投稿日:2021年6月8日 | 最終更新日:2021年8月18日
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モンベルのロングセラーモデル、ムーンライトテントの2型をご紹介します。僕はバイクでキャンプに行くので、とにかく「軽い・簡単」、この2つの条件を重視してテントを探していました。
条件1. 収納時サイズはとにかく軽くてコンパクト
バイクや自転車、公共交通機関で移動される方は車で行くのとは違い、持っていくアイテムを厳選しなければなりません。あれもこれもとはいかないので、軽くてコンパクトな方がいろいろと負担が少なくて良いです。
条件2. 簡単に設営が出来る。もちろん撤収も簡単。
ツーリングしながらキャンプに行く際、片道200kmほど走ることもあるので、設営に時間と体力はなるべく掛けたくないなぁと思っています。とくに暑い日や寒い日ほど、早く設営してゆっくりと休みたい。
こんなわがままな条件を叶えてくれるテントが、モンベルの「ムーンライトテント2」でした。
モンベルの代表的なテント「ムーンライトテント」とは?
モンベルは1975年に創業した日本の登山メーカーです。創業まもなくして、1979年にムーンライトテントの初期モデルが発売して以来、約40年もの間、多くの方々に愛されてきたロングセラーモデルです。
その名の通り、月明かりの薄暗い環境下でも設営できるこちらのテント。尚、執筆した2021年5月時点で、公式オンラインショップでは入荷時期未定で入手困難となっています。
スペックを見て行きましょう
mont-bell(モンベル)ムーンライトテント2
設営時サイズ:高さ117×幅150×奥行220cm
前室の奥行は前後ともに80cm
収納時のサイズ
本体:長さ35×直径17cm
ポール:長さ44×直径11cm
重量:本体とポールで2.21kg
ペグ、張り綱、スタッフバッグを入れても、たった2.46kgと軽量です。
参考価格:41,580円(税込)
公式ページ:https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1122763
新型は旧型よりも居住性が向上しているにもかかわらず、収納サイズは小型化されています。他社の同クラスのテントならば、収納時サイズは本体長さ50cm前後、重量も約4〜5kgが平均なので、ムーンライトテントがいかに軽量でコンパクトなのかがわかります。
テントカラーは2種類。ライトタンとスプリンググリーン。
キャンプ場のテントは意外と茶系が多いので、僕は爽やかなグリーンをチョイスしました。
設営、撤収がとっても簡単!
同梱品は、上からレインフライ、インナーテント、16cmアルミペグ12本、応急用パイプ、テントポールです。(グラウンドシートは別売りとなります。)
まずはポールを繋げて行きます。ポールはハブを中心にショックコードで繋がっていて、あっという間にテントの形に組み上がります。ヘリノックスのチェアなどと同じ仕組みです。これならポールを紛失したり間違うことはありません。ちなみにポールはあの有名なDACです。
ポールが繋ぎ終わったら、グラウンドシートの上にインナーテントを広げて、シートとテントの四隅にあるポール受けにポール先端部を差し込みます。
四隅に差し込み終わった時点で、もうなんとなく形が見えてきました。
あとはインナーテントに付いているフックをポールにパチパチっとはめて行き、あとはレインフライを被せ各部固定したら、あっというまに、はい完成!
ここまでで5分程度です。ペグ打ち入れても15分前後で完成出来ます。
前室はテント前後にあり、キャプテンスタッグのアルミローテーブル(幅40×奥行29×高さ12cm)を置くとこんな感じです。
通気性が良く、生地は難燃加工
出入り口にメッシュ、テント上部にはベンチレーションを備えているため、温度調整が簡単です。しかも、保水しにくい生地で蒸れにくくなっているので、梅雨の季節は助かります。
また、万が一生地に火が当たっても自己消火し燃え広がらないよう、難燃加工が施されています。
注:焚き火含め、火の取り扱いには十分注意しましょう。
まとめ
ムーンライトテントは、ホント驚くほど設営が簡単です。何も迷うことはありません!まさにモンベルのコンセプトである“Function is Beauty(機能美)”と“Light & Fast(軽量と迅速)”を具現化したテントです。簡単に設営・撤収出来るということはとても大事なことです。
キャンプ場と言っても、標高が高い地域では天候が急変することがあります。そんな中、30分も40分も時間掛けていると思わぬトラブルに遭うかもしれません。
設営・撤収に慌てる必要がなく、余裕を持ってのんびり過ごせる、それがムーンライトテントです。