Our’s焚き火台製作者の田中さんに話を聞いてきたよ!

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投稿日:2018年9月10日 | 最終更新日:2021年8月17日

「本当に大変だった…」

Q:Our’s焚き火台を作るのに大変だった点はありますか?

田中さん:まず、熱にゆがみにくいステンレスの素材を探すのが大変でした(苦笑)膨張率が大きいとゆがむ、なんてことを工場の人に相談しても誰も知らないんですよ。試作で何種類か作ってみて、ようやく熱にゆがみにくいステンレスを見つけました。

(組み立て始める田中さん)

次に、コンパクトにするためにB4サイズでおさめたくて、組み立てたときいかに最大の有効面積を出せるかと考えるのも大変でした。僕は図面が引けないので、B4サイズの厚紙を何度も切って作りました。

そして支柱を刺す穴決めも大変でした。例えばプラスチックで穴を開けて刺さったとしても、ステンレスだと位置が少しずれこむだけでもう刺さらないんです。ボルトを使うわけでもないので、差し込むだけで自立するギリギリのサイズで穴を決めるのが本当に大変でした。

(3枚のステンレスを組み立てる。慣れるとあっという間だという)

(次に支柱を差し込む)

(ひょいひょいと差し込んでいく)

(はい、もう完成!)

Q:大変さが伝わります(苦笑)。ほかに大変だったことはありますか?

田中さん:作ってくれるところを探すのがこれまた大変でした。僕は個人なので、相手しくれる業者さんを探すのが本当に大変でしたね。どこに連絡しても返事がこなかったですし、そもそも何屋さんに頼めばいいのかわからなかったです。偶然、塗装をお願いした塗装屋さんに話をしたら、ご兄弟でされている板金屋さんを紹介してもらったのが製品化に大きくつながりました。

その板金屋さんに飛び込みで話を聞いてもらったら、たまたま工場で最近レーザーカッターを買ったから焚き火台が作れるかもしれないと言われて。材料屋さんから板金屋さん、研磨屋さん、そして板金屋さんと、いろいろな人の手によってこのOur’s焚き火台が作られています。

(薪に火を入れる田中さん)

(焚き火を眺める田中さん。「子供だと思って目を離さないで」)

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