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「冬キャンプはやってみたいけれど、やっぱり寒すぎてやらない」という方は多いですよね？
まだまだ寒い時期が続きますが、私は先日雪の中でキャンプをしてきました。
私が暮らす九州は「寒くない」と思われがちですが、気温はマイナス4℃。
しっかり雪も積もり、とてつもなく寒かったので、もっと寒い中で冬キャンプされているキャンパーさんは尊敬します。
特に冬は命の危険もあるので、しっかりとした装備でキャンプに臨みたいですね。
マイナス4℃でも快適に過ごすためのアイテムを3つご紹介して、冬キャンプの注意点も一緒にお伝えします。
冬キャンプを快適に過ごすための防寒グッズ「 白金（ハクキン）カイロ 」
寒い日には使い捨てカイロを用意していましたが、それほど暖かく感じない上に、すぐに冷たくなってしまうのであまり好きではありませんでした。
「どうにか出来ないか」と思って探していた時に知ったのがこの「白金カイロ」です。
キャンプ用に買ったのですが、あまりにも便利なので普段でも寒い日には使用しますし、少し寒くて暖房を使用するほどではない時などにも活躍しています。
中身は銀の無骨な見た目でカッコいいのに、カバーをつけると何だか可愛い印象になるのも気に入っています。
使い方
1.白金カイロの本体の蓋とプラチナ媒体を取り外します。
2.燃料を計るアダプターを取り付け、燃料を下の線まで入れると約12時間、上の線まで入れると約24時間暖かさが持続します。
3.プラチナ媒体を取り付け、蓋をしたら付属のカバーに入れて使用します。
しばらくするとほんのり暖かくなってき始めます。
ポケットなどに入れて使用すると、どんどん暖かくなってきます。
安全性
ベンジンを燃料としているので、危険そうな印象を持たれる事もあるようです。
しかし、白金カイロは直接燃料が燃えているのではなく、ベンジンとプラチナ媒体の化学反応を利用して酸化熱を発生させている為、燃料を使用して発熱する他のものより安全です。
少なくとも火事の危険性や、一酸化炭素中毒のような事故にはなりません。
経済的
25cc（上の線まで）で約24時間持続します。
ハクキン用のベンジン500mlを約1,000円（実際はもっと安く購入できますが）で購入した場合、24時間使用したとして20回分なので、1回あたりの金額は50円程度になります。
有名な会社の使い捨てカイロだと、最安の商品で12時間の使用で24円でしたので、24時間で48円となり、一回あたりの使用コストは若干使い捨てカイロが安いです。
しかし、ハクキンカイロの暖かさは使い捨てカイロの約13倍。
寒い時に1回で2個3個と使い捨てカイロを使用すれば、その分の金額差がつきます。
長期的に見ると大きな違いになるので、侮れません。
気になる点
娘にも同じものを購入して渡していましたが、ベンジンの匂いがキツいようで使わなくなりました。
個人差があるようで、私は「少し匂うな」くらいで無理というほどではありません。
また、暖かいのは良いのですが、熱量は調整できず熱くなりすぎるので、使い捨てカイロより低温やけどの可能性は高くなります。
