投稿日:2021年7月1日 | 最終更新日:2021年8月18日
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キャンプの醍醐味は、その場で作るキャンプ飯です。
キャンプ飯を作る際にごはんを炊かなければいけませんよね。そんな時に役立つのが飯ごうです。
今回は、ご飯を炊く際に必要不可欠な飯ごうの選び方やおすすめアイテムなどについて解説していきます!
キャンプ飯を楽しみたいと考えている人はぜひ参考にしてみてください。
飯ごうの種類と選び方
まずは、飯ごうの種類や選び方のポイントからみていきましょう。
兵式飯ごう
兵式飯ごうは、兵式という名前という名前が付いていることからも分かるように、軍隊で使われていたタイプの飯ごうになります。
ヨーロッパで生まれたアイテムでもともとは違う使われ方をしていましたが、日本でご飯を炊けるように改良されたのです。
どこか懐かしい雰囲気を楽しみたい人に使ってほしいアイテムです。
ソラマメみたいな形をしていてくびれがあるため、リュックやベルトにもフィットしやすいのがポイント!また、複数の飯ごうを使う場合にもうまく並べるとスペースを抑えることができます。
丸形飯ごう
丸形飯ごうは、キャンプ初心者におすすめのアイテムです。
鍋みたいに丸い形をしているので、熱が全体的に均等に伝わりやすいです。
底も円形なので、焚き火やガス火だったとしてもムラになりにくいのは嬉しいポイント!
飯ごうでご飯を炊いたことがない人でも失敗してしまう可能性が低いですよ。
さらに、洗う時も隅々まで洗いやすくなっています。
しかし、兵式飯ごうよりもリュックなどの場所をとりやすいため、荷物を少なくしたいと思っている人には使いにくいと感じてしまうかもしれません。
丸形飯ごうを選びたいならコンパクトなタイプを選べばそこまで気になることはないかもしれませんが、他の飯ごうと比べてサイズ感などを購入前にチェックしておきましょう。
角型飯ごう
角型飯ごうは、ソロキャンプにおすすめのアイテムです。
メスティンと呼ばれる場合もあります。長方形でまるでお弁当箱のような形をしています。サイズは小さめなので少しだけ炊くこともできるため、ソロキャンパーでも使いやすいと感じていただけるはずです。
また角型飯ごうは熱伝導率が高いため、どのような料理にも使えるというメリットも!それだけではなく、角もあるので液体を注ぐ際にも使いやすいです。
おしゃれなデザインの角型飯ごうもあるので、いかにも!な感じのデザインは使いたくないという人にもおすすめです。
ライスクッカー
ライスクッカーは、ごはんを炊くために作られた鍋のことを指します。
焦げにくく吹きこぼれもしにくいので、使い勝手も良いと感じるはずです。
全体的にムラなく熱が伝わるというメリットもあるので、美味しくご飯を炊くことができます。
おしゃれなデザインや可愛らしいデザインのものもあり、自宅で使っている人もいます。たまにしかキャンプに行かないという人にも最適なアイテムですね。
土鍋
土鍋は、15分くらいでごはんを炊くことができるアイテムです。
じわじわと温度が上がっていくので、お米が持つうま味成分をしっかりと引き出すことができます。
炊飯器や他の飯ごうで炊いたご飯とは違った美味しさを味わえますよ。また、おこげも土鍋を使ったご飯の醍醐味です。
キャンプでおいしくご飯を炊く方法
せっかくなら美味しくごはんを炊きたいですよね。
そこで続いては、キャンプでおいしくごはんを炊く方法について解説していきます。
火種の種類を決める
炊く前に重要になるのは、火種の種類はどれなのかという点です。
火種は大きく分けると、ガス、炭、薪の3つに分けられます。
ガスで炊く場合は、ガスバーナーやガスコンロを用意しなければいけませんが、安定した火力が保てます。そのため、キャンプ初心者にもおすすめです。
炭は、ガスほどではありませんが火力が比較的安定しています。
そして薪は、火力の調整が難しいですが、ベテランキャンパーなら使いこなすことができます。
火種に合わせた調理器具を用意する
どの火種を使うか決まったら、調理器具を用意します。
ガスの場合はガスバーナーやガスコンロが必要になります。
ガスバーナーは二口付いているタイプを用意しておくと、おかずとご飯を並行して準備できるので、ちょうどいいタイミングで完成させることができますよ!
米と水の量を測る
お米と水の量も重要なポイントになります。
一合のお米を炊くなら水は200mlが基本となっているので、それを覚えておけば応用しやすくなります。
硬さの好みがあるため、その好みに応じて水の量を変えることもできますよ!
計量が難しい場合は、手を使って大まかな量を測ることができます。
指先がお米に触れるようにして入れ、人差し指の付け根がつかるくらいまで入れるという方法です。
女性の場合は中指の付け根が水につかるくらいに量を入れるとちょうどいい具合に炊き上がるはず…!
しっかり吸水させてから加熱する
しっかり吸水させてから加熱することも重要なポイントになるので覚えておいてください!
吸水時間は夏場なら30分、冬場なら1時間が目安になります。
待っている時間は長いと感じてしまうかもしれませんが、浸水させた方が美味しく仕上がります。
待つ時間がもったいないと感じてしまう人は、テントなどの準備をしている間に吸水させておくのがおすすめ!
無洗米なら手間を省けるのでキャンプ時に持っていくという人が多くいます。
そして吸水させたら加熱していきます。
加熱時は中火で20分ほど、湯気が出てきたとしても蓋はあけないようにしましょう。
20分加熱したら、10分ほど蒸らします。吸水がしっかりできていると焦げ付いてしまうこともなくなり、美味しいごはんが完成しますよ。
キャンプにおすすめの飯ごう10選
飯ごうには色々な種類があるため、どれを選んだらいいか迷ってしまうという人もいるでしょう。そこで、キャンプにおすすめの飯ごうを10個ピックアップしてご紹介します。
LOGOS(ロゴス) 兵式飯ごう
ロゴスの兵式飯ごうは、飯ごうとしてオーソドックスな形をしたものになります。
4合炊きなので、友人や家族とのキャンプにもおすすめです。
本体と蓋の内側、そしてなかごと呼ばれる皿にはアルマイト加工が施されています。
そして本体と蓋の外側には、メラミン樹脂塗装が施されています。飯ごうとしてだけではなく、鍋として使うこともできるため、便利なアイテムですよ!
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) 林間兵式飯ごう
キャプテンスタッグの林間兵式飯ごうは、キャンプやバーベキューで大活躍するアイテムです。
4合まで炊くことができ、中蓋が付いているので使い勝手も良いでしょう。中蓋は一杯で2合くらいになっているので、盛り付ける際の目安にしてみてください。
アルミ製で、より美味しく炊くことができたと感じる人もいるようです。リーズナブルな価格設定になっているので、初めての飯ごうにもおすすめですよ!
LOGOS(ロゴス) ハンドル付き飯ごう
ロゴスのハンドル付き飯ごうは、同メーカーの兵式飯ごうと同様のスペックを有するアイテムです。
違いは、こちらの商品だと蓋をフライパンとして使えるという点…!
そのため、色々と料理をしたいと思っているならこちらの方が使い勝手がいいと感じるかもしれません。
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) 林間丸型飯ごう
キャプテンスタッグの林間丸型飯ごうは、ボーイスカウトや学校の野外活動などでも使われているタイプの飯ごうになります。
林間兵式飯ごうと同じく4合まで炊くことができます。
中蓋も同じ仕様で、一杯で2合くらいになるので、盛り付けの目安にもしやすいですよ。2合炊きもできるので、少人数のキャンプでも重宝するはず…!
FIELD TO SUMMIT(フィールドトゥーサミット) 飯ごう 丸型
フィールドトゥーサミットの丸型飯ごうは、2合と4合炊きに対応していて、メモリが付いているので使いやすい仕様になっています。メモリがあるため、わざわざ計量カップで測る必要がないという点もこの飯ごうを使うメリットの1つです。
ツールスタンドなどに引っ掛けられるハンドルも付いているため、使い勝手も良いと感じるでしょう。また蓋に関しては、フライパンとして使うことができます。
trangia(トランギア) メスティン
トランギアのメスティンは、バージンアルミ製なのでかなり高品質な仕上がりになっています。小物入れやお弁当箱として使うこともできるため、キャンプ以外の場でも活躍してくれるアイテムだと言えます。
熱伝導率の高さから弱い火力でも上手に炊けるという魅力も兼ね備えています。1.8合が目安となっているのでソロキャンプを楽しみたい人にもおすすめ!
Milicamp(ミリキャンプ) メスティン
ミリキャンプのメスティンは、日本国内の食品衛生法に関する届け出が済んでいて、ドイツのLFGB食品安全検定も済ませているアイテムです。そのため安心して使うことができます。
炊飯だけではなくパスタ作りなどに使うこともできるので、キャンプ飯にこだわりたい人にもおすすめのアイテムだと言えますね!ソロキャンプをしたいならぜひ購入してみてください。
UNIFLAME(ユニフレーム) キャンプ羽釜
ユニフレームのキャンプ羽釜は、アルミ鋳造で作られたキャンプ用の羽釜です。アウトドアでもまるで高級な炊飯器で炊いたように美味しいご飯を食べられます。ふっくらと炊けたごはんを開放的な大自然の中で食べる時間はまさに至福の時です!
またこの羽釜は、自宅でも使うことができます。そのため、たまにしかキャンプに行かないという人にもおすすめです。
Coleman(コールマン) アルミライスクッカー
コールマンのアルミライスクッカーは、調理をする際に役立つストレーナーとメジャーカップ、そして持ち運ぶ際に重宝するメッシュポーチも付いています。
簡単にご飯を炊くことができるので、キャンプにおすすめのアイテムとなっています。
また、ノンスティック加工が施されているため、おこげができても綺麗に剥がせますよ!それだけではなく、お米のうま味を逃がさない二重蓋構造になっているのもポイントです。
HARIO(ハリオ) フタがガラスのご飯釜
ハリオのフタがガラスのご飯釜は、耐熱ガラスを使った蓋がポイントになっています。
ごはんが炊けていく様子を観察できますよ!
そのため、子どもをと一緒にキャンプをする際にもおすすめだと言えるでしょう。
つまみ部分にはホイッスルが付いているので、炊き上がったった時に音で知らせてくれます。
キャンプにおすすめの飯ごうまとめ
キャンプの楽しみは色々ありますが、その中の1つがキャンプ飯です。
キャンプ飯は普段とは違う環境で食べるため、同じものでもより美味しく感じます。
また、作る過程も仲間や家族と楽しめるので、キャンプ飯を楽しみにしている人も多いですよね!
数あるアイテムの中でどの飯ごうを選んだらいいか迷っているなら、ぜひ今回紹介したアイテムを中心にどれが自分に合っているかチェックしてみてください!