投稿日：2019年5月28日 | 最終更新日：2021年8月17日
虫に刺された時の対処方法
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あらかじめ虫の被害を受けないように対策を取ることも大切ですが、万が一に備えて、応急処置のためのアイテムを用意しておくことも大切です。
軟膏や包帯、毒を吸い出すポイズンリムーバーなど、市販のもので十分なので、キャンプの道具に追加しておきましょう。
虫刺され程度なら放置しても問題ないと思われるかもしれませんが、二次被害が発生する可能性も考えられます。
うっかり掻きむしってしまうと、刺された箇所以外にも被害が広がってしまうことがあるので、虫刺されに気づいたら早急に処置を施しましょう。
大人なら我慢できるかゆみも、子供には耐え難いものです。
搔きむしらないようにいくら注意しても、無意識に手が伸びてしまうので、かゆみを和らげる薬を用意しておくと安心です。
屋外で長時間活動するキャンプでは、どうしても虫の被害を完全に防ぐことは不可能です。
虫除けだけでなく、被害を受けることを想定して準備しておきましょう。
キャンプで役立つ虫除け方法
画像提供：PIXTA
キャンプに虫はつきものですが、虫の少ないキャンプ場を選ぶことはできます。
虫の少ないシーズンにキャンプをしたり、標高の高い山でキャンプを行いましょう。
標高1000メートルを越えれば虫は少なくなるといわれているので、どうしても虫が苦手だという人はキャンプ場の標高に注目してみてください。
また、自然豊かな林間キャンプ場よりも、拓けた芝生のキャンプ場の方が虫が少ないという特徴があります。
近場に標高の高い山がなければ、芝生の敷かれたキャンプ場を探してみるといいでしょう。
虫除け方法としては、薬剤やグッズを使った方法が一般的です。
身近なものから専用アイテムを使った方法まで、様々な虫除け対策をご紹介しますので、参考にしてください。
虫に嫌われる行動を取る
キャンプに出かける際には、虫除けグッズを持っていく他にも、虫に嫌われる行動を取るように心掛けましょう。
例えば、蜂は濃い色に向かって行く習性があるので、黒や紺色といった濃い色の服は避けましょう。
服だけでなく、帽子や靴も白や水色といった薄い色合いのものを選んでください。
また、蜂が寄ってきた際に、手で払ったり逃げ回ったりすると刺されてしまう危険性があるので、動かずに蜂が去るのを待つ必要があります。
最近は虫除け専用のウェアも販売されているので、あらかじめ虫除けウェアを身に着けておいてもいいでしょう。
蚊を避けたい場合には、過度のアルコール摂取は控えましょう。
蚊は、人間がアルコールを分解する際に発する二酸化炭素に寄ってくるといわれています。
お酒を楽しみにキャンプをするという人も少なくありませんが、適量に留めておくことが大切です。”
虫除けグッズで体を守る
服の色を工夫したり、アルコールの摂取を控えたりしても虫が寄ってくる場合には、虫除けグッズを利用しましょう。
スプレータイプやジェルタイプの虫除けグッズを体に塗布すれば、虫が寄りにくくなります。
家族全員で使用するとあっという間に使い切ってしまうので、キャンプには複数本持っていくといいでしょう。
キャンプ場の売店で販売していることもありますが、現地で必ず手に入るという保証はありません。
特に虫除けグッズの需要が高まる夏場には、売り切れてしまうことも珍しくないので、事前に準備しておくと安心です。
虫除けグッズを購入する際には、蚊取り線香も一緒に揃えましょう。
虫除けグッズの定番である蚊取り線香は、蚊だけでなくハエや蛾といった虫も寄せつけません。
24時間使用しても安価で済むので、コスパを重視する人にもおすすめの虫除けグッズです。
蚊取り線香の独特の匂いが苦手だという人もいますが、近年はバラやラベンダーといった良い香りのする蚊取り線香も販売されているので、自分好みの匂いを見つけてください。
ランタンで虫を引きつける
Instagram:@lan_cru_yarou
虫が光に集まる習性を利用して、ランタンに虫を集中させて人間から引き離すという方法があります。
ランタンを極力テントやタープから離れた場所に設置して、虫が集まりやすい状況を作りましょう。
この時に注意しなければならないのが、紫外線を発するランタンを使用するという点です。
LEDランタンでは虫が集まりにくいので、注意しましょう。
テントやタープから離れた場所に紫外線ランタンを設置して、近場にはLEDランタンを設置してください。
夜はランタンで虫を集めることができますが、昼に虫を引きつけたいのであれば、捕虫器を設置してみましょう。
捕虫器は意図的に紫外線を発して、虫を引きつけることに特化した機械なので、昼夜関係なく使用できます。
ランタンよりも虫を集めやすいという特徴があるので、ランタンでは効果が低いと感じている人は、捕虫器を試してみてください。
香りに敏感でどうしても蚊取り線香は使用したくないという人には、アロマがおすすめです。
ハッカオイルを使用したアロマには、虫を寄せ付けない効果が期待できます。
体に塗ったりテントの周辺に噴射したりするなど使用方法が選べる上に、効果も長時間持続するという嬉しいメリットがあります。
また、アロマの良い香りは心も体もリフレッシュさせてくれるので、疲労回復効果も期待できます。
モスキートネットで防御
テントで寝る際に使用したい虫除けグッズが、モスキートネットです。
テント自体にメッシュネットがついているものであれば、そのままモスキートネットとして使用できます。
テントにメッシュネットがついていなければ、一人ずつ使用できる小型のモスキートネットもあるので、人数分揃えましょう。
モスキートネットを使用する際には、素早く開閉するように心がけましょう。
開け放ったままにしたり、開閉に時間をかけたりすると、内側に虫が入り込んでしまうので注意してください。
モスキートネットだけでは高い効果期待できないという人は、蚊取り線香や紫外線ランタンを併用すると良いでしょう。
虫も種類によって蚊取り線香が苦手なタイプもいれば、捕虫器を苦手とするようなタイプもいます。
一つの虫除けグッズだけでは全ての虫は防げないので、複数のグッズを併用してください。
まとめ
画像提供：PIXTA
キャンプ場では虫に悩まされるものですが、虫避け対策で被害を減らすことができます。
標高の高い場所にあるキャンプ場を選んだり、キャンプ場の中でも林から離れたサイトを選んだりしてテントを設置するなど、事前に虫の少ない場所を選ぶことが大切です。
また、蜂が寄ってくる色の濃い服は避けたり、飲酒量を減らしたりして虫から嫌われる行動を心掛けましょう。
具体的な虫除け方法としては、蚊取り線香や虫除けスプレーを使った方法が一般的です。
他にも、ランタンに虫を集中させたり、テントのメッシュネットで虫の侵入を阻んだりするなど、キャンプで当たり前のように使用しているアイテムで虫除けする方法もあります。
虫除けグッズは工夫や次第で大きな効果を発揮してくれるので、複数のグッズを組み合わせて虫の被害を減らしましょう。
どんなに万全に虫除け対策をしても、虫に刺されたり噛まれたりすることはあるので、応急処置のできるアイテムを用意しておくことも大切です。
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