

ショッピングスクエア・ノセボックス
営業時間 :9:30~19:30
定休日  :不定休
公式サイトhttps://www.nosebox.jp/
住所   :大阪府豊能郡能勢町栗栖60-1

周辺スポット

キャンプ場のある大野山では「大野山岩めぐり」という岩巡りのハイキングコースがあります。
火山の噴火によってできた色々な岩石を観察しながらハイキングを楽しめるようです。
中には珍しい形の岩石もあり、「UFP岩」や「猿顔岩」、「カメレオン岩」などユニークな名前が付けられていますので、是非キャンプ帰りにでも立ち寄りたいですね。

利用に関しての誓約

大野アルプスランドを利用する際の誓約内容です。
受付時に説明があり、下記事項を守ると約束したうえでの利用になりますので必ず遵守しましょう。

・定められたキャンプサイト以外でキャンプはしません
・ごみは必ず持ち帰ります
・樹木等の伐採、芝生への直火はしません
・車は駐車場に駐車します
・あじさい園の周辺に設置している電気柵には触れません
・利用者同士譲り合って利用いたします
・施設内の怪我等においては自己責任で対応いたします

ちなみに上写真は、以前ゴミの放置などの問題でキャンプ場が閉鎖した後、地域の方や子供たちによって2回にわたり清掃活動があった時の写真です。
本当にたくさんの方々のおかげで再開することができたのですね。

守ろう!キャンプのルールやマナー!

キャンプをする際に守りたいルールやマナーです。
昨今のキャンプブームで大野アルプスランドに限らず、どこのキャンプ場でもルールやマナーを守れない人が増えていると聞きます。
知らず知らずのうちに「やってしまっていた」ということもあるかもしれませんので、キャンプ初心者の方や玄人の方も改めておさらいです!

ゴミの処理について

キャンプをすると、料理で出る生ゴミ、缶、ビン、ペットボトル、ガス缶など様々なゴミが出ると思います。
キャンプ場によって全て持ち帰りのところもあれば、大型のゴミステーションがあり、処理してもらえるところもありますので、必ず受付時にゴミの処理については確認しておきましょう。
大野アルプスランドはゴミは全て持ち帰りです。
間違ってもその辺に放置して帰ることがないように!

※写真はイメージです

また、OD缶やCB缶などのガス缶は、ガス抜きをしてから捨てるようにしてください。
ゴミの処理がめんどくさいからといって、焚き火で燃やしてしまうのもNGです。
有害物質を発生させてしまいますし、周りのキャンパーさんにも悪臭を漂わせることになります。

焚き火もマナーを守ったうえで

地面に直接石などを組んで焚き火をすることを直火と言いますが、ワイルドな雰囲気に憧れてやってみたい方も多いはずです。
しかし、現在はほとんどのキャンプ場で直火は禁止されていることが多いため、直火の可否については必ずキャンプ場に確認しておきましょう。
大野アルプスランドは芝生のキャンプ場なので直火はもちろん禁止です。

写真のように焚き火台を使用しての焚き火に関してはOKなキャンプ場が多いです。
ただ、焚き火台も隙間から燃えカスが地面に落ちたり、風で火の粉が芝生に飛んだりと、100%地面へのダメージが防げるわけではありません。
そういう場合は焚き火シートや風防などを活用しましょう。

また、焚き火後の炭や灰に関しても「自然に帰るから」という理由でその辺に捨ててあるのを目にすることも多いですが、炭は自然には帰りません。
必ず消火を確認した後、灰捨て場に捨てるか火消し壺などに入れて処理しましょう。

騒ぎすぎない

キャンプという非日常空間ではついついテンションも上がり、お酒も進むので声が大きくなりがちです。
キャンプ場は自然に囲まれているため、特に夜は微かな音でも響きます。
他のキャンパーさんもいる共同の空間であるという意識を持ちましょう。

※写真はイメージです

また、消灯時間も必ず守りましょう。
キャンパーの方は比較的就寝も早く、21時頃に寝る方もいます。
焚き火やランタンの明かりなどを消すのはもちろんですが、夜中まで語り合うのもNGです。

必ず寝る必要はありませんが、少なくとも消灯時間にはテントに入り、他の方の迷惑にならない明るさでスマホを触ったり音楽もイヤホンを使って聞くなどの配慮が大切です。

楽器や大音量での音楽に注意!

※写真はイメージです

自然の開放空間の中だと、楽器を演奏したり、スピーカーでお気に入りの音楽をかけたくなりますよね。
楽器や音楽については基本的にはキャンプ場のルールに従いましょう。

ですが楽器や音楽がOKの場合でも、隣のサイトが近い場合や特に夜などは迷惑になる可能性があるので静かにするのが無難です。
楽器をどうしても弾きたい場合は、近隣のサイトの方に一声かけてみましょう。
結局そういったマナーの問題は一声あるかないかのちょっとした気遣いでトラブルを防ぐことができます。

また、ありがちな迷惑行為として「車の開閉音やエンジン音」が挙げられます。
キャンプ場は音が響くので特に夜にエンジンをかけることは避けましょう。
ドアの開閉も一度で用事を済ませるなど、騒音への意識を持っておきましょう。

他人のサイトを横切らない

皆さんがテントなどを自分のサイトに設営される際、家づくりのような感覚でサイトをデザインされると思います。
その敷地にずかずかと入られるのはあまり気分が良くありません。
区画サイトであれば、その区画には入らないように意識することが大事ですし、フリーサイトの場合でも他人のテントのすぐ傍を横切るのは極力避けましょう。
ペグやガイロープに引っ掛かり、怪我や相手のテントの破損に繋がります。

特にお子さんがいる方は注意したいですね!

自然を大切に

キャンプはどこまでいっても自然と共にあります。
「ローインパクト」という言葉をご存じでしょうか。
野外活動において、できるだけ自然環境にダメージを与えないようにすることを「ローインパクト」と呼びますが、ゴミを残さないことや直火OKのキャンプ場でも焚き火台を使用するなど、そういった心がけが大切です。

「来る前よりきれいに」という意識で、キャンプを楽しみましょう!

まとめ

いかがでしたでしょうか。
ほんとに素敵なキャンプ場でスタッフさんもとても親切でしたので、私たちの身勝手でまた閉鎖などにならないよう改めてキャンプのルールやマナーを見直して、みんなが気持ちよく使えるキャンプ場にしたいですね。

絶景にプラネタリウムなど魅力いっぱいの大野アルプスランドでした!

  1. 1
  2. 2

あわせて読みたい記事

この記事を書いた人 りゅーぞー

キャンプを通して"癒し"と"元気"を感じてもらえるような発信をしていきますYouTubeもやってます^_^

おすすめコンテンツ

あなたにおすすめの記事

新着記事

デザイン性と機能性に優れたテント!norDISK(ノルディスク)のアスガルドの特徴を解説!
キャンプギア・キャンプ用品

デザイン性と機能性に優れたテント!norDISK(ノルディスク)のアスガルドの特徴を解説!

norDISK(ノルディスク)は、シロクマのロゴがおしゃれなデンマーク発のアウトドアブランド。さまざまなアウトドアアイテムを展開していますが…

スノーピーク ヘッドクォーターズ キャンプフィールドとは?Snow Peak(スノーピーク)直営のキ…
キャンプ場紹介

スノーピーク ヘッドクォーターズ キャンプフィールドとは?Snow Peak(スノーピーク)直営のキ…

キャンパーの間で不動の人気を誇るSnow Peak(スノーピーク)は、アウトドア製品の開発・製造・販売を行っているアウトドアブランドとして有…

THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)のTシャツでおしゃれを楽しもう!おすすめアイテム…
ファッション

THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)のTシャツでおしゃれを楽しもう!おすすめアイテム…

株式会社ゴールドウインが運営するTHE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)では、アウトドアレジャーやアクティビティなどのシーンに適…

備えあれば患いなし!AmazonタイムセールでJackery(ジャクリ)のポータブル電源を手に入れよ…
キャンプギア・キャンプ用品

備えあれば患いなし!AmazonタイムセールでJackery(ジャクリ)のポータブル電源を手に入れよ…

Amazonで毎日開催されているAmazonタイムセール。TAKIBI編集部がAmazonで「これいいかも!」「おトクかも!」な情報を毎日お…

Coleman(コールマン)のレジャーシートを使ってピクニックやキャンプを楽しもう!
キャンプギア・キャンプ用品

Coleman(コールマン)のレジャーシートを使ってピクニックやキャンプを楽しもう!

ランタンのロゴでお馴染みのColeman(コールマン)は、老舗アウトドアギアのメーカーとして、世界的に人気のブランド。本格的なアウトドアから…

Amazonタイムセール|CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)のキャンプギア特集!
キャンプギア・キャンプ用品

Amazonタイムセール|CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)のキャンプギア特集!

Amazonで毎日開催されているAmazonタイムセール。TAKIBI編集部が「これいいかも!」「おトクかも!」な情報を毎日お届け! …

新着記事一覧へ