薪割りに必須!キャンプ用の斧の選び方とおすすめアイテム6選

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キャンプで焚き火をするためには薪が必要です。そして、薪を割るためには斧も準備しなくてはなりません。道具にもこだわってキャンプを楽しみたい方は、必要な斧と選び方を知っておきましょう。

また、斧は刃物なので取り扱いに注意が必要です。今回は斧の選び方から使う時の注意点、おすすめアイテムをご紹介します。斧を初めて購入する方は、ぜひ参考にしてみてください。

キャンプ用の斧の選び方

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市販されている薪を燃えやすくするためには、まず薪を割り、空気と薪が触れる面積を増やす必要があります。そのため、キャンプで斧を用意しておけば薪割りをスムーズに行うことができるので、あると便利ですよ。まずは用意したい斧の種類や選ぶポイントをご紹介します。

斧の刃の形状によって用途は違う

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斧の刃の形状は大きく分けて「和斧」と「洋斧」に分けられます。

洋斧は、くさびのような形をした刃物が特徴的です。刃の形状から木目の方向に木材を引き裂けます。

和斧は、刃が鋭い形状となっているので、繊維が真っ直ぐな針葉樹なら楽々と刃が入ります。

丸太から薪を作るなら長い洋斧が必要ですが、既に薪になっているなら細かい作業がしやすい短い和斧が楽です。

キャンプでは手斧サイズがおすすめ

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斧の破壊力は、重さや長さと比例するため、重さ・長さは利用シーンに合わせて選ぶ必要があります。しかし、キャンプでは持ち込みやすさも重視したいところなので、コンパクトで軽量な手斧サイズであれば十分です。

手斧は長さが約24~50cm、斧頭の重さは約400g~1.5kgが目安の斧を指します。35~40cmの長さであれば、片手でも両手でも持ちやすいので、初心者でも扱いやすいです。

グリップの素材や刃の形状を確認する

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グリップに使われている素材や刃の形状もよく確認しましょう。手斧の多くはヒッコリーなど木製の柄が採用されています。

そのほか、強化樹脂をグリップに採用している斧もあり、比較的軽量で使いやすくなっています。性能だけではなくデザインの好みや持ちやすさなどにも配慮して、自分に合ったグリップを選びましょう。

刃は厚みが増すほど薪を割る力が強くなります。さらに、刃が厚いと薪から抜けないという事態にもなりにくいです。使い勝手から考えると厚みのある刃を選ぶのがおすすめです。

斧を使う時に気を付けること

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斧は刃物であるため、扱い方を間違えると事故を招く恐れがあります。安全に楽しいキャンプをするためにも、正しい使い方を確認してください。ここからは斧を使う際の注意点をご紹介します。

安全に作業できる服装をする

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割った薪が吹っ飛び、それに当たってケガをする可能性もあるので服装から気を付ける必要があります。腕や足の素肌が出てしまうと危ないので、長袖と長ズボンを着用した上で斧を扱いましょう。

また、ささくれから手を保護するためにレザーグローブなどの手袋も着用してください。手袋をすることで薪や斧を持つ手が滑りにくくなり、安全に薪割りができます。手袋を選ぶ際は、しっかり斧を握れるように「滑り止め機能のあるものを選ぶ」ということが大切です。

飛んできた木片が目に入ってしまう恐れもあります。目を守るためにゴーグルも忘れずに着用しましょう。

危険を伴う扱い方をしない

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斧で薪を割る時は、大きく振りかぶらないようにしましょう。遠心力で振りすぎると狙いが定まらず、予想外の場所に刃が刺さってしまう可能性があります。薪を折る際は片足を少し前に出す体勢となるので、その足に刃が当たればケガをします。

また、勢いで斧が手から抜けて飛んで行ったり、薪や木片が吹っ飛んでしまったりする事故を招く場合があるので、使い方には十分気を付けてください。薪に斧の刃を当てた状態で薪割り台に置き、刃先を真下に落とすように割りましょう。

椅子に座って薪を割る場合は、空振りした時に刃先が太ももなどに当たらないように台や椅子の高さ調節が必要です。

安全を確認して薪を割る

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薪割りをする際に一番避けたいのは、刃が柄から外れて飛んでいくことです。柄との取り付け部分が緩んでいる場合、振りかざした拍子に刃が抜けてしまう可能性があります。使う前に刃がしっかり取り付けられていることを確認してください。

もし斧や薪が飛んで周りの人に直撃したら、かなりのケガをさせることになります。万が一のことも想定し、周りの人と離れた場所で作業をしましょう。

キャンプ用におすすめの斧6選

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各メーカーでは様々な斧が販売されています。その中でも扱いやすく、キャンパーからも人気が高い商品を厳選してご紹介します。どの商品が良いのか悩んだ際は参考にしてください。

Hultafors(ハルタホース) スカウト

スカウトは、スウェーデンで有名な工具メーカーの手斧です。長さ38cm、重さ900gとバランスの良いサイズ感となっています。コンパクトで使いやすいサイズであるため、キャンプ用に最適です。

柄の取り付け部分が独自加工されているのでヘッドが緩みにくい仕様となっています。また、刃は良質な鋼材を採用しているので、切れ味は抜群です。

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FISKARS(フィスカース) X7 ハチェット アックス

造園用品では世界トップシェアを誇るフィンランドメーカーの薪割り斧です。グリップが樹脂なので水に強く、握りやすいので振り下ろしやすくなっています。刃が厚めなので、強めの力をかけられるのも利点です。

ワンタッチで固定できる専用ケースが付属しています。ベルトループなどを使えば腰などにぶら下げて持ち運ぶことが可能です。

UNIFLAME(ユニフレーム) TSURUBAMI 燕三条乃斧

国内のキャンプメーカーであるユニフレームから発売されている手斧です。金物の町で知られる燕三条の職人により作られています。全長約27.5cm、重さ450gとコンパクトで持ち運びしやすい斧です。

TSURUBAMIはヘッドの後方に薪折りが搭載されています。薪折り機能により細い薪を短くできます。刃が薄いため、火付けを良くするために薪を毛羽立たせるフェザースティックも作りやすいです。

刃にはS50Cという強度の高い鋼材を使っているので耐久性もばっちり。刃の構造が平面となっているので、薪割りよりも焚き付けづくりに適しています。

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Husqvarna(ハスクバーナ) 手斧 38cm

300年以上にわたって林業・農業・造園業に関する製品を手掛けるメーカーの手斧です。木製ハンドルの手斧は、クラッシックでオシャレな見た目となっています。刃はスウェーデン鋼を採用しており、適度に破壊力があるので市販の広葉樹の薪もスッと割れます。

木製と金属のくさびが打ち込まれているので、刃が柄から抜けにくい仕様です。薪を割っている最中に刃が飛んでいく心配もなく安心して使えます。

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Husqvarna(ハスクバーナ) ハチェット H900 34cm

グリップに強化樹脂を採用した斧です。サイズは34cm、重さは900gとなっており、そのうちヘッド部分の重量は700gもあります。ヘッドに重さが集中しているので、軽い振りで薪を気持ち良く割ることができます。

持ち手のお尻部分がフックのように湾曲しているため、しっかりと握ることができます。
また、専用の樹脂製ケースにしまえば安全に持ち運ぶことができ、斧を立てて収納することも可能です。

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MORAKNIV(モーラナイフ) Camping Axe Military Green

スウェーデンの王族御用達の認定を受けているメーカーの手斧です。サイズが32cm、重さは510gなので片手でも扱いやすい商品となっています。

斧頭にはボロン鋼と呼ばれる特殊な金属を採用しています。研ぎやすいのでお手入れがしやすく、しっかりメンテナンスをすれば長い間愛用できます。

グリップ部分に無駄な隙間がないので、土汚れが付きにくい仕様です。柄は樹脂製となっていて汚れた場合は綺麗に丸洗いできます。

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キャンプ用におすすめの斧まとめ

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今回はキャンプの薪割りで使う斧の選び方からおすすめの商品をご紹介しました。キャンプではいかに荷物を軽くできるかがポイントなので、薪割り用の斧を持参する際はコンパクトな手斧があれば十分です。斧の性能や扱いやすさを見た上で、自分にとって使いやすい斧を選びましょう。

薪割りは普段なかなかできない体験なので、これもキャンプならではの楽しみ方です。ただし、ケガをすればキャンプを楽しめなくなってしまうので、ご紹介した注意点を意識して安全に薪割りをしましょう。

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この記事を書いた人 TAKIBI編集部

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