Helinox(ヘリノックス)の「チェアゼロ」とは?特徴や使い心地、注意点を解説!

投稿日:2021年12月17日 | 最終更新日:2022年5月10日

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アウトドアシーンで快適に過ごすためにチェアは欠かせない存在です。
アウトドアチェアと言えば、数あるブランドの中でも「Helinox(ヘリノックス)」が特に知られています。

そんなヘリノックスから販売されているチェアゼロは従来のアウトドアチェアに比べて進化をしています。今回は、ヘリノックスのチェアゼロについて特徴や使い心地、購入前に知っておきたい注意点などをまとめてご紹介します。

Helinox(ヘリノックス)のチェアゼロとは?

Helinox(ヘリノックス) キャンプチェア チェアゼロ 1822177

様々なアウトドアチェアが登場している中でも、ヘリノックスのチェアゼロは高い人気を誇っています。アウトドアチェアと言えば、ヘリノックスを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
まずは、ヘリノックスのチェアゼロの特徴からご紹介していきましょう。

「チェアワン」のコンパクト性能を追求したモデル

チェアゼロはヘリノックスから登場しているチェアワンのコンパクト性能を追求したモデルです。チェアワンの特徴である座り心地のよさはそのままに、より軽量化し携帯性を高めています。

重量はスタッフバッグ込みでも510gと非常に軽量で、収納時のサイズも幅10cm×奥行10cm×高さ35cmと持ち運びにも便利なサイズ感となっています。
コンパクトながらも耐荷重は120kgと大抵の人であれば問題なく座れます。

チェアゼロに採用されている素材は、シート部分にポリエステル/ナイロン、フレーム部分にはアルミニウム合金を用いています。
ポリエステルとナイロン製のシートは耐久性もあるので、安心して座ることができます。

さらに、フレーム部分に使用されているアルミニウム合金は航空機にも用いられているほど軽量で丈夫な素材です。コンパクト性能を追求したモデルではありますが、耐久性にも優れていることが分かります。

ヘリノックス社の特徴

ヘリノックス社は世界的なトップアウトドアブランドに軽量アルミテントポールやパーツを提供しているDAC社が立ち上げたブランドです。これまでにチェアゼロだけでなく、チェアワンやチェアツー、チェアグランドなどのアウトドアチェアをメインで展開してきています。

他にも携帯用のテーブルやバックパックなど、携帯性に優れた商品を取り扱っていることもあり、ユーザーからの高い信頼を得ています。

ヘリノックス・チェアゼロを選ぶメリット

出典:PIXTA

ヘリノックスからは様々なアウトドアチェアが展開されています。ここからは、数あるアウトドアチェアの中からチェアゼロを選ぶことでどのようなメリットがあるのか、解説していきましょう。

リラックスできる座り心地

チェアゼロを選ぶメリットとして、座り心地の良さが挙げられます。チェアゼロはチェアワンの座り心地をそのままに、より軽量化されたモデル。チェアワンのようにお尻全体にフィットしてすっぽりと包んでくれる安心感があります。座面は四方のみで固定されているので、座るとゆらゆら揺れるような感覚があり、まるでハンモックに座っているかのような座り心地を実現しています。

組み立てがしやすい

チェアゼロは、非常にコンパクトに収納できることから組み立てが大変そうと思う方もいるかもしれません。
しかし、実際に組み立ててみると非常に簡単です。折りたたんでいる骨組みを広げて固定し、その上から座面となるシートを被せるだけとなります。

さらに、骨組みの中にはゴム紐が通っているので、バラバラになってしまうこともありません。ゴム紐でつながっている骨組みをそのままつなげながら広げていくだけでフレームが完成します。組み立て同様、片付けも簡単なので初めて組み立てる方も安心して扱えます。

荷物がかさばらない

チェアゼロは、チェアワンをよりコンパクトにしたモデルなので荷物としてもかさばりにくくなっています。
折りたたんでスタッフバッグに収納すれば、10cm×10cm×35cmほどのコンパクトサイズになります。バックパックにも入るサイズなので、キャンプ以外にもレジャーといったアウトドアシーンにも持ち出しやすくなっています。

また、スタッフバッグは入れる際にもストレスになりにくいよう、若干のゆとりをもって作られています。

軽量なので登山にもおすすめ

チェアゼロの重量はスタッフバッグを入れても510gと非常に軽量です。
チェアワンと比べてみると重量は約半分ほどとなっています。
チェアゼロのシートは軽量さにこだわったポリエステル素材を採用しています。

チェアワンはナイロン素材なのでポリエステルよりは重量があり、この違いが重量に大きな差を生んでいるのです。
コンパクトに収納できることと、軽量であることから登山に持っていくアウトドアチェアにも適しています。

耐久性も高い

チェアゼロは軽量でコンパクトであることから、耐久性を不安視されることもあります。
しかし、チェアゼロに用いられているフレーム素材は、高い耐久性を持つアルミニウム合金となっており、丈夫さにも定評があります。

ヘリノックス・チェアゼロの注意点

ヘリノックスのチェアゼロは、非常に多くのアウトドア愛好家から人気を集めているチェアとして知られています。
しかし、チェアゼロを購入する前に知っておいてほしい注意点もあります。ここからは、ヘリノックスのチェアゼロの注意点を解説していきましょう。

フレームの構造上座った時に「窮屈さ」を感じる可能性も

チェアゼロの特徴として沈み込むような座り心地が挙げられますが、体格が大きい人ほど、窮屈さを感じる可能性があります。購入前に一度座り心地を確認してみましょう。

また、チェアゼロの座面はポリエステル素材となっているので立ち上がる際に滑りやすくなっています。腰も深く沈んでいるので、立ち上がる際には転ばないよう注意が必要です。また、チェアゼロの背面サイズは大きくないため、背が高い人の場合はそのまま後ろに倒れこんでしまう可能性があるので注意しましょう。

焚き火の近くで使用するのは注意!

出典:Unsplash

チェアゼロを焚き火の近くで使用する際には、注意が必要です。
チェアゼロのシートに用いられているポリエステル/ナイロン素材は非常に火に弱くなっています。

生地の薄さも相まって、小さな火の粉が飛んだだけでも穴が開いてしまうこともあります。チェアゼロを安全に使用するのであれば、焚き火から少し遠めの位置にしておいてください。

ヘリノックス・チェアゼロの特徴・使い心地・注意点まとめ

今回は、ヘリノックスで高い人気を誇るチェアゼロの特徴から使い心地、注意点などを併せて紹介しました。
チェアゼロは、約500gという軽量さ、バックパックにも収納可能なコンパクトさを兼ね備えながらも、優れた耐久性を実現している革新的なアウトドアチェアです。

非常に使い勝手の良いアウトドアチェアではあるものの、腰を深く沈めて座ることから最初は立ち上がることが難しく感じてしまうことがあります。
慣れてしまえば問題なく立ち上がれるようになりますが、慣れないうちはチェアゼロごと転んでしまうこともあり得るので注意して使用しましょう。

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