広さによって楽しみ方も変わる!キャンプサイト選びの基準

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投稿日:2019年5月28日 | 最終更新日:2021年8月18日

キャンプの初心者は、キャンプといえば大自然の中に入り森の中に設営するというイメージがあるでしょう。しかし、そのようなワイルドなキャンプができるところは少ないため、キャンプ場でのキャンプが一般的です。キャンプ場のキャンプサイトには、設営する場所があらかじめ決められている区画サイトと、キャンプ場の敷地内なら好きな場所に設営できるフリーサイトの2種類があります。

区画サイトとフリーサイトのメリットとデメリットは?

区画サイト


画像提供 : PIXTA

区画サイトの広さはキャンプ場によって異なるほか、同じキャンプ場の中でも異なる広さの区画が用意されています。一般的な区画サイトの広さは、55m×8m(40㎡)、8m×8m(64㎡)、10m×10m(100㎡)、10m×12m(120㎡)です。10m×10m(100㎡)以上の広さがあれば、車を停められる十分なスペースがあるうえに、タープもたるませずに張れるでしょう。

ファミリーでゆったりキャンプが楽しめる広さです。反対に、55m×8m(40㎡)ほどのサイトなら5人用のテントを張りテーブルを置くといっぱいになってしまい、タープを広げて張るのは難しくなります。

ソロキャンプやカップルでのキャンプならそれなりにスペースが確保できます。

区画サイトのメリット・デメリット

・区画サイトのメリット
区画サイトのメリットは、あらかじめ自分のスペースが確保されているため、予約を入れてしまえば場所を取られる心配がないことです。場所取りのために早めに出発する必要もなく、好きな時間にチェックインすることができます。

また、初心者キャンパーは広々としたキャンプ場ではテントの設営に適切な場所を選ぶのも難しいですが、あらかじめ決められていれば安心です。限られたスペースの中で、自由にテントを設営することができます。

・区画サイトのデメリット
区画サイトのデメリットは、キャンプ場によっては区画が狭くレイアウトが制限されてしまうことです。きちんと整備されていてテントの設営もしやすくなっていますが、そのぶん人工的でキャンプ気分が感じられないこともあります。

特に混みあう季節は隣のサイトとの距離も近く、窮屈に感じることもあるでしょう。どの区画に設営するかは選べないため、当り外れもあります。そして、区画サイトは5人用のテントを基準とした区画の整備がされているため、それ以上大きなテントを設営する場合はスペース的に不可能なこともあります。

事前にキャンプ場に問い合わせておくのが無難でしょう。
トラブルを避けるためには、自分のサイトから物がはみ出さないようにしたり、移動する時などにほかのキャンパーのサイトに入らないようにしたり、周辺のキャンパーに挨拶したりと、マナーを持って行動することが大切です。

フリーサイト


画像提供 : PIXTA

フリーサイトは、広大な敷地を持つキャンプ場が多く、グループキャンプに向いているキャンプサイトです。

大型幕中心のレイアウトやテントやタープの連張りなど、広い敷地を利用してレイアウトも自在に楽しめます。区画サイトではできないテントの設営ができるので、オリジナリティを求めるキャンプ上級者に向いています。

フリーサイトのメリット・デメリット

・フリーサイトのメリット
フリーサイトのメリットは、広々とした敷地の中で好きな場所を選べることです。

好みの景色やスペースを選び、満足度の高いキャンプが実現できます。また、区画を示すようなロープや目印などもたてられておらず、より自然の近い状態でのキャンプが可能です。

料金も比較的安めに設定されています。

・フリーサイトのデメリット
フリーサイトのデメリットは、基本的にキャンプの設営場所選びは早い者勝ちとなるため、早い時間に到着できなければ好みのスペースでキャンプができないことです。
繁忙期などは、区画サイトよりも狭いスペースしか見つけられないこともあり、レイアウトが制限されることもあります。初心者キャンパーは、どこに設営しようか迷っているうちに、良い場所はすべてなくなっていることもあるでしょう。
トラブルを避けるためには、他のキャンパーのことも考慮して、必要以上に広いスペースを確保しないということがあげられます。節度を持って利用することが大切です。

・オートフリーサイト
また、フリーサイトにはテントの横まで車を乗り入れることができるオートフリーサイトがあります。わざわざ駐車場から荷物の運搬をする必要もなく便利ですが、混雑時にはテントの陰から急に車が飛び出してくることもあるので、特に小さい子供がいる場合は交通事故に気をつけましょう。

次のぺージ:選び方を徹底解説!

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この記事を書いた人 TAKIBI編集部

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