夏キャンプは熱中症に注意!手軽に行える暑さ対策を実践しよう

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気温も上がる夏キャンプは、熱中症に気を付けて行わないと体調を崩してしまう恐れがあります。
せっかくのキャンプを楽しむためには、暑さや熱中症対策をすることが大切です。

今回は、夏のキャンプで手軽に行える暑さ対策をご紹介していきます。
熱中症の防ぎ方や涼しく過ごすポイントを知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

夏キャンプで注意すべきポイント

夏キャンプで注意すべきポイント
出典:PIXTA

夏キャンプでは、熱中症や日焼けなどの可能性があり、いくつかのことに注意しなければなりません。
どのようなことに注意をして夏キャンプを楽しめば良いのでしょうか?夏キャンプの注意ポイントを詳しく解説していきます。

暑さによる熱中症には注意!

暑さによる熱中症には注意!
出典:PIXTA

夏は、日差しを避けて暑さ対策をしていたとしても、湿度が高かったり長時間外にいたりすることで熱中症になる可能性があります。

そのため、ただ熱中症の予防をするだけではなく、万が一に備えた対策を行うことも非常に大切です。あらかじめ熱中症になってしまった場合の対策も講じておきましょう。

例えば熱中症になってしまった時のために、「OS-1」などの経口補水液かスポーツドリンクを用意しておいてください。
水ではなく経口補水液かスポーツドリンクを用意した方が良いのは、自発的脱水を防ぐためです。

水だけを飲んでいると体液の濃度が薄くなり、過剰な水分を体外へ排出しようとしてしまいます。
そのため、十分に水分を吸収できなくなるため、ナトリウムも一緒に補給できる経口補水液かスポーツドリンクが最適なのです。

また、テントを設置してすぐ横になれるベッドなどを準備しておきましょう。ベッドで横になり、扇風機で涼みながら体の動脈を冷やすと体温も下がりやすくなります。

暑くて十分に寝られない

暑くて十分に寝られない
出典:Unsplash

夏キャンプでは、暑さから十分に寝られない可能性があります。
暑い日はテントに熱が溜まりやすく、夜眠る時に寝苦しくなりやすいです。
また、通気性が悪いテントや寝袋を使用した場合にも、テントに熱が溜まって良質な睡眠を妨害してしまいます。

そのため、夏キャンプの際には通気性に考慮したテントと寝袋を選ぶようにして暑さ対策をしてください。
通気性が良いテントと寝袋を使うことで、暑苦しさが軽減されて快眠しやすくなります。

日焼けで真っ黒になる可能性も

日焼けで真っ黒になる可能性も
出典:PIXTA

夏のキャンプでは日焼けをして真っ黒になる可能性も否めません。
テントやタープがあるからと言って紫外線対策をしておかないと、強い日差しを受けて日焼けしてしまいます。肌が弱い人は特に紫外線対策を十分に行っておきましょう。

なるべく日焼けをしないためには、日焼け止めを塗る、帽子を被る、UVパーカーやカーディガンを羽織るなどの紫外線対策がおすすめです。

また、目が紫外線を長時間浴びると角膜が炎症を引き起こしてしまい、結膜炎などといった病気になる場合もあります。また、目に紫外線が入ることで、脳が防御反応で体内にメラニンを作ってしまい、肌が黒くなったりシミができたりする原因となります。
肌を日焼けさせないためにも、シミを作らないためにも、サングラスを用意しておきましょう。

暑さ対策はキャンプ場選びからスタート!

暑さ対策はキャンプ場選びからスタート
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夏のキャンプの暑さ対策は、キャンプ場選びから始まっています。
選ぶキャンプ場によって暑さや過ごしやすさが異なるためです。どのようにしてキャンプ場を選ぶべきなのか、ご紹介していきます。

涼しいキャンプ場の選び方

涼しいキャンプ場の選び方
出典:PIXTA

涼しいキャンプ場を選ぶコツは、平地のキャンプ場より標高が高い場所にあるキャンプ場を探すことです。
なぜなら、平地より標高の高いキャンプ場の方が涼しく夏でも快適に過ごせるからです。
さらに、林間サイトが多いキャンプ場であれば、木陰が多いため暑さ対策もしやすいです。

そのなかでも標高1,000mを超えるキャンプ場は、夏の日中でも涼しくて過ごしやすいとキャンパーに人気があります。
その反面、夜は肌寒くなるのでパーカーやブランケットなどの羽織やすいアイテムを用意しておきましょう。

時間帯をずらすのもおすすめ

時間帯をずらすのもおすすめ
出典:PIXTA

キャンプ場選びと合わせて、キャンプを開始する時間帯を昼から夕方に移す方法も有効です。もしくは、テントを夕方頃に設営するだけでも暑さ対策につながります。
お昼の暑い時間帯にテントを設置すると、その時の熱が溜まったままになってしまいます。

キャンプ場には16時頃を目安にチェックインして設営を始めることで、暑さを回避しつつ夏キャンプを楽しむことができます。
キャンプ場のチェックイン時間もぜひ調べてみてください。

夏キャンプで手軽に行える暑さ対策

夏キャンプで手軽に行える暑さ対策
出典:PIXTA

夏のキャンプで手軽に行える暑さ対策をいくつかご紹介していきます。
夏キャンプをする予定がある方は、今回ご紹介する対策方法を参考にキャンプをしてみてください。

飲み物を十分に持っていく

飲み物を十分に持っていく
出典:PIXTA

夏キャンプでは、炎天下でテントの設営をすることが多いです。
暑い中のテントやタープの設営は大量の汗をかくため、脱水症状にならないように意識して水分を摂らなければなりません。

そのため、多めに飲み物を持っていくのがおすすめです。ただし、飲み物は重さがあるのでたくさん持っていく場合は車を利用するようにしましょう。荷物をなるべく少なくしたいソロキャンプや徒歩・電車などでキャンプ場に向かう場合は、キャンプ場に自動販売機が設置されていればそこで飲み物を確保できます。

ただし、キャンプ場によっては自動販売機が設置されていなかったり、飲み物が売り切れていたりする場合も考えられます。
あとから困らないためにも、キャンプ場に自動販売機が設置されているかを事前に調べておいた方が賢明です。自動販売機が設置されていない場合には、飲み物を十分に持って行きましょう。

夏のアウトドアに最適な服装にする

夏のアウトドアに最適な服装にする
出典:PIXTA

夏キャンプでは、アウトドアに最適な服装を着ていくことも大切です。
日焼け・虫対策のために、肌はできるだけ出さず通気性の良い素材(麻やリネンなど)を選ぶようにしましょう。
通気性が良い素材の服を選ぶことで、活動しやすくなります。

リネン素材は軽やかなうえに通気性が良いので、動きやすくておすすめです。
ジーパンは蒸れてしまうため、リネン素材のチノパンなどを用意してみてください。また、日差しを防ぐために帽子やサングラスなどの小物も準備しておきましょう。

テントは木陰に設営する

テントは木陰に設営する
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テントは木陰に設営することも暑さ対策の方法としておすすめです。
テントを木陰に設営することで、直射日光を避けて涼しく過ごしやすくなります。

注意すべきなのは、広々としていて木が1本だけ立っている場所です。このような場所の木陰にテントを設営すると落雷のリスクが高まるので注意してください。

周りに木陰がない場合は、タープの下にテントを張る方法もあります。そうすることで、炎天下でも快適に過ごしやすくなるでしょう。暑さ対策のためにタープも準備しておくと安心です。

通気性の高いテント・寝具を選ぶ

通気性の高いテント・寝具を選ぶ
出典:Unsplash

暑い日の夜でも快適に眠るためには、通気性の高いテント・寝具を選ぶことが重要です。
通気性が悪いテントや寝具だと蒸し暑さから寝苦しくなり、十分に睡眠をとることができません。

通気性の高いテントは暑さ対策にも有効ですが、それ以外にも様々なメリットが得られます。
例えば通気性が高いことで風の影響を軽減でき、突風が吹いても倒壊しない可能性が高まります。また、テント内と外気の気温差が縮まるため、結露が発生しにくい点も大きなメリットです。

テントなら「メッシュ素材が使用されているか」「通気性を確保しながら雨の浸入も防いでくれるフライシートが備わっているか」をチェックしてみましょう。
寝具は冷感素材が使用されているものを選ぶとヒンヤリしていて気持ち良く眠りにつくことができます。

扇風機などを持っていくのもアリ

扇風機などを持っていくのもアリ
出典:PIXTA

調理中やテント内で快適に過ごしたい時には、扇風機などを持っていくのもおすすめです。最近では首からぶら下げるタイプの手軽に使える扇風機も販売されています。
キャンプ場に電源がない場合には、コードレス扇風機の使用がおすすめです。

電源なしで使える充電式または電池式の扇風機なら、車などでわざわざ電源を確保する必要がありません。コードレス扇風機をキャンプ用に1台用意しておくと便利です。涼しみながらキャンプを楽しめます。

打ち水で周りの温度を下げる

打ち水で周りの温度を下げる
出典:PIXTA

暑い日のキャンプでは、打ち水をすることで周りの温度を下げることができます。
効率良く周りの温度を下げるためには、朝と夜の2回に分けて打ち水をするのがおすすめです。

なぜなら、昼間だと地面が暑いので打ち水が蒸発してしまってあまり効果がありません。
気温が上がる前の朝、もしくは気温が下がってきた夕方に打ち水をして周りの温度を下げるようにしましょう。

ハイコットがあると暑い夜も寝付きやすくなる

ハイコットがあると暑い夜も寝付きやすくなる
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コットには、ローコットとハイコットの2種類があります。
暑い夜、寝つきを良くしてくれるのはハイコットです。

ハイコットは地面から距離があるため、ローコットよりも地面からの熱気を感じにくくなっています。
熱気を感じにくくなるので、寝苦しさが軽減されて夏のキャンプでも快適に眠りやすくなります。

また、ハイコットは日中にベンチとして使うことができる1台2役の優れものです。
1台2役の便利グッズなら荷物を減らすことができるので、キャンプや他のアウトドアでも準備しておくと便利です。

冷感グッズがあると便利!

冷感グッズがあると便利!
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夏は熱中症になる可能性が高くなるため、冷感グッズを用意しておくと便利です。
簡単にクールダウンできるアイテムとしておすすめなのは、冷却スプレーです。
冷却スプレーならいつでもどこでも手軽に火照った体を冷やすことができます。

その他には、水で濡らすことで冷たさを維持できるクールタオルの使用もおすすめです。首に巻いておけるので、作業をしながら涼むことができます。

水・エタノール・ハッカ油を混ぜて作ったハッカ油スプレーをタオルに吹きかけることも涼しさにつながります。ハッカ油はミントの香りにより消臭・抗菌効果が期待でき、虫除けにも効果的です。

ハッカスプレーは清涼感を与えることができますが、直接体温を下げる効果はありません。併せて体を冷やすなどの熱中症対策を行うようにしましょう。

手軽に行えるキャンプ時の暑さ対策まとめ

手軽に行えるキャンプ時の暑さ対策まとめ
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夏キャンプでは、熱中症にならないために十分な暑さ対策を講じておきましょう。また、万が一熱中症になってしまった時に備えて熱中症対策ができる飲み物なども用意しておくことが大切です。

涼しく過ごすためには、標高が高い場所にあるキャンプ場を選んだり、木陰にテントを設営したりすることも有効です。扇風機や冷感グッズなどの便利アイテムを活用して、夏のキャンプを快適に過ごしてみてください。

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この記事を書いた人 TAKIBI編集部

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