キャンプでの快眠に必須!コットの選び方&おすすめ8選

投稿日:2021年6月27日 | 最終更新日:2021年8月18日

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コットは寒い時期のキャンプも快適な睡眠を保てる便利なキャンプギアです。
就寝時以外にも役立つ場面が多いグッズなので、キャンプに慣れてきた頃に購入を考える方は多いはずです。
そんなコットは種類やメーカーが多種多様で、その中から自分に合うものを選ぶ必要があります。

今回は自分に合ったコットを見つけられるように、種類や選ぶときのポイント、おすすめ商品をピックアップしてご紹介していきます。コットの購入を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

コットの特徴と種類

コットの特徴と種類
出典:PIXTA

そもそもコットとは、どのようなキャンプギアなのでしょうか?
主に就寝時に使用するグッズですが、他にも色々と使い道があります。
また、種類も3つに大きく分けられるので、まずは特徴や使うメリットからご紹介しましょう。

コットとは?

出典:PIXTA

コットは持ち運びしやすく、組み立ても簡単なアウトドア用の簡易ベッドです。
キャンプ用の寝具にはマットや寝袋といったアイテムもありますが、コットを用いることでより快適な寝心地を手に入れられることが最大のメリットです。

コットを置くことで地面と距離が離れるため、地面から伝わる冷気や熱をシャットアウトできます。特に寒い時期のキャンプでは大活躍します。
本格的な就寝時だけではなく、ちょっとした休憩時もコットがあれば気軽に休めるでしょう。
ベッドとして使う以外にも、荷物置きやベンチの代わりに活用可能です。

ロータイプ

アウトドアベッド キャンプコット DINOKA 折り畳み式ベッド キャンピングベッド 耐荷重180KG ワイドサイズ2...

ロータイプは脚が短い分、安定性があることがメリットです。
軽量かつコンパクトなので持ち運びがしやすく、ソロキャンプやバイクツーリングなど荷物の量を抑えてアウトドアをしたいときに最適です。

ただし、脚が短いので地面からの冷気や熱気を遮断する効果はやや薄まります。それでもコットの有無だけで寝心地は変わるので、持っていて損はありません。
また、コットの下に荷物を収納できない点もデメリットでしょう。
荷物が多めだと、テントなどの場所を取りコットが置きづらくなる可能性があります。

ハイタイプ

FIELDOOR アウトドアコット 耐荷重180kg 190×69×40cm 【ライトグレー/木目調】 アルミ キャンプベッド ベン...

ハイタイプは脚が長いので、ベッド以外にベンチ代わりにも活用できます。
コットの下に荷物も入るので、スペースを広くとれる点もメリットです。
そして、ロータイプと比べて冷気や熱気の影響を受けにくいこともハイタイプの良いところです。

その代わりサイズが大きく、重量もあるので持ち運びのしにくさがデメリットです。それに加えて、設営に力がかかるタイプも多く、力の弱い人や女性だと使いづらいと感じてしまうこともあるでしょう。

2WAYタイプ

2WAYタイプは脚の長さを調節できるコットです。ローサイズにもハイサイズにも調節できるので、用途に合わせて使い分けられる点が最大のメリットです。
日中はベンチや物置の代わりにハイタイプ、夜にテント内で使う場合は安定性のあるロータイプで使うということも可能です。

2種類の高さのうち、どちらを選ぶのか迷うのであれば2WAYタイプを選ぶのが無難でしょう。
しかし、比較的に重量があり、パーツが多く複雑な構造となっている点が2WAYのデメリットです。また、コットが自分の高さに合うかどうかも確認しておく必要があります。

コットを選ぶときのポイント

出典:PIXTA

コットを選ぶときは、機能性やデザインに注目する方がほとんどでしょう。それも大事ですが、他にも注目すべきポイントはたくさんあります。自分に合ったコットを選ぶことは一番大事なので、ここからは選ぶときのポイントをご紹介していきます。

体型に合わせて選ぶ

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商品ごとに長さや横幅には微妙な違いがあるので、自分の身体に合うサイズを選ぶことが重要となってきます。
自分の体がはみ出してしまうほど、長さや横幅が足りないと快適な寝心地を確保できません。寝返りを打った際に落ちてしまう可能性もあります。

また、2人で使うときはダブルサイズのコットがおすすめです。ダブルサイズも色々あるので、それぞれの体型に考慮して適切なサイズを選ぶようにしてみてください。長さや横だけではなく、寝やすい高さかどうかも確認したいポイントです。

耐荷重を確認する

どれだけの重さまで耐えられるかも確認したいポイントです。
サイズが合っていても自分の体重に合った耐荷重でないと、使用中に突然壊れてしまう可能性があります。
ほとんどのコットは成人男性の体重に耐えられる仕様となっていますが、平均体重よりも体重がある人は注意しましょう。

また、ベッド以外のベンチ代わりにする場合、2人以上が座る想定なら耐荷重に優れたコットを選んでください。耐荷重的にはロータイプの方が優れている傾向にあります。

準備や片付けがしやすいかどうか

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準備から片付けまでしやすいコットなら、女性だけのキャンプでも楽々と設営できます。
コットの準備・片付けのしやすさは脚フレームの形から確認できます。
セッティングの容易さを重視するのであれば、広げるだけで良い展開タイプがおすすめです。

ただし、展開タイプは脚フレームが大きくなりやすい点がデメリットです。
コンパクトで運びやすさを重視するのであれば、やや設営に手間がかかりますが脚フレームを組み立てるタイプがおすすめです。

快眠につながる寝心地もチェック

コットの寝心地は脚とシートの張り具合によって変わってきます。
脚フレームがぐらつくと寝心地は悪くなるので、数が多く頑丈な素材を使ったコットが良いです。
シートは硬めでしっかり張られているものは、寝返りがしやすいメリットがあります。

一方、緩めに張られていたり、伸縮性のある生地を使ったりしている場合は、全身が包み込まれた感覚になります。
シートの張り具合は、自分の好みで選んでみましょう。寝心地はブログやSNSなどの投稿から情報を集めるのも良いのですが、実際に試して自分に合うものを選ぶことをおすすめします。

キャンプでの快眠におすすめ!人気コット8選

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コットの特徴や選び方をご紹介してきましたが、実際にどのような商品があるのか気になる方もいるでしょう。
ここからは各キャンプギアブランドが販売する、キャンパーに人気のコットを8つピックアップしてご紹介していきます。

Helinox(ヘリノックス)コットワン コンバーチブル

Helinox(ヘリノックス) コットワン コンバーチブル ブラック 1822170 BK

重量が約2.19kgと軽くも優れた強度を誇り、あまり力をかけずに組み立てできるので女性も設営しやすいコットです。
軽量のアルミポール製の脚フレームは耐久性が高く、145kgまでの重さなら問題なく保てます。

サイズは長さ190cm・横幅68cmなので、成人男性も問題なく使用できます。
高さは16cmのロータイプですが、別売りのレッグを取り付ければハイタイプとして使うことも可能です。
シートは適度な張りとしなりがあるので、寝返りも打ちやすくなっています。カラーもブラック・コヨーテタン・グリーン・レッドの4色から選べ、デザイン性にも優れています。

DOD ハンペンインザスカイ

DOD(ディーオーディー) ハンペンインザスカイ ふわふわな寝心地の エアマット内蔵 ハイコット CB1-633-TN

2WAYタイプのコットなので、キャンプシーンに合わせて使い分けが可能です。
耐荷重が180kgまで、長さが190cm、横幅が78cmなのでやや体格のいい人も安心して睡眠できます。
ハイスタイルでベンチ代わりに使う時は、3人掛けとして使えます。

ハンペンインザスカイの魅力はエアマットが内蔵されたシートです。
ふわふわしたエアマットのおかげで快適な寝心地を保て、キャンプの疲れも和らげることが可能です。
シートはポリエステルカバーで包まれているため、汚れや穴あきしにくく、メンテナンスもしやすい商品となっています。

WAQ フォールディングコット

WAQ 2WAY フォールディング コット タンカラー 折りたたみ式コット WAQ-COT01 ハイ/ロー切替可能 (タン)

レッグポールの抜き差しでハイ・ロースタイルに切り替えられる2WAYタイプのコットです。長さは190cm、横幅は65cmとなっています。

折りたたみタイプなので準備から片付けも楽々と行えます。
フレームには強度の高いアルミ素材の超々ジュラルミンを採用しているので頑丈で、150kgまでの重さに耐えることが可能です。
ハイスタイルにできるので、日中はベンチとして活用できます。シートの張り具合は開発の時点から強くこだわっており、固めに張られているので安定感があります。

Hilander(ハイランダー)軽量アルミローコット

Hilander(ハイランダー) 軽量アルミローコット ブラウン キャンプ アウトドア 軽量 持ち運び

高さが16cm程のロータイプのコットです。
長さ188cm、横幅68cm、重量は約2kgと軽くてコンパクトであるため、持ち運びのしやすさがメリットです。
組み立て前は専用の収納袋に入れれば、500mlのペットボトル約2本分の長さに納まります。
それでいて80kgまでの重さなら耐えられるので、標準よりも少し体重がある人も安心です。

生地にレッグポールを通して取り付けるだけなので、設営もとても簡単です。価格もリーズナブルなのでコスパ重視の人やキャンプ初心者も購入しやすいコットと言えるでしょう。

Snow Peak(スノーピーク)コットハイテンション

スノーピーク(snow peak) コットハイテンション BD030

腰をかけたり、立ち上がったりしやすい絶妙な高さ(約30cm)が特徴的なコットです。
長さ200cm、横幅65cmと比較的にゆったりとしたサイズ感となっています。

脚フレームがX脚になっているのも特徴的です。人が横になることで布面に適度な張りがかかり、丁度良く浮遊感があって安定した寝心地を確保できます。
重量は約6kgと重めですが、アルマイト加工を施した合金素材なので錆やすり減りに強く、耐久性にも優れています。
シートもポリエステル600Dを採用しているので丈夫で破れにくくなっています。

Qualz(クオルツ)2WAYライトビームコット

クオルツ 2WAY ライトビーム コット 【ブラウン】 QJHB150

高さを36.5cmのハイスタイルと22.5cmのロースタイルに切り替えられるコットです。
脚のパーツを変えるだけで、簡単に高さを切り替えられます。
耐荷重は約100kgまでなので、標準よりも体重がある方も安心です。
ただし、こちらのコットはベンチとしての使用は推奨していないので注意しましょう。

重量は約3.3kgなので、比較的に軽いコットとなっています。収納サイズも他のコットと比べてコンパクトなので持ち運びやすさも抜群となっており、キャンプ初心者にも向いています。

Naturehike フォールディング キャンプベッド

Naturehike ネイチャーハイク フォールディング キャンプベッド XJC03 カーキ

脚パーツを変えることで、17cmのロースタイルにも38cmのハイスタイルにもできるコットです。
組み立てから片付けまで簡単なので、女性にもおすすめです。
脚フレームには頑丈なアルミニウム合金を使っており、150kgの重さまで耐えます。そのため、2人掛けのベンチとしても役立ちます。

シートには600Dのナイロン素材を採用しており、汚れに強い仕様となっています。
通気性と弾力性があり、沈み込みにくい張り具合なので安定して快適な眠りを確保できます。

THERMAREST(サーマレスト)ウルトラライトコット

THERMAREST(サーマレスト) アウトドア ベッド ラグジュアリーライト ウルトラライトコット R(61×183cm) 【...

長さ183cm×横幅61cmのレギュラーと長さ196cm×横幅66cmのラージの2サイズがあるロータイプのコットです。
そのため、体格の良い人も自分の体型に合わせてサイズを選べます。
重さはレギュラーが1,195g、ラージでは1,361gしかなく、ローコットの中でもトップクラスの軽量を誇ります。

シート裏面にサーマキャプチャーがラミネートされているのも、このコットの大きな特徴です。サーマキャプチャーは地面からの冷気を遮り、体から放出される熱を反射することで保温性を確保できる技術です。まさに、冬キャンプに最適なコットとなっています。

コットの選び方とおすすめアイテムまとめ

出典:PIXTA

コットの選び方からおすすめアイテムまでご紹介してきました。
コットを選ぶときは用途や自分の体型、寝心地の良さなどを考慮して選ぶことをおすすめします。
各キャンプギアブランドからは様々なコットが出ていますが、ご紹介したポイントを覚えておけば迷わず選べるでしょう。

今回は人気コットをピックアップしてご紹介しましたが、他にも使い心地の良いコットはたくさんあります。ぜひ自分に合ったコットを選んで、キャンプ時の快適な睡眠の確保に役立ててください。

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この記事を書いた人 TAKIBI編集部

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