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投稿日:2020年3月3日 | 最終更新日:2021年8月18日
キャンプ経験の少ない初心者はアウトドアの知識が乏しいことで、想定外の失敗をしがちです。
その中にはキャンプ中に体調が悪くなってしまったり、周囲に迷惑をかける大きなトラブルも意外に多く見受けられます。
今回はキャンプ初心者によくある失敗例を通して、アウトドアシーンで楽しく快適に過ごすコツや注意点、おすすめグッズなどを紹介しますのでぜひチェックしてみてください。
【キャンプ初心者】準備段階での失敗編
初めてキャンプをおこなう人たちは、準備の時点で次のような失敗をしやすい傾向があります。
準備段階で失敗しないようにポイントを把握しておきましょう!
キャンプの予算をオーバーしてしまう
キャンプの道具を揃えるとき、具体的なイメージのつかない初心者は「これもあったらいいな」「これも便利そうだな」といった衝動と思いつきでたくさんの買い物をしがちです。
その結果、初期費用が膨らみすぎて当日の食材費やガソリン代などを捻出できなくなる人も多い傾向にあります。
この失敗を防ぐにはテントや寝袋、チェアといったキャンプにおける必需品リストをつくり、優先度の高いものから購入していくのがおすすめです。
最初からそんなに多くの初期費用が出せないときには、調理器具などを揃えれば問題ない日帰りキャンプから始めてみても良いでしょう。
必要なものの買い忘れ
必需品の買い忘れもキャンプ初心者に多い失敗です。
ビジターセンターなどの設備が整ったキャンプ場に行く場合、「現地の売店などで、買うか借りるかすれば良い」と思う人もいるかもしれません。
しかし、キャンプ場では少し高めの価格設定となっているので予想以上にお金がかかってしまいます。
少ない予算でアウトドアを楽しむには買い物リストの作成がおすすめです。
そうすることで事前に必要なものを把握し、買い忘れがない状態で臨むことができるでしょう。
テントの設営で四苦八苦
初めてのテント設営に時間がかかり、いつまで経ってもゆっくり寛げないというのも、キャンプ初心者に多い失敗です。
特に誰も手伝ってくれないソロキャンプや、想定外の強風時などには焦りから簡単な手順すら間違ってしまうこともあります。
こうした失敗を防ぐには、誰もが簡単に設営できるワンタッチ式やポップアップ式、ワンポール式のテントを選ぶのがおすすめです。初めてで設営の流れがつかめないときには、天気の良い日に自宅の庭などで予行演習をしてみても良いでしょう。
火が全くつかない
お腹はペコペコなのに火おこしが上手くいかず、せっかく買ったお肉などが食べられない失敗もキャンプ初心者にありがちです。
この問題を解消するには、やはり炭以外に着火剤やバーナー、新聞紙などを用意しておくのが理想となります。
また、こうしたアイテムを雨などで濡らさない対策もおこないましょう。
【キャンプ初心者】キャンプ中での失敗編
初心者の場合、キャンプ中においても次のような失敗をしがちです。
キャンプを満喫するためにも失敗例を教訓にしてみてください。
夜寒くて眠れなかった
アウトドアシーンの寒暖差について全く知識のないキャンプ初心者は、「今は夏だから簡易的な毛布だけで十分だろう」といった考え方をしてしまい後悔することが多いです。
夜に寒くて眠れず、結果として風邪をひいてしまうなどのトラブルに見舞われてしまうかもしれません。
朝晩の冷え込みが激しいキャンプ場では、シーズンに合った寝袋(シュラフ)や衣類を用意する必要があります。
シュラフの商品表示には、下限温度と快適温度の記載がありますので、キャンプ場周辺の気温を調べて準備をしてみてください。
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照明が不十分!暗すぎる!
真っ暗闇のキャンプ場でそれなりの照明器具を持たない人は、バッグの中から必要なものを探したり、想定外の強風や豪雨などへの対処もできなくなってしまいます。
近年では軽く持ち歩きやすい商品もたくさん登場していますので、最初にテント内を照らすランタンやヘッドランプなどを揃えてみてください。
準備した食材を盛大に余らす
アウトドア料理に不慣れなキャンプ初心者は、「これを焼いてみたい、食べてみたい」などの好奇心だけで大量の買い物をしがちです。
その結果、全部食べられず食材を無駄にしてしまいます。
この状況を回避するには、事前にある程度のメニューを決めてからスーパーなどに行くのがおすすめです。
キャンプ中に自分がどれだけ食べられるか予想できないときには、腐りやすい肉や海鮮などの生もの以外に余っても自宅で食べられるインスタントラーメンやパン、缶詰などを組み合わせてみてください。
写真の撮り忘れ
テント設営や火おこしなどに悪戦苦闘して、焦りや空腹状態が続くと、SNSなどにアップする写真撮影も忘れがちです。
特に1人で全ての作業をおこなうソロキャンプでは、忙しすぎてこの失敗をしやすい傾向があります。
なるべく多くの写真を残したい人は、食事や水遊びといったアクションをおこす前に、必ず1枚撮影をするルーティーンを設けるのがおすすめです。
大勢でキャンプをするときには、2人ぐらいを写真担当にしても良いでしょう。
【キャンプ初心者】万全じゃない雨と風への対策
キャンプ初心者がイメージしにくい失敗には、風や雨といった天気の変化によるものもあります。
快適にキャンプを楽しむには、次のようなトラブルに備えることも必要となります。
レインウェアを準備せずズブ濡れ
想定外の雨に襲われることもあるキャンプでは、レインウェアを持たないことによる失敗が起こりやすくなっています。
普段の暮らしの中で雨に濡れる機会のない人にとって、ズブ濡れになるという状況はとても新鮮に感じられるかもしれません。
しかし、体温が35度以下になってしまうと低体温症の恐れが出てきます。
低体温症になった場合、震えが止まらない、意識が朦朧とするなどの症状が出ることもありますので、キャンプでは必要以上に体を濡らさないようにしましょう。
グランドシートのサイズ間違いで床浸水!
キャンプの知識がない初心者は、大は小を兼ねると捉えてテントサイズより遥かに大きなグランドシートを買いがちです。
しかし、テントからはみ出たシートに雨水が溜まった場合、床が濡れてしまう可能性が高くなります。
床が濡れた状態ですと、テント内で快適に過ごせなくなってしまうので、テントのサイズに合わせたものを選びましょう。
大きなグランドシートしか買えなかった場合は、折りたたんで使うなどの工夫が必要になります。
テントやタープが雨の重さで倒壊
就寝中に、雨の重さでテントやタープが倒れる起こると大変危険です。
こうしたトラブルを防ぐにはタープの柱の1本を短くして雨を流れやすくしたり、テントのくぼみに溜まった雨水を時々チェックするなどの工夫が必要となります。
ただし、あまりにも多くの雨水によりポールが折れた場合、キャンプ自体の続行が難しくなりますので大雨が予測されるときには早めの撤収をした方が良いでしょう。
強い風でテントが飛ぶ!
強風によってテントやタープを固定するペグが抜けてしまった場合、本体が遠くに飛んでしまうこともあります。
このときに金属やプラスチックのポールも一緒に飛び、隣のキャンパーを直撃した場合、知らない人に大ケガを負わせる事故が起こる可能性もあるのです。
ちなみにテントメーカーの中には、風速10m/s以上ではテントやタープの使用を控えてくださいとアナウンスしている会社もあります。
そのため、風が強いと感じる場合はテントの撤収準備を始めるようにしましょう。
【キャンプ初心者】脱初心者!?おすすめのキャンプアイテム
キャンプ初心者ならではの失敗は、次のように便利なおすすめアイテムを使うことで解消できる場合もあります。
テント
1人でも設営しやすい、ポールポケット式のテントです。
2~3人用で約5.6kgと軽めのテントとなっているため、女子キャンプを楽しむ方々にもおすすめとなっています。
広々とした前室は、雨に濡らしたくない荷物や靴置き場としても活用できます。
材質:75Dポリエステルタフタ(フロア・フライ)
使用時のサイズ:210×180×110cm
収納時のサイズ:24×60cm
重さ:約5.6kg
耐水圧:約1500mm
定員:2~3人
付属品:ロープ、ペグ、キャリーバック
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タープ
軽量デザイン&コンパクト収納が可能な、キャンプ初心者向けのタープです。
フレームの複雑な組立てがないため、簡単に設営できる商品を求める皆さんにおすすめです。
さまざまな使い方もでき、木々への取り付けやハンモックなどとも組み合わせられます。
材質: 210Dオックスフォード生地(高耐水加工)
使用サイズ:220×240cm
収納サイズ:31×19cm
重さ:約1.7kg
耐水圧:3000mm
レインウェア
テントの撤収などで屋外作業の多いキャンプでは、撥水性や機能性の高いレインウェアがおすすめです。
山歩きなどにも使えるスポーツブランドやアウトドアブランドの商品なら、とても動きやすいつくりになっています。
汗冷えなどを防ぐには、ウェア内の湿気を外部に発散してくれる透湿性の高いモデルが理想です。
サイズ展開:S、M、L、XL、2XL、SB、MB、MBB
カラー:6色(ブルー、イエロー、レッド など)
素材:ベルグテックEX
耐水圧:30,000mm以上
透湿性:約16,000g/㎡-24h
重さ:約550g(Mサイズ)
グランドシート
5種類のサイズを展開している、人気のグランドシートです。
四隅にゴムが付いているため、ペグを使ってテントと一緒に打ち込むと強風対策にもなります。
また、グランドシートのサイズ目安として所有テントよりも10~20cm小さいシートの購入が良いでしょう。
材質:ポリエチレン
製品サイズ:(約)187×187cm(テントフロアサイズ200×200cm用)
収納バッグ付
火おこし器
空気の対流を促進することで、炭の火おこしが簡単にできる便利アイテムです。
ソロキャンプの場合、この上に飯盒や鉄板、網などを乗せてそのままコンロのように使えます。
大きな空気穴もあいているため、火おこしに初挑戦するキャンプ初心者でも安心です。
本体の材質:鉄メッキ
使用時のサイズ: 18.5×19×20.5cm
収納時のサイズ: 15×20.5×5.5cm
重量: 1kg
まとめ
アウトドアの基本を全く知らないキャンプ初心者は準備段階やキャンプ中といったさまざまなシーンで失敗をおこしやすい傾向にあります。
特に必需品や自分の食事量を客観視できない初心者の場合、キャンプグッズの予算オーバーや買いすぎた食料を大量に余らせるといった失敗例も多いです。
キャンプを十分に満喫するためには、失敗するパターンを事前に把握しておき、失敗を防止するキャンプグッズなどを準備しておく必要があります。
キャンプ初心者の方は本記事を参考にして、楽しいキャンプを過ごせるようにしましょう。