キャンプ料理がよりオシャレに!スキレットの活用方法とおすすめレシピ

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料理を作ったり、オシャレなテーブルコーディネートをしたりと、SNSで映えるキャンプにしたいという方が増えています。
そんなオシャレなキャンプに欠かせなくなっているのが、スキレットです。

今回はスキレットの特徴や魅力をご紹介しながら、使用する際の注意点やおすすめレシピなどもご紹介していきます。今より素敵なキャンプサイトを作りたい方、オシャレな雰囲気の食事にしたい方は、ぜひチェックしてみてください。

スキレットの特徴

スキレットの特徴
出典:Unsplash

キャンプにスキレットを持ち込む人は増えています。
しかし、中には「正直フライパンでもいいのでは?」と考える方もいるかもしれません。

スキレットにはフライパンにはない様々な魅力があります。どのような特徴があり、同じ鉄素材で作られたフライパンと何が違うのか、ご紹介していきましょう。

スキレットとは?

そもそもスキレットとは、鋳鉄(キャストアイアン)製のフライパンのことを指します。厚手のフライパンになっており、鋳鉄ならではの蓄熱性の高さとゆっくり熱が伝わる特性から、食材にムラなく火を通せるようになっているのが一番の特徴です。

スキレットでじっくり調理することによって素材の旨味をしっかりと閉じ込められるという点も魅力の1つ。食材がスキレット調理でさらに美味しくなりますし、スキレットに盛り付けたままテーブルに出せば蓄熱性の高さから、料理を長い時間熱々の状態で食べられるようになります。

鉄フライパンと何が違う?

「キャンプで使用するなら同じ鉄素材で作られたフライパンでもいいのでは?」と思ってしまうかもしれません。
鉄フライパンは高温で加熱した鉄を叩いて成形されるため、薄くて軽く、キャンプで料理を作る際に重宝するアイテムです。
一方、スキレットは溶かした鉄を型に流し込む製法を用いるため、分厚く重さもあります。

重くなればキャンプへの持ち運びもしにくくなります。しかし、スキレットは分厚いことで得られる蓄熱性の高さが魅力的ですし、鉄フライパンとは異なり柄の部分も鉄でできているのでオーブン調理が可能です。
さらにIHで使用しても変形しにくいという特徴を持っています。

スキレット1つで様々な調理を楽しめるとなれば非常に便利なアイテムです。
スキレットさえあればキャンプに持っていく調理アイテムを少なくできるという点も、キャンパーから人気を集める理由となっています。

キャンプで活躍する万能スキレット

キャンプで活躍する万能スキレット
出典:Unsplash

スキレットは焼きだけではなく、蒸しや燻製など様々な調理に対応できるアイテムでもあります。また、美味しくでき上がった料理をさらに映えさせるようなオシャレさも魅力となっているのです。

肉や魚などメイン料理をスキレットで調理してテーブルに並べれば、華やかな食卓へと変化します。
わざわざ別の皿に盛り付けなくても良いので、その分手間が減らせるのもポイントです。キャンプで大いに活躍するスキレットは、万能な調理アイテムと言えます。

キャンプ前にやっておきたい「シーズニング」

キャンプ前にやっておきたい「シーズニング」
出典:PIXTA

キャンパーなら1つは持っておきたいスキレットですが、使用する際に注意が必要です。それは、「シーズニング」という工程を行っていないと、鉄素材のデメリットである「錆び」が発生してしまうのです。
ここからは、錆び対策となるシーズニングについて説明していきます。

シーズニングはなぜ必要?

鉄製のスキレットは分厚く耐久性に優れているのが特徴です。
しかし、使う前の準備や使用後のお手入れを怠ってしまうと、どんどん錆びが進んでしまいます。

錆びさせないためにはシーズニングと呼ばれるお手入れをしなければなりません。少し手間にはなってしまうものの、マメにシーズニングをすることで一生もののスキレットにすることもできます。

キャンプで長く使用してきたスキレットになると愛着が湧いてくるものです。いつまでもお気に入りのアイテムとして使っていくためにも、シーズニングは行うようにしましょう。

最初に行うシーズニングの手順

まずスキレットを使用する前に、出荷時に塗布されている錆止めのワックスを洗剤で洗い流します。続いてスキレットを軽く火にかけて表面の水気を切っていきます。

水気がなくなったらオリーブオイルや食用油を引いて、薄くコーティングするように馴染ませましょう。この時、キッチンペーパーを使用するのがおすすめです。

そのまま弱火で5分ほど空焼きすればシーズンニングは完了です。
鉄の臭いが気になる場合、くず野菜を炒めた後に油をふき取り、改めて空焼きすると臭いも気になりにくくなります。

使用後に行うシーズニングの手順

スキレットを使用した後のシーズニングについては、できる限り洗剤を使用せずに洗うのがポイントです。洗い終えたら最初に行うシーズニングと同じ要領で手入れすれば問題ありません。

空焼きし、食用油でコーティングするだけでシーズニングは完了するので、洗剤で洗わない分、慣れたらこの一連の流れも面倒にも感じにくくなります。
ただし、シーズニング後の錆びにも注意が必要で、保管時は湿気内のない場所に置いておくことも重要です。

キャンプ料理におすすめ!スキレット活用レシピ

キャンプ料理におすすめ!スキレット活用レシピ
出典:Unsplash

スキレットはキャンプ料理の幅を広げてくれるアイテムです。
焼きも蒸しもできるスキレットを使い、華やかで彩り豊かな料理をテーブルに並べてみましょう。ここからはキャンプにおすすめのスキレット活用レシピをご紹介します。

朝にピッタリ!ベーコンエッグ

朝にピッタリ!ベーコンエッグ
出典:Unsplash

スキレットで作るベーコンエッグはキャンプの朝にピッタリのメニューです。作り方はいたってシンプルで、ベーコンや卵をスキレットで焼くだけとなります。塩や胡椒で味を整えたら完成なのでキャンプ初心者にもおすすめできますし、アスパラやチーズなどを入れてアレンジもしやすいメニューです。

スキレットに盛り付けたままテーブルに並べても映えますが、作ったベーコンエッグをマフィンに挟んでも美味しく召し上がれます。マフィンに挟む場合は、食材を挟んだマフィンに焼き色が付くまで再度焼くと、さらに美味しい一品になります。

カリジュワ感が病みつきになるフレンチトースト

カリジュワ感が病みつきになるフレンチトースト
出典:PIXTA

スキレットを使用した定番メニューにはフレンチトーストも挙がります。作り方はまず、卵、牛乳、砂糖、バニラエッセンスで卵液をつくり、その中に食パンを浸します。パンに卵液が十分染みたら、スキレットにバターを乗せて弱火で温めます。

その後パンをスキレットに乗せたら蓋をして5分待ちましょう。火はそのまま弱火をキープし、焦げ目が付いたら裏返して再度5分焼きます。この時も蓋をするのを忘れないようにするのがポイントです。

しっかりと焼き目が付いたら完成です。お好みで粉砂糖やメイプルシロップをかけるとより甘さが引き立って美味しく召し上がれます。

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オーブンいらず!スキレットでつくるフレンチトースト-そとごはん-

長くアツアツを楽しめるアヒージョ

長くアツアツを楽しめるアヒージョ
出典:PIXTA

スキレットならではの熱々料理を楽しむならアヒージョがおすすめです。
アヒージョは入れる具材によって味や風味が大きく変わります。キャンプでおすすめなのはカマンベールチーズです。

オリーブオイルにニンニクとアンチョビを入れ、香りが立つまで熱します。
その後トマトやマッシュルーム、カマンベールチーズを入れてじっくりと焼いていき、食材に火が通ったら完成です。

食べる際は溶けたチーズに他の食材を絡めてみましょう。
パンの上にアヒージョを乗せて食べるのもおすすめです。お酒との相性も抜群なので、ぜひ試してみてください。

【関連記事】
簡単インスタ映えメニュー!「カマンベールアヒージョ」ーそとごはんー

ジューシーなローストチキンもお任せ!

ジューシーなローストチキンもお任せ!
出典:PIXTA

キャンプではお肉料理が人気ですし、スキレットに盛り付けたままテーブルに出せば写真映えもします。そんなスキレットの肉料理の中でもおすすめなのがローストチキンです。

ローストチキンを作る際はスキレットの蓋を使うと、外はカリカリ、中はジューシーなチキンに仕上がります。作り方はまず、鶏もも肉にフォークで穴を開け、塩コショウで下味を付けましょう。

スキレットを熱して中火ほどにしたら、鶏もも肉を並べて表面に焼き色を付けます。その後弱火にして蓋をし、中に火が通れば完成です。鶏もも肉に串を刺した際、透明な肉汁が出てくるようであればOK。とても簡単に作れるので初心者キャンパーにも最適な料理となっています。

ワイルドに楽しむならステーキ

ワイルドに楽しむならステーキ
出典:Unsplash

もう少しワイルドにキャンプを演出したい方にはステーキがおすすめです。
ステーキはスキレットで焼くとじっくりと熱が通るため、厚手のお肉でもきちんとムラなく火が通って柔らかくなります。

お肉に塩コショウやお好みのスパイスで味付けしたら、あとは焼くだけです。
焼く際には薄くスライスしたニンニクやローズマリーを入れるとより風味豊かな美味しいステーキになります。

油の代わりにバターを入れて焼くのもおすすめです。お肉にバターをかけながら焼くとより香ばしくなり、食欲を増進させる絶品ステーキになります。

色鮮やかなパエリア

色鮮やかなパエリア
出典:PIXTA

彩りが美しいパエリアは、スキレットで作るとよりテーブル映えが期待できます。まず、ニンニク、タマネギ、パプリカを切っておきます。熱したスキレットにオリーブオイルを引き、ニンニクとタマネギを入れてタマネギがあめ色になるまで炒めてください。

その後パプリカを投入し、火が入ったらパプリカだけを取り出し、研いだだけのお米を入れましょう。お米に焦げ目が付いたらコンソメとカレー粉を水で溶いたスープを加えます。

煮立ったらアサリやムール貝、エビ、もしくは鶏肉を入れます。お好みの具材を入れたらアルミホイルで蓋をして弱火で10分蒸し焼きにしたら完成です。

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お酒に合うチーズタッカルビ

お酒に合うチーズタッカルビ
出典:PIXTA

スキレットでは流行りのチーズタッカルビも作れます。用意するのはカット野菜と鶏むね肉、オリーブオイル、チーズと、調味料となるにんにくチューブや一味唐辛子、しょうゆ、ごま油です。

あらかじめ調味料を混ぜ合わせたタレに鶏むね肉を漬け込んでおき、スキレットを用意してオリーブオイルを入れて熱しておきます。鶏むね肉をスキレットで炒めて火が通ったらカット野菜を投入し、蒸し焼きにしていきます。この際、途中で混ぜて様子を見るのがポイントです。

全体に火が通ったらチーズを乗せて再度蒸し焼きにして完成となります。調味料を用意する代わりに市販のチーズタッカルビ専用タレを購入しておけば、さらに時短調理が可能です。

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簡単なのにオシャレ!ハッセルバックポテト

簡単なのにオシャレ!ハッセルバックポテト
出典:PIXTA

ハッセルバックポテトはオシャレキャンプを楽しみたい方には非常におすすめです。
作り方は、じゃがいもに5mm間隔の切り込みを入れ、その間にベーコンを挟みます。オリーブオイルで熱したスキレットにじゃがいもを入れ、塩コショウを振りアルミホイルで蓋をします。

じゃがいもが柔らかくなったらチーズを乗せ、お好みでパセリフレークをかければ完成です。とても簡単にできる料理にも関わらず見た目もオシャレな一品です。塩コショウの代わりにクレイジーソルトをかければ、より旨味を増した仕上がりになります。

シンプルだけど美味しい焼きバナナ

シンプルだけど美味しい焼きバナナ
出典:PIXTA

キャンプの食事でも甘いデザートやスイーツで締めたいという方は多いです。デザートをキャンプで作る際にもスキレットがあれば解決できます。

シンプルなデザートではありますが、スキレットでつくる焼きバナナは非常に美味しいですし、キャンパーには定番の人気メニューとなっています。スキレットにバターを入れてバナナを焼いていくだけなので作り方もとても簡単です。

仕上げにマスカルポーネチーズやはちみつ、シナモンをかければ完成となります。熱々で甘みたっぷりのバナナが口の中でとろける最高の食感を味わえます。

見た目も華やか!アップサイドダウンケーキ

見た目も華やか!アップサイドダウンケーキ
出典:PIXTA

より華やかな見た目を重視したい方はアップサイドダウンケーキがおすすめです。作り方はボウルにバターを入れて柔らかくなるまで練り、グラニュー糖を加えて混ぜ合わせていきます。その後溶いた卵を少しずつ入れながら混ぜ、ふるったアーモンドプードルと薄力粉を加えて、さらに混ぜたら生地の完成です。

続いてスキレットを用意してグラニュー糖と水を入れて火にかけてカラメルを作ります。カラメル色が付いたらあらかじめカットしておいたリンゴや梨、パインなどを入れて、先ほど作った生地をフルーツの上にかかるように入れていきます。

その後蓋をしてオーブンで30分ほど焼きましょう。途中で蓋を開けて焼き加減を確認しながら火力を調整してください。焼き上がったら、冷ましてフルーツが見えるようにひっくり返してお皿に盛り付けると非常に映えるので、ぜひ試してみてください。

キャンプにおすすめのスキレット活用レシピまとめ

キャンプにおすすめのスキレット活用レシピまとめ
出典:PIXTA

今回はキャンプ料理にも最適なスキレットの魅力と使用上の注意点、試してほしいスキレット活用レシピをご紹介してきました。スキレット使用後は必ずシーズニングを行い、錆びないように手入れすることが大事です。きちんと管理すれば今後も長く使用できるアイテムになります。

また、今回ご紹介したメニューはどれも比較的簡単に作れるものです。ぜひ美味しくて華やかなキャンプ料理をスキレットで作ってみてください。

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