冬キャンプには薪ストーブを使おう!おすすめアイテム10選を紹介

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寒い時期のキャンプで欠かせないアイテムといえば「ストーブ」です。
なかでも薪ストーブは炎の揺らめきを眺めることでリラックスでき、心まで温かくなるでしょう。

そこで今回は癒し効果もある薪ストーブの魅力をお伝えし、冬キャンプをより楽しむための薪ストーブの選び方をご紹介していきます。
冬キャンプにおすすめの薪ストーブもピックアップして紹介していくので、薪ストーブが欲しいけどどれを選べば良いのか分からない、使用するうえでの注意点を知りたいといった方々は参考にしてください。

冬キャンプに欠かせない薪ストーブ

出典:PIXTA

冬のキャンプで薪ストーブが欠かせない理由を知るためにも、薪ストーブが持っている魅力を紹介していきます。

暖かい

薪ストーブは、薪が燃える際のエネルギーが本体と窓ガラス部分から赤外線として放出されます。そのため、体の芯から温まることが可能です。

熱伝導率も高く、キャンプで使用する暖房器具の中でも最強クラスの温かさを実感できるでしょう。冬のキャンプも快適にしてくれる頼りになるアイテムです。

癒される

キャンプといえば焚き火を思い浮かべる人もいるでしょう。
温かさを実感できるだけではなく、炎を見ているだけでも癒されます。しかし、焚き火は外でしかできません。

テントの中でも炎を眺めたいのであれば、薪ストーブは欠かせないでしょう。
テント内で薪が燃える時の音や炎の揺らめきを聞きながら静かに過ごしたり、炎を囲みながら談笑をしたりするなど、キャンプをより楽しむことができます。

料理にも使える

薪ストーブがあれば、薪が燃える際の熱を利用してコンロのように調理をすることも可能です。お湯も沸かせるため、いつでも好きな時にお茶やコーヒーなどを飲めます。

もちろん料理に活用することもできます。寒い時期には温かいお湯があることで助かる場面も多いので大変便利です。

薪ストーブの違いを知ってから選ぼう

出典:PIXTA

魅力のある薪ストーブを選ぼうにも、種類がたくさんあるので悩んでしまう方も多いでしょう。
素材やサイズなど、選び方のポイントを紹介していくので参考にしてください。

素材

薪ストーブの素材は大きく分けてステンレスと鉄の2種類があります。
ステンレス製はサビに強く、お手入れが簡単というメリットがあります。
ただし、熱伝導率が鉄より低いのでテント内を温めるまでに若干時間がかかってしまう点がデメリットです。

鉄製の薪ストーブはステンレス製と比べて安価です。しかも、蓄熱性が高くて冷めにくい特徴があります。その反面、錆びやすく、熱による歪みも発生しやすいので耐久性はステンレスに劣ります。

チタン製の薪ストーブというのも存在し、軽量で耐久性に優れており、錆にも強いですが蓄熱性が低く、高価になっています。

サイズ

薪ストーブを選ぶ際にはサイズにも注目しましょう。一般的な大きさは50×40×40cm程度のサイズです。大きいものであれば暖かさが増すでしょうが、持ち運ぶのに苦労するデメリットもあります。

また、どの程度の薪を入れることができるのかもチェックしてください。
一般的なものは40cm程度の長さの薪を入れることができますが、コンパクトなストーブは小さくしないと入らないものもあります。

もし薪が入らない場合は、自分で小さく割る手間も増えてしまいます。様々な部分を考慮してストーブを選んでいきましょう。

ガラス窓

薪ストーブを設置した際に炎の揺らめきを眺めたいのなら、ガラス窓のあるストーブを選びましょう。薪ストーブといっても形状は様々なので、ガラス窓が付いていないものもあります。

窓の大きさも種類によって違うので確認してみましょう。ただし、窓が大きいものは温まるまでに時間がかかるデメリットもあるので、早く温まってほしい場合にはガラス窓のないストーブを選ぶようにしてください。

テント内での使用には注意

寒い時に温まるだけではなく調理にも使える便利な薪ストーブですが、使用する際には注意が必要な部分もあります。
安全にキャンプを楽しむためにも、あらかじめ注意点を把握しておきましょう。

一酸化炭素中毒

薪ストーブは、本来であれば煙突内で起こる上昇気流によって、一酸化炭素を外に排出する仕組みとなっているため安全性は高くなっています。
しかし、煙突部分の横の長さを1とした場合、縦の長さが2以上にならないと煙が逆流する恐れがあります。
また、煙突部分に燃料や燃えカスが詰まったり、使用後に汚れを落としたりするなどのメンテナンスができていないと上昇気流がうまくいかず、逆流してしまう可能性があります。

一酸化中毒を起こしてしまえば最悪の場合、死に至ることもあります。
安全にキャンプをするためにも、メンテナンスを忘れないほか、換気を定期的に行うなど対策をしましょう。
煙突部分の掃除は、薪ストーブ専用のブラシを使用しますが、落としきれない汚れは薬品を使うのがおすすめです。

また、万が一の時に備えて一酸化中毒チェッカーを設置するのもおすすめです。

火事ややけど

ストーブの近くに燃えやすいものを置くと、延焼する可能性があります。
また、ストーブと地面との距離が近い場合、地面にダメージを与えるだけではなく、芝生が生えていれば火事が発生するケースもあります。
レンガや不燃素材の板などを置いて、ストーブと地面との距離を離しましょう。

また、煙突が倒れないよう固定することも大切です。
煙突が倒れてしまうと、テントや周辺にあった燃えやすいものに炎が燃え移る可能性があります。
不注意によって煙突にぶつかって倒れることもあるので、煙突を固定するようにしましょう。

また、子どもがいる場合は火傷をしないためにも、ストーブに触らないよう注意を払うことも大切です。

におい

薪をストーブに入れたり、空気を送るためには扉の開閉が必要です。
慣れないうちは、扉の開閉も多くなりがちになり、においがテント内に広がる可能性もあるでしょう。

独特なにおいで不快に感じる人もいれば、服や髪の毛ににおいがつくことを嫌がる人もいます。点火に失敗しないよう、着火剤を使用するほか、よく乾燥した薪を使用して燃焼しやすくするなど、扉の開閉を減らせるよう工夫してください。

冬キャンプに最適な薪ストーブ10選

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選び方や使用する際の注意点を理解したら、冬キャンプに最適な薪ストーブ選びをしましょう。
おすすめのストーブをピックアップして紹介していくので、気になるものがあればチェックしてみてください。

ホンマ製作所 ステンレス時計1型薪ストーブセット

薪ストーブや煙突、燻製器などの製造販売を行っているホンマ製作所の「ステンレス時計1型薪ストーブセット」は、サビにくく美しい見た目が特徴的です。
優れた速熱能力を持ち、テント内を即座に温めることが可能です。

天板部分には鍋ややかんをセットできるので調理も手軽にできるでしょう。サイズは幅40×奥行60×高さ126cmです。

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ホンマ製作所 クッキングストーブ

ミリタリーグリーンのカラーがオシャレなストーブです。
クッキングストーブという名前だけあり、天板部分に鍋ややかんなどが設置でき、調理しやすい形状をしています。

幅35×奥行35×高さ45cmとコンパクトサイズなので持ち運び易い点とコスパの良さがメリットです。
大人数のキャンプよりもソロキャンプや少人数でのキャンプにおすすめの薪ストーブです。

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ホンマ製作所 ストーブカマド

組蓋式の天板で3サイズに展開でき、使用する調理器具のサイズに合わせて使用できます。
正面にガラス窓があるので、炎を確認しやすく、火の調整も容易です。

使用する際には煙突を別途購入する必要があるので注意してください。
サイズは、幅51×奥行66×高さ84cmです。入れることができる薪の長さが550mmなので、自分で薪を細かくする必要もないので手間を省けます。

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tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン) ウッドストーブ サイドヴュー

耐久性のあるステンレス素材のストーブです。
ガラス窓が正面だけではなくサイドにも付いているので、炎の揺らめきを見るのに適しているでしょう。脚部分はワンタッチ開閉でき、組み立て易い点が魅力です。

天板にある丸蓋を外せば直火調理もできるので、キャンプ飯を作るのにも最適です。
S・M・Lサイズがあり、Mサイズがソロキャンプや2人でのキャンプに向いている大きさです。

CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) KAMADO (釜戸) 煙突ストーブ

薪ストーブとしてだけではなく、焚き火やバーベキュー、ダッチオーブンやかまどといった様々なシーンで利用できるストーブです。
天板部分は鍋の大きさに合わせて使用できる組蓋式を採用しています。
テント内を暖めたり料理にも使用できたりするため、キャンプをより楽しむことができるでしょう。

サイズは、幅45×奥行55×高さ95cmです。組み立てる際にはプラスドライバーといった工具が必要になるので忘れないように用意しておきましょう。

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PETROMAX(ペトロマックス) キャンピングストーブ Loki ロキ

コンパクトサイズの薪ストーブを探しているのならPETROMAXのキャンピングストーブ Lokiがおすすめです。
脚部分は畳むことができ、煙突を取り外すと本体内に収納できるため、持ち運びに大変便利です。

また、天板部分はスペースがあるので調理も手軽にできます。
お湯を沸かしながら鍋を使うことも可能なので使い勝手も良いでしょう。

笑’s フォールディング薪ストーブ 焚き火の箱

正面だけではなく、側面に大きなガラス窓を備えている「焚き火の箱」は炎を見やすい設計となっています。
わざわざ扉を開けなくても扉下部から吸気ができるので、手軽に火の調整ができます。

サイズは39×22×16.5cmと奥行が長いので、小割にした薪であれば、バトニングせずにそのまま使用できます。ただし、煙突やバッファープレートは別売りなので注意してください。

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G-Stove Heat View 本体セット

ノルウェーブランドの「G-Stove」は、ステンレス製のストーブでサビに強く耐久性の高さが魅力です。
天板部分が平らな形状になっているため、お湯を沸かしたり調理をすることもできます。
使わない時や持ち運ぶ際は、煙突部分を本体の内部に収納すればコンパクトになります。サイズは42×28×23.6cmです。

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LOCOMO(ロコモ) キャンプ焚き火台アウトドア薪ストーブ ワイド

LOCOMOの「キャンプ焚き火台アウトドア薪ストーブ ワイド」は、正面と両側面に大きなガラス窓が付いているので揺らめく炎を見ながら暖まることができるストーブです。
ワイドタイプなので天板も広く、調理をしやすい魅力を持っています。

サイズは52×36×44.5cmとなっており、3人以上でのキャンプにおすすめです。
薪ストーブ本体に加えてダンパー付きの煙突、煙突固定グリップ、グリット、火かき棒、工具セット、キャリーバッグがセットになっています。

EcozoomVersa(エコズーム・バーサ)キャンプ用ポータブルクッキング薪コンロ

「環境に配慮しながら自然のものを活用する」そういったエコキャンプにおすすめなのがEcozoomVersaです。
薪も使用できますが、枝や枯葉、草や木炭などのキャンプ場や山に落ちている少ない燃料で温めることが可能です。

薪ストーブは火傷のリスクがあり、子どもがいると安全に楽しめないというイメージがありますが、EcozoomVersaは耐熱構造になっているので、本体が火傷をするほど熱くなりません。
コンパクトなサイズなので持ち運びも手軽です。

冬キャンプで使うおすすめの薪ストーブに関するまとめ

出典:PIXTA

薪ストーブは、テント内を温めることができる冬キャンプに欠かせないアイテムです。
暖まるだけでなく、ストーブの窓から覗く「炎の揺らめき」を眺めながら癒しの時間を過ごしたり、料理も楽しむことができます。

素材やデザインに違いがあり、それぞれに魅力的な特徴があります。上記の選び方を参考に薪ストーブを検討し、安全に冬のキャンプを楽しみましょう。

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この記事を書いた人 TAKIBI編集部

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