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キャンプや登山でテント泊をするなら寝袋も持っていくことになりますが、なるべくコンパクトで軽量なものを選びたいものです。荷物が増えがちなテント泊で持ち運びに悩まないためにも、今回はコンパクトな寝袋の選び方とおすすめ商品をご紹介します。特に最近は持ち運びやすくて、なおかつ機能性にも優れた商品が揃っているので、自分に合った寝袋を探してみてください。
コンパクトな寝袋を選ぶポイント
まずはコンパクトな寝袋を選ぶ際に注目しておきたいポイントを解説していきます。どんな寝袋を選べばいいのか、どこを比較すればいいのか分からない方はぜひ参考にしてください。
コンパクトさを重視するならマミー型がおすすめ
寝袋には主にマミー型、封筒(レクタングラー)型、人型の3種類に分けられます。
マミー型は種類の中でも一般的なもので、保温性の高さが魅力です。封筒(レクタングラー)型はマミー型よりも手足を動かしやすく、布団のような寝心地を体感できます。人型は体にフィットする形状となっているため、自由度が非常に高く着たまま動くことも可能です。
種類ごとにそれぞれ特徴や機能が異なりますが、コンパクトさ重視で選ぶならマミー型から商品を選びましょう。封筒型や人型はどうしてもかさばってしまいますが、マミー型は他のタイプに比べて広げた時のサイズ感も小さく、収納した状態もコンパクトになりやすいです。
サイズを確認する
寝袋を選ぶ上で持ち運ぶ際の収納サイズも重要ですが、自分の体型に合うものを選ぶことも大切です。コンパクトさだけを重視して選んでしまうと広げた時のサイズが自分の体型と合っておらず、快適な睡眠環境を作れなくなります。背が高い人はロングタイプを、体型が大きめの人はストレッチ性のある素材の寝袋を選んでみてください。
素材はダウンがおすすめ
商品ごとに中綿の素材も異なりますが、化繊素材よりもダウンを採用している寝袋がおすすめです。化繊素材は高い保温性を維持できますが、圧縮が難しく収納サイズが大きくなってしまいます。一方、ダウンだと羽毛が重なって空気の層を生み出しているため、空気の層がなくなればかなりコンパクトに収納できます。
また、重さを比較してみると、ダウンは化繊素材の約2分の1の重さになります。ただしダウンは化繊素材よりも価格的に高くなる傾向があるため注意してください。
対応シーズンを確認する
寝袋はそれぞれ商品ごとに対応シーズンが記載されています。夏用や冬用のように期間が限定されているものから、春~秋にかけて使える3シーズン用です。雪山に行く際は冬用の高性能タイプを選ぶ必要がありますが、春~秋にかけてキャンプを楽しみたい方は3シーズン用で問題ありません。
対応温度を確認する
3シーズン用でも夜から朝方にかけて冷え込む時は寒さが気になってしまうかもしれません。そのため、商品ごとに設定された快適使用温度だけでなく、最低使用温度(下限温度)もチェックしておくと安心です。3シーズン用なら-5℃~5℃を目安に選んでみてください。
おすすめコンパクト寝袋15選
コンパクトな寝袋を選ぶ際のポイントを解説してきました。ここからはおすすめのコンパクト寝袋を15個ご紹介します。各メーカーから発売されているコンパクトな寝袋の中から自分に合いそうな商品を見極めていきましょう。
mont-bell(モンベル) ダウンハガー650 #5
mont-bell(モンベル)のダウンハガー650 #5は、mont-bellが独自開発した“スーパースパイラルストレッチ”システムを採用したモデルの寝袋です。これは生地の繊維を斜めに配置し、さらに糸ゴムを活用することでストレッチ性に優れた構造を実現しています。マミー型なので高い気密性を保ちながら、寝心地の良さも実感できます。
中綿には650フィルパワーのダウンが採用され、コンパクトに収納しやすいのもポイントになっています。また、サイズもレギュラーモデルに加えてWoman’sモデルとロングモデルにも対応しています。
mont-bell(モンベル) アルパインダウンハガー800 #5
mont-bell(モンベル)のアルパインダウンハガー800 #5は、ダウンハガーと同様にスパイラルストレッチシステムを採用し、伸縮率120%を誇るマミー型の寝袋です。アルパインダウンハガー800 #5は他にも“バリスティック エアライト®”を採用しています。この素材によって抜群の強度に加え、さらなる薄さと軽さを実現しています。
中には800フィルパワーのダウンが使われており、優れた保温性も特徴の1つです。他にも長期保管ができるようストリージバッグが付属しています。
mont-bell(モンベル) シームレス ダウンハガー800 #3
mont-bell(モンベル)のシームレス ダウンハガー800 #3は、mont-bell独自のシステムや素材、ステッチなどがふんだんに盛り込まれた機能性の高い寝袋です。現在特許出願中の“スパイダーバッフルシステム”は内部に特殊な糸(スパイダーヤーン)を巡らせることで隔壁を作らなくてもコールドスポットができにくくなります。さらに、隔壁を作る際にできる表面の縫製がなくなるため、より高い気密性を維持できます。
NANGA(ナンガ) MINIMARHYTHM 5BELOW
NANGA(ナンガ)のMINIMARHYTHM 5BELOWは、フードで頭もすっぽりと被れる立体設計のマミー型寝袋です。上面は保温力を高めるための横バッフル、背面は寝返りを打ってもダウンの偏りが抑制できる細めの縦バッフルで縫製されています。
MINIMARHYTHMはNANGAの中でも最軽量のシリーズであり、5BELOWも無駄を削いでコンパクトさと軽さを重視したアイテムとなっています。
NANGA(ナンガ) オーロラライト 350 DX
NANGA(ナンガ)のオーロラライト 350 DXは、オーロラライトシリーズの中でも最軽量のモデルです。オーロラライトとはNANGAが独自開発した防水透湿素材のことで、結露にも強い作りになっています。また、中綿には760フィルパワーのスパニッシュダックダウンを採用しており、保温効果の高さも魅力です。
サイズはレギュラーサイズの他にショートとロングもあるので、自分の体格に合わせて選ぶことができます。
NANGA(ナンガ) UDD BAG 380DX
NANGA(ナンガ)のUDD BAG 380DXは、超撥水加工が施された高機能ダウンを採用しているモデルです。水にあまり強くなかったダウンに超撥水加工が備わったことで、化繊素材を選ぶ必要もなくなり、軽さとコンパクト性を重視することができます。
また、反発力が強く膨らむ時間まで短縮され、素早く寒さから解放してくれます。サイズはショート、レギュラー、ロングの3タイプから選べます。
ISUKA(イスカ) エアプラス280
ISUKA(イスカ)のエアプラス280は、保温効率を最大限高めるための3D構造と800フィルパワーの高品質グースダウンが採用された寝袋です。3D構造では胸側の空間にゆとりを持たせることで、暖かい空気が全身を包み込めるようになっています。また、足元は多めにダウンを充填させ、寒さを和らげる工夫がなされています。
また、保温性と軽さを両立させたバランスの良い寝袋となっています。収納した時のサイズは直径14cm×20cmでバッグの中にも収まりやすいです。
ISUKA(イスカ)エアドライト 290
ISUKA(イスカ)のエアドライト290は、濡れを防ぐために750フィルパワーの撥水ダックダウンを採用した基本モデルです。290というのは羽毛量を表しています。3D構造で人体にフィットしていることはもちろん、ボックス内の隔壁には軽さと通気性に優れたメッシュ素材が採用されています。
上部と下部で構造が分かれており、上部はボックス構造、下部はシングル構造で作られています。シングル構造は軽量性に優れた構造で、コンパクトな収納も可能です。
ISUKA(イスカ) ダウンプラス ニルギリ EX
ISUKA(イスカ)のダウンプラス ニルギリ EXは、冬のキャンプや車中泊などでも使いやすいモデルです。頭部から熱が逃げないようにフィット感のあるフードチューブが備わっています。また、暖まった空気が流出するのを効果的に防ぐために、首元から肩にかけてショルダーウォーマーを設けています。
冬でもしっかりと暖まれるような工夫を凝らしながら、720フィルパワーのダウンを採用することで軽さを維持しています。ただし、他のモデルに比べると重量は約1.2kgと重めです。
OMM(オリジナルマウンテンマラソン) マウンテンレイド100
OMM(オリジナルマウンテンマラソン)のマウンテンレイド100は、PrimaLoft®Gold Insulation with Cross Core™という素材を使うことで暖かさと重さのバランスを実現させた寝袋です。雨や湿気で濡れてしまっても93%以上の暖かさを保てるようになっています。
シェルには極薄リップストップナイロン(PointZero)が採用され、本体重量は380gしかありません。また、表面にはDWR処理を施すことで撥水性をさらに高めており、耐湿性にも優れています。
Hilander(ハイランダー) ダウンシュラフ 400
Hilander(ハイランダー)のダウンシュラフ 400は、3シーズン対応のコスパにも優れた寝袋です。650フィルパワーの中綿はグレーダックダウン80%とグレーダックフェザー20%が含まれており、保温性を確保しています。
重さは約680gと比較的軽く、さらに持ち運びしやすいよう収納袋まで付属されています。手軽にコンパクトな寝袋をゲットしたい方には特におすすめのアイテムです。
Takemo(タケモ) スリーピングバッグ
Takemo(タケモ)のスリーピングバッグは、高品質のホワイトダックダウンを封入したマミー型の寝袋です。表面には20Dのポリエステルリップストップを採用しており、シングル構造にすることでコストも抑えられています。
重量は一番軽いモデルで500g、収納サイズは直径13cm×25cmです。持ち運びがしやすいだけでなく、長期保管にも適したストリージバッグが付属されています。
Naturehike(ネイチャーハイク)マミー グースダウン スリーピングバッグ CW300
Naturehike(ネーチャーハイク)のマミー グースダウン スリーピングバッグ CW300は、その名の通りホワイトグースダウンを採用したマミー型の寝袋です。保温性がしっかりと確保されており、朝晩の冷え込みも防げます。
重さは約630gでコンパクトなサイズに収納できるため、キャンプやツーリング、車中泊など様々なシーンで活躍してくれます。また、カラーはブラック、ネイビーブルー、イエローの3色から選べます。
Soomloom(スームルーム)マミー型 高級ダウン650FP寝袋
Soomloom(スームルーム)のマミー型 高級ダウン650FP寝袋は、精密な構造によってダウンがズレる心配もなく、さらに両開きファスナー設計となっているため温度調節もしやすいモデルです。サイズは全部で6種類ありますが、中でもコンパクトなのは羽毛量400gのタイプで収納時のサイズは18cm×21cmになります。
3D立体型のフードによって頭部を包み込み、冷気の侵入を防いでくれます。また、足元は台形のフットボックスとなっていてゆとりがあり、サイドを圧迫しなくても自然な姿勢を取ることが可能です。
SEA TO SUMMIT(シートゥーサミット)スパークSpII
SEA TO SUMMIT(シートゥーサミット)のスパークSpIIは、SEA TO SUMMITの中でも軽量・コンパクトを追求したシリーズで、なおかつ保温性までしっかりと確保された寝袋です。重さはレギュラーだと505g、ロングでも560gしかないため、持ち運びもしやすいモデルと言えます。
また、胴から上の部分に縦型バッフルを配置することでダウンのズレやコールドスポットの出現を防げます。SEA TO SUMMITは製品保証も付属しているため、万が一商品に不具合が生じていても返金や無償修理などに対応してもらえて安心です。
コンパクトな寝袋でキャンプ・登山時も快適な睡眠を
今回はコンパクトな寝袋の選び方とおすすめ商品をご紹介してきました。テント泊には欠かせない寝袋ですが、収納サイズや重さを考慮しておかないと持ち運びがしにくくなってしまいます。特に登山で使用する場合は、なるべく軽量なモデルを選びましょう。
今回ご紹介した寝袋はどれもコンパクトなサイズで、なおかつ撥水性や保温性などの機能性にも優れたアイテムが揃っています。ご紹介してきた特徴を参考にしつつ、キャンプや登山時も快適な睡眠環境を作れる寝袋を探してみてください。