バトニングのやり方を徹底解説!注意点やおすすめのナイフもご紹介

キャンプなどで焚き火を楽しむ場合は薪が必要となってきます。薪はホームセンターやキャンプ場で購入することが可能です。ただし、販売されている薪がすべて太いものだと着火にも時間が掛かってしまいます。

「薪を適度な細さにしたいが斧も持っていない」という場合に、ぜひ試してほしいのが“バトニング”です。バトニングによってキャンプ用のナイフがあれば着火しやすいサイズの薪も作れます。今回はバトニングのやり方から実際に行う時の注意点、さらにおすすめのナイフもご紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

バトニングのやり方

出典:Pixabay

バトニングは薪にナイフを当て、別の棒で叩くことにより薪を割っていく方法です。難しそうに思えるかもしれませんが、正しいやり方を覚えて注意点に気を付けていれば安全に行えます。まずは正しいやり方から解説していきましょう。

割りたい薪の木目を確認する

まずは割りたい薪を準備します。この時、木目がどうなっているか確認しておきましょう。

木目に節が見られると割れにくくなります。安全に割るためには節がなく、まっすぐな薪を選ぶのがポイントです。特にスギやヒノキなどの針葉樹の薪を選ぶようにしましょう。

ナイフを薪に当てる

木目に節がなくまっすぐな薪が見つかったら、縦にセットしてその上からナイフの刃を当てます。刃を置く位置はなるべくナイフの根元側を使い、刃先側ははみ出るようにしましょう。また、刃は薪に対して垂直に置いてください。

ナイフを別の薪で叩く

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次にナイフの背(峰)部分を別の薪を使って叩き、薪を割っていきます。叩く時は必ずナイフの刃先側を狙って叩きましょう。

また、叩く道具ならハンマーの方が良いと思うかもしれませんが、ハンマーを使ってナイフを叩いてしまうと力が強すぎて破損する可能性があります。そのため、ハンマーより柔らかい素材でなおかつある程度硬さのある薪を使いましょう。

まっすぐ叩き進めて下まで割れば完成

最初は弱い力で、徐々に力を入れながら叩き進めていきます。この時、刃先側を叩いているためどうしても刃先側だけが割れて斜めになりやすいです。しかし、刃は必ず地面と平行になるように叩き進めるようにしてください。

あとはまっすぐ叩き進めて下まで割れれば完成です。薪の真ん中から2分割にしようとせず、端から細く割っていくとナイフにかかる負担も軽減されます。

バトニングをする時の注意点

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バトニングの正しいやり方を身に付けたところで、気を付けた方が良いポイントも押さえておきましょう。どれも安全にバトニングを行う上で大切な項目です。

グローブを着用する

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キャンプ用のナイフは柄にグリップ力を高めるための加工が施されている場合も多いです。しかし、だからと言って素手で扱うと手が滑って事故に発展する可能性も捨てきれません。滑り止めのためと手を保護するためにも、革製のグローブを着用して作業するようにしましょう。

またバトニングをするときは地面に直接薪を置くのではなく、バトニング用の薪割り台などがあるとナイフの刃こぼれも軽減できますよ。

力を入れ過ぎない

ナイフは元々バトニングを行うための道具ではなく、ロープや枝などの細いものを切るために使う道具です。そのため、薪を割ろうとするとどうしてもナイフに大きな負担がかかります。

特に薪がなかなか割れないからと言ってナイフの背を叩く時に力を入れ過ぎてしまうと、刃が欠けたり折れたりする危険性があります。特に刃が折れてしまうとケガのリスクも非常に高まります。ナイフの破損を防ぐためにも力を入れ過ぎず、あまり負担がかからないようにしましょう。

強度のあるナイフで行う

いくら力を入れ過ぎないように注意していても、硬い薪を割っていくため負担がかかり、ナイフが破損する可能性もあります。しかし、バトニングを行っても問題ないほどの強度を持つナイフなら安全に、長く愛用できます。

もしキャンプでバトニングをする機会が多いという方は、強度の高いものを選ぶようにしましょう。例えば刃の厚みは3mm以上あると安心です。また、フォールディング(折り畳み)ナイフはコンパクトで持ち運びもしやすくなりますが、金具部分を傷めやすいためシースナイフ(鞘付きのナイフ)がおすすめです。

また、ナイフのブレード(刃)部分がフルタングで作られているナイフを選ぶようにしましょう。
※フルタングとはナイフのブレードがハンドルの後ろまで貫通した構造のナイフのことです。

バトニングにおすすめのナイフ

キャンプやアウトドアで活躍するナイフも各メーカーから様々な商品が発売されています。続いてはバトニングに適したナイフを5種類ご紹介しましょう。こちらを参考に、自分に合うアイテムを見つけてみてください。

MORAKNIV(モーラナイフ) COMPANION HEAVY DUTY

モーラ・ナイフ Mora knife Companion Heavy Duty MG

COMPANION HEAVY DUTYは、ブッシュクラフトの本場であるスウェーデンの企業・MORAKNIVから販売されているシースナイフです。刃の厚みは約3.2mmとバトニングにも十分な厚さを持ち、ちょうど良いサイズ感となっています。

柄にはラバー素材が用いられ、滑り止め効果も発揮されます。また、刃にはカーボンスチールを採用しており研げば何度も切れ味を復活させることが可能です。価格も税込み2,640円とお手頃なので、1本は手に入れておきたいアイテムです。

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BarkRiver(バークリバー) Bravo1 A2 ブラックキャンバス マイカルタ ランプレス

BarkRiver バークリバー ブラボー1 A2 ブラックキャンパスマイカルタ ランプレス フルハイトグラインド

BarkRiverのBravo1 A2 ブラックキャンバス マイカルタ ランプレスは、メーカーの代表的な製品とも言える万能ナイフです。厚みは約5.5mmと耐久性の高い造りとなっており、さらに刃渡りも約105mmとある程度長さもあるため、太い薪にも使いやすくなっています。

柄の部分は「マイカルタ」と呼ばれるInternational Paper社によって開発・製造されている人口素材が用いられ、水や汚れ、紫外線、衝撃による変化にも強いです。さらに刃にはA2と呼ばれる炭素鋼を採用しており、硬度と靭性(材料の粘り強さ)のバランスに優れたナイフになっています。

HELLE(ヘレ) DIDI GALGALU

Helle Didi Galgalu ヘレ ディディガルガル フルタングナイフ

ハンドメイドで1本1本丁寧に作られたナイフが魅力のHELLEブランドの中で特に人気の高いDIDI GALGALUは、バトニングはもちろんキャンプやアウトドア、DIYなどで活躍するアイテムです。刃の素材には硬度の高いステンレススチールを採用し、耐久性を確保しています。

ハンドメイドで製作しているため価格はやや高価ですが、シース部分も本革を使用するなどこだわりの詰まったナイフになので「せっかくならこだわりの1本を購入したい」という方におすすめです。

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KA-BAR(ケーバー) ベッカーBK2 キャンパニオン

ケーバー ナイフ ベッカー BK2 KA-BAR コンパニオン

KA-BARはイギリス発祥のナイフメーカーで、海軍や沿岸警備隊などの軍隊もKA-BARのナイフを使用していることで知られています。ベッカーBK2 キャンパニオンはそんなKA-BARの中でも人気のシリーズで、刃の厚みは約6.6mmもあり耐久性と安定感に優れています。その分重量は約415gと重めになっていますが、比較的扱いやすいナイフです。

ベッカーの魅力と言えば、何と言ってもシンプルながらかっこよさが光るデザインです。光が不用意に反射しないようブラックブレードを採用しているのですが、マットな質感と全体的に余分な加工が施されていないシンプルなデザインに惚れ込む人も少なくありません。

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Bush Craft Inc.(ブッシュクラフトインク) モダンスカンジ・アロカス

Bush Craft モダンスカンジ・アロカス/オリーブドラブ グリーン

Bush Craft Inc.から発売されているモダンスカンジ・アロカスは、柄のカラーバリエーションが豊富なアイテムです。フォレストグリーン、コヨーテブラウン、ストーングレー、グレープ、ピーチ、ミントの6色展開となっています。

厚みは約2.2mmと若干薄いものの、ステンレススチールを採用しているため十分な耐久性を誇ります。また、ナイフのみの重量は約96gと非常に軽く、女性でも扱いやすいナイフです。

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正しいやり方でバトニングにチャレンジ!

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今回はバトニングのやり方と注意点、さらにおすすめのナイフまでご紹介してきました。バトニングは正しいやり方と注意点を抑えれば簡単に薪を着火しやすいサイズにできます。キャンプやバーベキューなどでバトニングをしなくてはいけない場面が出てくるかもしれないので、1本は使いやすいナイフを持っておきましょう。

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